TIRED
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | i spy | Monkey Majik | Monkey Majik | |
2 | tired | Monkey Majik | Monkey Majik | |
3 | 早くても遅くても | Monkey Majik | Monkey Majik | |
4 | they brought it down | Monkey Majik | Monkey Majik | |
5 | wait | Monkey Majik | Monkey Majik | |
6 | フミダスチカラ (LIVE BONUS TRACK) | Monkey Majik | Monkey Majik | ライブ音源 |
Strings on song two arranged and perfomed by Takeshi Hanzawa
リリースデータ
2002年5月13日(タワーレコード仙台1000枚限定) | インディーズ |
メンバー
Vocal/Guitar | Maynard Plant |
Guitar/Vocal | Blaise Plant |
Bass | 漆坂ミサオ |
Drums | 菊池拓哉 |
MONKEY MAJIK限定ミニアルバム。タワーレコード仙台店で1000枚限定で発売された。00年の結成から2年、公式サイトに掲載されている最古の作品。ドラムの菊池拓哉(tax)の加入はほぼ今作と同時期とされており、ドラムの正規メンバーとしてクレジットされているものの、歌詞カードにはDrums on this album perfomed by Jan Kuypersと記載されているため音源には参加していないようだ。Jan Kuypersというのは前任のドラマーと思われる。タワーレコード仙台店で6週連続1位を記録し完売したとされており、公式サイトでもアルバム枠ではなくOther枠に掲載されている。04年の1stアルバム『SPADE』には「wait」と、今作ではライブ音源で収録されている「フミダスチカラ」がスタジオ録音で収録されている。「tired」は2010年のベスト盤『MONKEY MAJIK BEST〜10 Years&Forever〜』にリマスターで収録された。
一般流通した最も古い作品が今作のようだが、06年のメジャーデビューを前にして04〜05年にかけてインディーズで連続リリースしていった時期とは大きな変化はない。ロック色が強めでバンドサウンドも後のようにまとまってなくてラウドである点が04年以降よりもさらに強めに出てはいるが、全く違う曲調をやっているわけではない。キャリアを重ねるほどにサポートのキーボードや打ち込み主体になっていくので、今作のバンド感の強さは貴重でもあるが、この頃はライブハウスでの演奏を活動の主軸としていたので、その雰囲気がそのまま反映されているものと思われる。ただ最後の「フミダスチカラ」のライブ音源は音質激悪で、なんか客席にマイク置いて録音しただけみたいな音源で演奏がちょっと遠くて客がワイワイしている音声の方が鮮明っていう。
意外だったのが6曲とも全部歌詞に日本語が含まれていたこと。全英語詞の曲が無いというのは実はアルバム単位で見るとこれが唯一。外国語指導講師として中学で教えていたMaynardはともかく、日本に呼び出されたBlaiseはまだそんなに日本語が喋れるようにはなっていなかったと思われ、初期はほとんど英語でやっているのかと思っていたのでこれは驚きだった。
印象度★★★☆☆
2018.5.9更新