Colour by Number(DVD付)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Beautiful | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | |
2 | Frozen-Album version- | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | ツアー会場での今作予約者配布CD |
3 | Crazy | Maynard/Blaise | Maynard/Blaise | |
4 | PHONE CALL | Maynard/Blaise | Maynard/Blaise | |
5 | Puzzle | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | |
6 | Calling Heaven | Maynard/Blaise | Maynard/Blaise | |
7 | rise | Maynard/Blaise | Maynard/Blaise | |
8 | Miracle | Maynard/Blaise | Maynard/Blaise | |
9 | You Are Not Alone | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | 21stシングル 最高105位 売上0.06万枚 |
10 | 夏の情事 | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise/吉田健一 | 20thシングル(Monkey Majikと吉田兄弟) 最高64位 売上0.09万枚 |
11 | Walk with me | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise |
DISC-2 DVD
BLUE
MOON presents MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2013-2014〜DNA〜 @ORIX
THEATER(2014.4.5)
リリースデータ
2015年2月4日 | 初登場16位 | 売上0.6万枚 | Produced by MONKEY MAJIK | binyl records(エイベックス) |
メンバー
Vocal/Guitar | Maynard |
Vocal/Guitar | Blaise |
Drums | TAX |
Bass | DICK |
MONKEY MAJIK9thアルバム。前作以降の2シングルを発売。2014年9月からスタートしたツアー「MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2014」にて早くから発売が告知された。今作発売直後の2月7日に初の日本武道館ライブを行うことも同時に発表された。ツアー会場で今作を予約するとツアーでも披露されていた新曲「Frozen」CDが特典としてプレゼントされていた。今回いきなりアルバムバージョンとして収録されているのはこのため。オリジナルでは全英語詞だったとされているが、今作では一部日本語詞に変更されているので違いはそこだと思われる。またさりげなく今作ではtaxがTAXと大文字表記に変更された。DVD/Blu-ray付にはその1つ前のツアー「MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2013-2014〜DNA〜」から4月5日のオリックス劇場でのライブの模様をフル収録。入手したのはDVD付。
パッと聞きはここ数作と同じで、キーボードや打ち込み主体でバンド色が薄いがメロディー重視で流れるように聞きやすい安定した作風。しかし今作は色々新しい事にチャレンジしたとコメントされており、実際じっくり聞いてみると今までにないテイストがブレンドされている。分かりやすいところでは「Crazy」でのブラスサウンドや、「Walk with me」でのジョン・ルーカス率いる集団によるゴスペルコーラスは確かに新しい。「Change」以来となる吉田兄弟とのコラボでも、「Change」は特に海外でも評価が高かったらしく当然再コラボならその線をもう1度と求められるところで前と同じことをするのではなく、全く曲調の異なる一瞬沖縄っぽさがよぎる(沖縄音階とかではないので実際違う)ような「夏の情事」を仕上げてくるとか、さりげないんだけどこれも何気に挑戦だ。「PHONE CALL」なんかはポリス風味だし、確かに色々と取り入れているんだけど、そのどれもが物凄く分かりやすく取り入れまくっているわけではない。前述の曲でも印象に残りまくるほどにブラスを鳴らしまくるとか壮大なゴスペルサウンドにしてしまうという事はしない。どれもうまく溶け合わせている印象で、彼らの本質はあくまでメロディー主体。だからこそ全体の雰囲気はそんなに変わったようには聞こえないんだけど、それでいて適度に新鮮。今回もさりげなく最高傑作を更新してしまったようなそんな1作だ。惜しむべきは「You Are Not Alone」なんかに顕著なようにドラムが軽く仕上げすぎで、明らかにライブで生の演奏で聞いた方が出来が良かったりするところ。まあ彼らの場合、ほとんどの楽曲がライブの方が良かったりするんだけど「You Are Not Alone」はそれが特に強く感じられた。
「You are Not Alone」は入っていないが、そんなCDよりもバンド感のあるライブがフルで楽しめるDVDorBlu-ray付の入手がおススメ。
印象度★★★★☆