MIZU
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | サヨナラチャリ | ジンジン | ジンジン | 須藤優、MIZU | |
2 | 2時 | ジンジン | ジンジン | MIZU | |
3 | 水色 | ジンジン | ジンジン | 須藤優、MIZU | 1st配信シングル |
4 | ぶる〜 | ジンジン | ジンジン | MIZU | |
5 | 5日 | ジンジン | ジンジン | 伊藤立、MIZU | |
6 | 成功のなにがし | ジンジン | ジンジン | 磯貝サイモン、MIZU |
リリースデータ
2020年3月4日 | 初登場5位 | 売上2.3万枚 | プロデュース:MIZU、イナさん | SENHA & Co. |
メンバー
ボーカル、アコースティックギター、タンバリン、ピアニカ | ジンジン |
ボーカル、アコースティックギター、ハーモニカ | ガンガン |
MIZU1stミニアルバム。ゆず似の19歳2人組のアニメーションユニットによる初のCD作品。2月14日に配信していた「水色」を収録。2020年1月23日にゆずの公式YouTubeチャンネルにて活動開始を発表、1月25日に初回のライブ配信を行って活動を開始した。ゆず『YUZUTOWN』と同時発売。ファン第1号にして自称マネージャーという設定のFUNFUNによるライナーノーツ(内容はかなりふざけている)が封入されている。
突如始まったセルフパロディみたいなプロジェクトだが、ド頭のフレーズから「サヨナラバス」をパロっているので、なるほどそういう企画かとリスナーをMIZUの世界へと誘う。「サヨナラバス」「虹」「夏色」「する〜」「いつか」「栄光の架橋」をモチーフにして一部フレーズを引用した楽曲が並び、直近10年より前のゆずを知っていればニヤリとする仕掛けが施された1作。アコースティックを生かした短くてシンプルなバンドサウンドを中心としたゆずの前半10年(寺岡呼人が関わってた頃)を彷彿とさせる。設定を作ってふざけていたり若さを出したりしている辺りからは逆にすっかりオッサンになって求めている若者像みたいな感じも無くは無いけど、近年のゆずが生より打ち込み寄りの作風なのでサウンド面での初期回帰っぽさや懐かしさはある。
面白い企画ではあるけどジンジンが全曲書き下ろしててガンガンが1曲も書いてないバランスの悪さは気になった。『YUZUTOWN』でも岩沢氏2曲ポッキリなのでもう創作ペースが回復する事は無さそうではあるけど、ゆず初期のような素朴な作風ではガンガンにも分があると思うだけに残念。過去の曲のパロディ要素入れたりふざけた感じの歌詞を書くとなると確かに苦手そうではあるが…。
印象度★★★☆☆
2020.5.30更新