enigma(Blu-ray付)

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 Tokyo lights Maynard/Blaise/TAX Maynard/Blaise  
2 40 days Maynard/Blaise Maynard/Blaise  
3 A.I. am Human Maynard/Blaise/TAX Maynard/Blaise 22ndシングル 最高90位 売上0.08万枚
4 Seiko Maynard/Blaise Maynard/Blaise  
5 Is this love? Maynard/Blaise/TAX Maynard/Blaise 23rdシングル 最高96位 売上0.04万枚
6 Venom Maynard/Blaise/TAX Maynard/Blaise 女性ボーカルが参加しているがプロではない一般の女性としか明かされていない
7 Fall Apart Maynard/Blaise Maynard/Blaise  
8 Ordinary Man Maynard/Blaise Maynard/Blaise  
9 Fight This Storm Maynard/Blaise Maynard/Blaise  
10 ray of light Maynard/Blaise Maynard/Blaise 配信シングル(movie ver.) オリジナルバージョン初収録 初CD化
11 のぞみ Maynard/Blaise Maynard/Blaise 配信限定シングル『映画「望郷」主題歌スペシャル』収録曲 初CD化
moumoon&MONKEY MAJIK名義だったがコラボは無く、moumoon2曲、MONKEY MAJIK1曲を収録した内容

 

Blu-ray
MONKEY MAJIK ”原点回帰”LIVE FILM
No タイトル 備考
1   オープニング
2 虹色の魚 12thシングル
3 Fall Back 8thシングル3曲A面3曲目
4 rise 9thアルバム『Colour by Number』収録曲 インタビュー映像
5 Save the last dance 8thアルバム『DNA』収録曲 インタビュー映像
6 turn 3rdアルバム『thank you』収録曲 インタビュー映像
7 Wonderland 6thアルバム『westview』収録曲 インタビュー映像
8 wait 仙台タワレコ限定ミニアルバム『tired』収録曲、1stアルバム『SPADE』収録曲 インタビュー映像
9 Frozen 9thアルバム『Colour by Number』収録曲
10 ray of light 配信シングル、今作でCD化 インタビュー映像
11 A.I.am Human 22ndシングル

リリースデータ

2018年3月21日 初登場28位 売上0.29万枚 Produced by MONKEY MAJIK binyl records(エイベックス)

メンバー

Vocal/Guitar Maynard
Vocal/Guitar Blaise
Drums TAX
Bass DICK

MONKEY MAJIK11thアルバム。前作から2年ぶり。前作以降のシングル2曲、配信でリリースされていた2曲を収録。「A.I. am Human」「Is this love?」は3DCGアニメ『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』OP/EDとして2週間限定上映&後にNetflixで配信されたタイミングでそれぞれシングルCDとして発売された(シングルCD発売は2年ぶりだった)。「ray of light」は映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』主題歌として17年3月に配信限定でリリースされていた(movie ver.)。「のぞみ」は配信限定シングル『映画「望郷」主題歌スペシャル』として配信されていた。『映画「望郷」主題歌スペシャル』は実際には映画の主題歌はmoumoonでその後のドラマ版「夢の国-望郷-」主題歌にmoumoonの新曲、「光の航路-望郷-」主題歌として「のぞみ」が起用され、これらを合わせて配信シングルとしてまとめたものだった。このためシングルの名義はmoumoon&MONKEY MAJIKだったがmoumoon2曲、MONKEY MAJIK1曲が収録されているだけで両者がコラボした曲は無い

「Venom」には女性ボーカルが参加しているが、クレジットには一切記載しておらず、インタビューでもプロではない一般の女性としか明かされていない(ナタリーのインタビュー時にはついに「お化けということに」の一言で片づけてしまいより匿名性を高めている)。

Blu-ray/DVDには「MONKEY MAJIK ”原点回帰”LIVE FILM」を収録。

前作に続いてキーボード、打ち込み主体。今回は日本的なものがテーマになっているようだが、中盤で和のテイストが若干ブレンドされているものの、どちらかというと"東洋の神秘"みたいなどこか不思議な感じだろうか。総じてサウンドも印象も薄めの仕上がり。前作に続いてキラーチューンがあまりなく、なかなか1曲1曲で残ってこないがBGMとしては心地いい。前作でガラッと方向性が変わってあまりしっくり来なくなってしまったが、相変わらず訳詞も写真も無く、歌詞だけが並ぶ味気ないブックレットといい、パッケージの簡素さで言うと買ってる作品の中でMONKEY MAJIKが最も味気ないんだけど、ここ最近は更なる薄味のサウンドといい、あまりコンポでじっくり構えて聞くのに向いた作品とは思えなくなってきたところがある

 

Blu-ray、DVD付で発売されるようになってからは価格差が1000円に及ぶ事もあって価格差が不安定だったためDVD付の方を選択するようになっていたが、今作では過去最小幅の300円差まで縮んだのでBlu-rayの方を選択した。

内容の方は2017年4〜7月に行われた47都道府県ツアー「MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2017-LIVE HOUSE 原点回帰-」最終地点7月16日の沖縄・桜坂セントラルでのライブの模様の抜粋+メンバー、スタッフインタビュー。メニュー画面には曲目のみしか記載されておらず、チャプター分けも曲終わりの部分で切られているが、1曲フル収録されているのは一部の曲だけで、大半の楽曲はインタビュー映像の後にライブの一部のみになっていたりする。選曲含めてもファン向けだが、近年バンドサウンドから遠ざかっているMONKEY MAJIKがライブハウスでロックバンドしている姿は確かにバンドとしての原点回帰を感じさせる。47ツアーの最終地点が桜坂セントラルというのは07年のDEENと全く同じなので会場の外観が映った時に思いっきり見覚えのある建物だったのもちょっと驚いた。

ただこの原点回帰が次なる作品である今作に生かされたのかというと前述のように今作も前作以上にバンドから遠ざかった打ち込みサウンド中心の仕上がりなので、原点回帰で原点回帰したもののそれで完結していたという事だろう。この熱いライブの感じを反映した作品も聞きたかったのが正直なところではある。

enigma(Blu-ray Disc付)Blu-ray付  enigma(DVD付)DVD付  enigma通常盤 

印象度★★★☆☆

2018.6.30修正

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