バレンタインが今年もやってくる
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 2月14日 feat.川崎鷹也 | miwa | miwa | NAOKI-T | 1/18先行配信 |
2 | 一番会いたい人 | miwa,her0ism | miwa,her0ism | her0ism | |
3 | Love me | miwa,her0ism | miwa,her0ism | her0ism | |
4 | 片想い〜A.Guitar ver.〜 | miwa | miwa | 小倉博和 | 8thシングル リメイク |
リリースデータ
2023年2月8日 | 初登場15位 | 売上0.3万枚 | Sony Records |
miwa2ndEP。前作から半年ぶり、2作連続のEP。バレンタインをコンセプトにした作品。先行配信は「2月14日 feat.川崎鷹也」のみだった。新曲3曲+リメイク1曲の全4曲でO社基準でシングル扱い相当だったものと思われるが今回もアルバム扱いとなった。初回盤は2022年9月25日に東京国際フォーラム ホールCで開催された「miwa special concert 2022 “REVIVAL”」全20曲をフル収録したBlu-ray、フォトブック付。
前作に続いて恋に特化したコンセプト作にして今回はバレンタイン商戦に直球で乗せてきた。今回は疑似バンド風ですらなくあからさまに打ち込みのこざっぱりしたサウンドで新曲3曲とも統一されていてさらっとしている。前作は3曲先行配信してしまって新鮮さに欠けたものの5曲全て新曲だったが、今回は新曲3曲にリメイク1曲ではほとんど表題曲不在のシングルCDみたいな感覚。バレンタインまで1週間を切ってからのリリースとなったが、バレンタイン同様にすぐに過ぎ去ってしまう。
曲自体は普通にいいんだけど、今になってラブソングを強調してバレンタインに乗っかって踏み込むのが正直なんだかなというところはある。川崎鷹也はmiwaより年下の1995年生まれだがmiwa同様に既婚。今回は歌い手2人が既婚同士一児の親同士のラブソングデュエットとなっているので、かつて映画主演時に若手俳優といちゃつくようなMステ出演により「miwa あざとい」が検索候補トップに上がってくるような事はもう起こらないと思われるが…。しかし歌詞の内容がちょっと若者すぎないかとは思ってしまった。ファン層に入れ替わりがあるよりは減り行く固定ファンというフェーズなのは明白だし、それなりに年齢を重ねてきて当の本人が家庭持ちになってきている中で共鳴できる人たちもかなり少なくなっている頃合いのはず。この一直線ラブソング路線って実はけっこうニッチなんじゃないかと思うんだけどどうなんだろう(バレンタインデー過ぎまでAmazonレビュー1つも付かず)。もう少し等身大の視点での曲を聞きたいなぁ…。
印象度★★★☆☆
2022.2.18更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。作詞作曲編曲はTHE FIRST TIMES記事参照。