寒水魚
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 悪女 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利 | 11thシングル 最高1位 売上83.3万枚 リアレンジ |
2 | 傾斜 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利 | |
3 | 鳥になって | 中島みゆき | 中島みゆき | 青木望 | |
4 | 捨てるほどの愛でいいから | 中島みゆき | 中島みゆき | 青木望 | |
5 | B.G.M. | 中島みゆき | 中島みゆき | 松任谷正隆 | |
6 | 家出 | 中島みゆき | 中島みゆき | 青木望 | |
7 | 時刻表 | 中島みゆき | 中島みゆき | 青木望 | |
8 | 砂の船 | 中島みゆき | 中島みゆき | 青木望 | |
9 | 歌姫 | 中島みゆき | 中島みゆき | 青木望 |
リリースデータ
1982年3月21日(LP) 1982年3月21日(CT) 1983年4月1日(初CD化) 1986年11月5日(再発) 1989年3月21日(ゴールドCD) 1990年5月21日(再発) 2001年4月18日(CD) 2008年10月1日(限定紙ジャケCD) 2018年4月4日(HQCD/リマスター) |
最高1位 最高1位 - - - - - 初登場177位 初登場102位 |
売上49.0万枚 売上28.3万枚 - - - - - 売上0.09万枚 売上0.06万枚 |
Producer:中島みゆき | キャニオンレコード キャニオンレコード キャニオンレコード キャニオンレコード ポニーキャニオン ポニーキャニオン ヤマハミュージック ヤマハミュージック ヤマハミュージック |
中島みゆき9thアルバム。前年のシングル「悪女」が80年代で唯一の1位を獲得し、70年代唯一の1位獲得シングル「わかれうた」を越えるヒットを記録。今作もその勢いのまま前作以上のヒットを記録し、結果的にアルバムでは最高ヒット作となり、O社の1982年アルバム(LP)年間チャート1位も記録した。「悪女」はシングルでは船山基紀が編曲を担当していたが今作では後藤次利によりアレンジ変更されている。
当時はLPとカセットでの発売で1年後に初CD化。以降何度かの再発を経てされているが01年にヤマハから一斉再発されたものが長らく現行盤となっていた。08年には紙ジャケで限定再発もされている。2010年以降に1枚97,200円にてクリスタルディスクとして通販限定で発売された際はリマスターされている。2014年に今作〜18thまでの10作品が『中島みゆきBOX2』として受注限定生産で通販限定で販売されている。2018年にはこのBOXのリマスター音源を使用した初のリマスター盤がHQCDとして3回に分けて18作品順次リリースされた。今回入手したのは90年盤(01年盤を図書館予約して待ってたら4ヶ月以上動かないいわゆる借りパクしてやがる!!状態に陥ったため90年盤を予約しなおしたが01年盤借りパク停止状態の影響でこちらにも予約が数件集中してきていたため入手に時間がかかった)。
最大のヒット作ということだが…他のヒットシングルに比べて「悪女」はなんでこれだけこんな売れたのかよく分からないし、序盤はともかく青木望による編曲楽曲はどれも音数が少なくストリングスアレンジを施した古き良き昭和のかほりといった感じのしっとりとした曲ばかりな上に長い曲も多くてなんともとっつきにくく、正直これが最大ヒット作?と思ってしまった。特に今作はか弱めの声で歌っている曲ばかりで力強さがほとんどないので、90年代以降のパワフルなイメージが強いほどイメージの遥か圏外になりそうな作風だ。
印象度★★★☆☆