tambourine
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | タンバリン | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | |
2 | ラヴソング | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | 4thシングル『微熱』C/W(カット) シングルVer.は"Hard Dub Mix" |
3 | Brandnew Gear | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | 1stシングル 100位圏外 |
4 | Over the rainbow | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | 2ndシングル 最高99位 売上0.3万枚 |
5 | 記念日 | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | |
6 | Everything to love,Everything to lose | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | |
7 | PiPi | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | |
8 | Just Made Love | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | 1stシングルC/W |
9 | Sweet R&R Music | 佐々木収 | 樫山圭、 佐々木収 |
Moon Child,浦清英 | |
10 | 瞳とじれば | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | |
11 | ある朝 | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | |
12 | Blue Suede Shooting Star | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 | 3rdシングル 100位圏外 |
13 | グッド・バイ・バイ | 佐々木収 | 佐々木収 | Moon Child,浦清英 |
リリースデータ
1996年11月21日 | 初登場65位 | 売上0.5万枚 | Produced by Moon Child | エイベックス |
メンバー
Vocal,Harp,Pianica&Background Vocals | 佐々木収 |
Bass&Background Vocals | 渡辺崇尉 |
Drums,Percussion&Background Vocals | 樫山圭 |
Guitars&Background Vocals | 秋山浩徳 |
Moon Child1stアルバム。96年5月デビュー。ダンスサウンドを主流としていた新鋭のレコード会社エイベックスでは初のロックバンドだった。シングル3作とC/W1曲を収録。デビュー当時は佐々木収、渡辺崇尉、樫山圭の3人組で秋山はギターのサポートメンバーとして参加していたが、3rdシングルより正式なメンバーとなり4人組となった。通常2番目に表記されることの多いギタリストの序列が4番目なのはこのためと思われる。アルバムタイトル及び1曲目の「タンバリン」は前身バンドの名前がタンバリンズだったことに由来しているようで、FC名も「タンバリン」になった。ブックレットでは1ページ目に「タンバリン」の歌詞が先に掲載され、次のページに曲目が記載されている。シングルは100位以内に入るか入らないか程度で、今作も100位以内1週のみのランクインとなった。
プロデューサーとして参加している浦清英は当時Mr.Childrenのサポートキーボードを担当していた人物(小林武史がライブにも参加するようになった06年頃を最後にサポートから外れた)。ミスチルのライブ盤『1/42』の写真集の中にキーボード弾いているやや大柄な坊主のオッサンが映っているカットが1枚あるがそれが浦清英だ。なお今作ではプロデュースに徹していたようで全曲キーボード弾いているのは河野圭となっており、浦清英は演奏には参加していない。
キーボードも加えたオシャレなバンドサウンドが展開。ギターでガンガン引っ張るわけではないので印象としてはポップだが、売れ線っぽさだとかキャッチーさはそんなに強くない。しかしセンスの良さを感じるようなサウンドは統一感があって心地いい。このオシャレな統一感は3作の中でも随一で、最もシンプルなアルバムではあるが、トータルでの聞きやすさも抜群に高い。解散後にベスト盤を聞いてから今作を聞いた時は地味に感じてしまったが、当時はとにかく歌メロ重視で聞いていたためで、その後しばらくして今作を聞いたら演奏の良さがとても心地よくなった。シングルにしても次回作以降のような強い1曲は無いけど最後までスルッと気持ちよく聞ける1作。
印象度★★★★☆
2018.1.3全面修正