COMPLETE BEST

DISC.1 BEST SIDE
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 GOLD 佐々木収 佐々木収 MOON CHILD 1stベスト『Treasures of MOON CHILD』収録曲
2 STAR TOURS 佐々木収 佐々木収 MOON CHILD・井上鑑 11thシングル　最高75位　売上0.3万枚
3 グロリア 佐々木収 佐々木収 MOON CHILD・井上鑑 10thシングル　最高80位　売上0.3万枚
4 フリスビー 佐々木収 佐々木収 MOON CHILD 9thシングル　最高48位　売上0.8万枚
5 requiem for the man of nomad 佐々木収 佐々木収 MOON CHILD・明石昌夫 8thシングル　最高34位　売上2.1万枚
2020年アナログ盤(「ESCAOE」と両A面)
6 Hallelujah in the snow 佐々木収 佐々木収 MOON CHILD・浦清英 7thシングル　最高16位　売上9.1万枚
7 アネモネ 佐々木収 佐々木収 MOON CHILD・浦清英 6thシングル　最高13位　売上10.0万枚
8 ESCAPE 佐々木収 佐々木収 Moon Child・今井裕 5thシングル　最高1位　売上59.8万枚
2020年アナログ盤　最高118位　売上0.02万枚
9 微熱 佐々木収 佐々木収 Moon Child・今井裕 4thシングル　100位圏外
10 Blue Suede Shooting Star 佐々木収 佐々木収 Moon Child・浦清英 3rdシングル　100位圏外
11 Over the rainbow 佐々木収 佐々木収 Moon Child・浦清英 2ndシングル　最高99位　売上0.3万枚
12 Brandnew Gear 佐々木収 佐々木収 Moon Child・浦清英 1stシングル　100位圏外

　

DISC.2 LIVE SIDE
LAST LIVE“Pop&Decadence”@渋谷公会堂(1999.2.24)
No タイトル 作詞 作曲 備考
1 STAR TOURS 佐々木収 佐々木収 11thシングル
2 マリーのコーヒーカップ 佐々木収 佐々木収 3rdアルバム『POP AND DECADENCE』収録曲
3 朝焼けの唄 佐々木収 佐々木収 3rdアルバム『POP AND DECADENCE』収録曲
4 ポータブルロック 佐々木収 佐々木収 2ndアルバム『MY LITTLE RED BOOK』収録曲
5 ESCAPE 佐々木収 佐々木収 5thシングル
6 フリスビー 佐々木収 佐々木収 9thシングル
7 ミスター・スプラッシュマン 佐々木収 佐々木収 3rdアルバム『POP AND DECADENCE』収録曲
8 WILD CHERRY 佐々木収 佐々木収 2ndアルバム『MY LITTLE RED BOOK』収録曲
9 微熱 佐々木収 佐々木収 4thシングル
10 requiem for the man of nomad 佐々木収 佐々木収 8thシングル
11 夏草の想い 佐々木収 佐々木収 6thシングル『アネモネ』C/W
12 Hallelujah in the snow 佐々木収 佐々木収 7thシングル
13 選ばれた場所 佐々木収 佐々木収 2ndアルバム『MY LITTLE RED BOOK』収録曲

　

DVD
No タイトル 備考
MUSIC CLIP
1 Brandnew Gear 1stシングル
2 Over the rainbow 2ndシングル
3 Blue Suede Shooting Star 3rdシングル　
4 微熱 4thシングル
5 ESCAPE 5thシングル　
6 アネモネ 6thシングル
7 Hallelujah in the snow 7thシングル　
8 requiem for the man of nomad 8thシングル
9 フリスビー 9thシングル　
10 グロリア 10thシングル
11 STAR TOURS 11thシングル
LIVE LAST LIVE“Pop&Decadence”@渋谷公会堂(1999.2.24)
1 STAR TOURS 11thシングル　DISC-2と同一音源のライブ映像
2 ESCAPE 5thシングル　DISC-2と同一音源のライブ映像

リリースデータ

2005年4月6日 初登場220位 売上0.1万枚 avex trax

メンバー

Vocal&Guitar 佐々木収
Guitar 秋山浩徳
Bass 渡辺崇尉
Drums 樫山圭

MOON CHILD2ndベストアルバム。99年2月24日の解散後99年9月のベスト『Treasures of MOON CHILD〜THE BEST OF MOON CHILD〜』以来となる作品。DISC-1は曲目・曲順も『Treasures of MOON CHILD』と全く同じだが、別バージョンで収録されていた曲もシングルバージョンに差し替え・統一され、シークレットトラックのライブ音源もカットされているという違いがある。DISC-2は1999年2月24日渋谷公会堂でのラストライブから抜粋した13曲を収録。DVDは全シングルMV11曲とDISC-2のライブから2曲のライブ映像を収録。最初から2CD+DVDの1種のみ。1年前にCCCDは終了していたがレンタル用でのCCCD採用が継続しており、レンタルではCCCDで流通した。

今作はメンバー公認作となっていてジャケットはシングル『アネモネ』と同じ場所、同じ構図でメンバーが再集結して撮り下ろした写真となっている。

配信ストリーミング版では「requiem for the man of nomad」にRED BOOK Version表記があるが誤表記であり、配信されているのはCDと同じくシングルバージョンである。

デビュー10周年にも1年早い謎のタイミングでのリリースだったが、タイトル通りにコンプリートなベスト盤。DISC-1が前のベストと同じ選曲なのは残念でもう少し考えてほしかったところではあるが…。未発表アレンジだった「requiem for the man of nomad」、アルバムバージョンだった「微熱」がシングルバージョンに差し替えられ、シークレットトラックもカットされているっていうのはどうもなぁ…。結局「requiem for the man of nomad(RED BOOK version)」と「Brandnew Gear」のライブ音源は『Treasures of MOON CHILD』でしか聞けずに手放せないわけで…。「ESCAPE」の1発屋状態となってしまったが、シングルにおける幅広さと終始失われないポップセンスはずば抜けていたと改めて感じられる1作。

ライブ音源は貴重だが13曲しかないので普通に抜粋と思われる。解散ライブではあるが『POP AND DECADENCE』リリース直後のアルバムツアーも兼ねているので当然『POP AND DECADENCE』中心に過去曲を織り交ぜる構成。レアなアルバム曲のライブ音源が聞ける一方で売上2位の「アネモネ」が入ってなかったりと、後にも先にもこれっきりのライブ音源としてはやや惜しい部分もある。

MVは「Hallelujah in the snow」までは98年にVHS『CLIPS-1』で商品化されていたが『2』が出る事も無く映像作品それ1作ポッキリだったので、ラスト3シングル初商品化、全曲初DVD化、最後のライブ映像2曲は唯一のライブ映像となる。エイベックス初のロックバンドだったなMOON CHILDだが、MVではボーカル佐々木収が一応担当はギターなんだけどギターを持たずに何故かひたすらクネクネと踊りまくっている場面が目立ち、ダンスミュージック色の強いエイベックスが彼らを獲得したのは佐々木氏のダンス癖を見て通じるものを感じたのが理由だったのか…？とちょっと思った。なお秋山浩徳が正式加入したのは3rdからでデビュー時は3人組だったため、MVも最初の2曲は3人組となっている。作風が幅広かっただけにMVも作風がとっちらかっていて、MOON CHILDをどういうロックバンドとして見せていくのかは終始課題だったのかもしれない。

今作の後は2012年秋に再結成を発表し、2013年1月にライブを行った。この際は途中加入の秋山浩徳が不参加でデビュー当時の3人のみとなっていた。再結成ライブの直後に佐々木が原因不明のめまいによる療養を発表し、以降はMOON CHILDの継続的な活動は無く、再結成も有耶無耶になってしまい、再結成で新規制作された公式サイトも2014年に消滅した。そのまま数年が経過したが2017年に突如Do As Infinityとのジョイントライブを行い再集結した。この際には秋山も復帰して4人が揃った。2019年にも再度Do As Infinityとのジョイントライブを行い、2020年には"オサム＆ヒロノリ from MOON CHILD"と佐々木と秋山の2人でアコースティックユニットを結成し、新作とMOON CHILDセルフカバーを交えた配信作品を立て続けに発表した。何度か再結成を繰り返しているもののMOON CHILDとしての新作は未だに発表されていない。

2020年に『ESCAPE/requiem for the man of nomad』の両A面仕様で限定アナログ盤をリリースした際は今作のジャケットが流用された。

B0007G8CFM

印象度★★★★★

2023.1.5修正

戻る