SPADE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 5.30 | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | |
2 | i like pop | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | |
3 | wait | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | 仙台タワレコ限定ミニアルバム『tired』収録曲 |
4 | すぐちかく | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | |
5 | palitical believer | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | |
6 | and i | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | |
7 | 靴の音 | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | |
8 | monica | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | |
9 | フミダスチカラ | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | 仙台タワレコ限定ミニアルバム『tired』収録曲(LIVE) スタジオ音源初収録 |
10 | don't you cry | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK | |
11 | 風来 | MONKEY MAJIK | MONKEY MAJIK |
リリースデータ
2003年9月24日(仙台タワーレコード限定先行発売) 2004年4月14日(全国発売) 2004年9月22日(全国発売) |
- 最高192位 - |
- 売上0.6万枚 - |
UNDER HORSE RECORDS |
メンバー
Vocal/Guitar | Maynard Plant |
Guitar/Vocal | Blaise Plant |
Bass | 漆坂ミサオ |
Drums | 菊池拓哉 |
MONKEY MAJIK1stアルバム。02年にタワーレコード仙台店限定で発売された1000枚限定ミニアルバム『TIRED』(6曲入り)に続く作品。公式サイトのアルバム枠では1作目、現存最古の作品となる。03年に地元仙台のタワーレコード仙台店で先行発売され、04年になって全国発売され、これにより初の全国流通作品となった。『TIRED』に収録されていた「wait」が収録され、ライブ音源で収録されていた「フミダスチカラ」はスタジオ音源で収録されている。今作では前作に続いて作詞作曲は全てMONKEY MAJIK名義になっているが、後のベスト盤収録の際はMaynard/Blaiseの共作名義、日本語詞は漆坂ミサオという表記に変更されている。仙台タワレコのランキングでは13週連続1位&年間1位の大ヒットを記録したとされているが、当時のO社チャート300位以内のランクイン記録は残っておらず地元仙台のみでの局所的な売れ行きだったようだ。その後06年のメジャーデビュー直後に213位に初ランクインし、そのまま7週連続300位以内にランクインした。192位はそのうちの3週目に記録している。
MONKEY MAJIKは2000年結成を起点としてアニバーサリーを掲げているが、初作品である前作でも02年(現状入手困難)、現存する最古の作品である今作でも03年04年でしかも当時はほぼ地元仙台での知名度しかなかったので、10周年とか15周年とか掲げた際もなかなかリスナーが同じ年月を共有できなかったどころか、最初の頃は音源が無いので後追いすら出来ない。
今作時点でのMONKEY MAJIKは結成当初はMaynardと漆坂と別の外国人メンバーだったのが交代を重ねて、前作リリース時にメンバー4人で固定。今作は引き続き前作と同じメンバー4人でリリースされており、05年に漆坂ミサオが脱退して、DICKに交代してメジャー以降のメンバーが出揃う。
前作からの変化では今作から全英語詞のナンバーが毎回数曲以上入るようになった事、Maynardが常時帽子着用のスタイルになった事。菊池拓哉(tax)の風貌はメジャー以降と異なるが、ボーカル担当の兄弟の見た目はメジャー以降とほぼ変わらない感じになった。楽曲としては前作でも見せていたが、前作より洗練されたアコースティックを生かしたシンプルなバンドサウンド基調。1発で強く印象には残らない、いわゆるシングルのような曲は無いがスッと耳に入ってくるグッドメロディーが流れていき、けっこう何度も聞ける、という持ち味は既に健在。インディーズ時代は曲数の少ないミニアルバムやベスト盤の方が1曲1曲の残りやすさはあるけど、メジャー初期に通じていく空気は既に完成されているので、徐々に彼らの良さが見えてきたころに聞いていくと心地よく感じられると思う。
印象度★★★☆☆
2018.5.14修正