northview(DVD付)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Please Don't Stop The Music | Maynard/Blaise | Maynard/Blaise | 2月5日先行配信 |
2 | Bitten By You | Maynard/Blaise | Maynard/Blaise | 配信シングル |
3 | Tunnel Vision | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | |
4 | Golden Road | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | 2月5日先行配信 |
5 | Amazing | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | 2月12日先行配信 |
6 | I Need Your Love | Maynard/Blaise | Maynard/Blaise | |
7 | Metamorphose | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | 2月19日先行配信 |
8 | Don't Look Back | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | |
9 | Into The Night | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | |
10 | Walk Alone | Maynard/Blaise/TAX | Maynard/Blaise | 2月12日先行配信 |
DVD
"Golden Road" Music Video
"Bitten By You" Music Video
northview:A MONKEY MAJIK Documentary
リリースデータ
2020年2月26日 | 初登場23位 | 売上0.2万枚 | Produced by MONKEY MAJIK | エイベックス(A.S.A.B) |
メンバー
Vocal/Guitar | Maynard |
Vocal/Guitar | Blaise |
Drums | TAX |
Bass | DICK |
MONKEY MAJIK12thアルバム。コラボレーションアルバム『COLLABRATED』から1年ぶり、オリジナルアルバムとしては1年11ヵ月ぶり。前作以降の配信シングル「Bitten By You」を収録。05年2nd『eastview』、11年6th『westview』、16年10th『southview』に続く〜viewシリーズ第4弾。今作ではMaynard/Blaiseの故郷であるカナダで一軒家を借りてメンバーとマネージャーやエンジニアなど極少数のスタッフが共同生活を3週間ほど送りながら制作された。合宿時にカナダで撮影された「Golden Road」MVが制作されリード曲となった。また2月5日より3週連続先行配信として「Please Don't Stop The Music」「Golden Road」(2月5日)、「Amazing」「Walk Alone」(2月12日)、「Metamorphose」(2月19日)が先行配信された。Blu-ray付、DVD付には「Golden Road」「Bitten By You」のMVとカナダでのドキュメント映像を収録。不安定だったBlu-ray、DVDの価格差が『COLLABRATED』でついに同価格となっていたが今作では再度Blu-ray(5280円)とDVD(4950円)に価格差が生じた。
メジャーデビュー以降エイベックスのbinyl recordsに所属していたが2017,2018年頃には既に所属者はMONKEY MAJIKだけとなっており、2019年3月の『COLLABRATED』を最後に2019年4月に新たにA.S.A.Bレーベルが設立されレーベル移動となった。これに伴いAVCHを品番としていたbinyl recordsは所属者がいなくなり消滅。レーベル移動に伴いRZCBという新しい品番に変わった。
『COLLABRATED』で兆候があったが、今作では前2作での洋楽寄り、バンドから遠ざかり過ぎだったトラックメイカーサウンド状態からある程度のバンドサウンド、そして聞かせるメロディーも戻ってきた。リード曲となった「Golden Road」は非常に強いメロディーとバンドサウンドが聞ける名バラードで久々に1曲単位でも耳に残る曲が(飛び道具的なインパクト以外で)来た印象。また全体にかなりスッキリというかコンパクトな楽曲が多く、元から短めだったとはいえついに総尺37分程度と1曲平均4分を割るような短さ。気を抜いているとあっさり終わってしまう。終盤にもう少し強く引っかかる曲があれば良かったとか、ドラムは初期くらいにもう少し存在感戻してもいいんじゃないかとかあるけど、それでも個人的には前2作がなかなか馴染んでこないままだったので大いに持ち直したというか戻ってきた感のある久々に満足度の高い1作になった(改めて前2作も聞き直したけどやはり今作がグッと良かった)。
DVD
再度価格差が生じたのとMV2曲のうち1曲はタイアップ先アニメーションを使用したものでドキュメントも高画質である必要が無いと判断しDVDを選択した。
『northview:A MONKEY MAJIK Documentary』のドキュメント映像は『southview』の時のドキュメントとほぼ同じ構成。今回も一軒家を借りてメンバーとスタッフ数名で共同生活を送って現地のスタジオと行き来しながら制作を進めていく模様が映し出されている。あまり詳しい説明が入らないので実際にどのように制作されていたかは良く分からず、映像だけ見ると大半の曲をこの家の中で作ったかのようにも思えるが、インタビューと照らし合わせるとカナダに行ってゼロから作ったのは2曲くらい、カナダのスタジオの方では主にミックス作業をしていたと語られている。また映像では現地カナダのスタジオで現地のエンジニアが登場してスタジオ内の楽器を色々紹介してくれたり、一部レコーディングに参加してもらい(アルバム冒頭の声)、最後の打ち上げに招いて盛り上がるシーンも映し出されているがアルバムクレジットを良く見るとこの現地エンジニアの名前はエンジニアとしてはクレジットされていない。録音ミックスを担当しているのはTETSUYA"TETZ"SUZUKIという日本のエンジニアであり、映像では彼と映像を介してやり取りをしている様子が出てくる。どうやらTETSUYA"TETZ"SUZUKIだけは一軒家にほとんど帰らずにカナダのスタジオにほぼ常駐してミックス作業を行っていたようで後半は少しお疲れ気味な様子も出てくる。カナダで主にミックス作業というメンバーの言葉もあるだけに、比較的リラックスして生活を楽しんでいるメンバーやマネージャーらスタッフに対してTETSUYA"TETZ"SUZUKIだけは仕事本番モードだったのか…。
「Golden Road」はその現地カナダで制作されたもので少女が主役になっているがメンバーも登場し、日本ではない異国の雪景色が美しい。「Bitten By You」はアニメ映像なのでタイアップ先を知らないとなんだか良く分からないが、一応見た感じ場面をバラバラに繋いだのではなくストーリーダイジェストっぽくなっているのでなんとなく雰囲気は掴めた。
印象度★★★★☆
2020.5.9更新