TAIYO

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 夏はパラレイロン(ララ サンシャインPart2) 森高千里 伊秩弘将   「ララ サンシャイン」の原曲
2 出来るでしょ!! 森高千里 伊秩弘将    
3 GIN GIN GIN 森高千里 森高千里    
4 秋の空 森高千里 高橋諭一    
5 長男と田舎もん 森高千里 伊秩弘将    
6 SO BLUE 森高千里 伊秩弘将 高橋諭一 28thシングル 最高7位 売上27.0万枚
7 太陽と青い月 森高千里 森高千里 前嶋康明 30thシングル『銀色の夢』C/W(カット)
太陽神ヴァージョンとしてリメイク
8 休みの午後 森高千里 斉藤英夫 斉藤英夫 26thシングル 最高5位 売上21.9万枚
9 ララ サンシャイン 森高千里 伊秩弘将   29thシングル 最高5位 売上17.9万枚
08年再発盤 最高79位 売上0.08万枚
10 薹が立つ 森高千里 伊秩弘将    
11 夜の海 森高千里 高橋諭一    
12 HEY! VODKA ドーシー魚塚 森高千里    
13 照れ屋 森高千里 真田カオル    
14 ボーッとしてみよう 森高千里 森高千里   31stシングル『Let's Go!』C/W(カット)
Sweet Baby Versionとしてリメイク
15 HERE COMES THE SUN GEORGE HARISSON   ビートルズのカバー

ストリングスアレンジ:高橋諭一(9)

リリースデータ

1996年7月15日 初登場3位 売上38.6万枚 Produced by YUKIO SETO
Co-Produced by SHIN HASHIMOTO and YUICHI TAKAHASHI
ONE UP MUSIC

森高千里10thアルバム。ベスト盤『DO THE BEST』を経て2年ぶりのオリジナルアルバム。『DO THE BEST』以降のシングル3曲を収録。27th「ジン ジン ジングルベル」は未収録。「ジン ジン ジングルベル」は元々95年にサントリーアイスジンのCMタイアップで使用されていた「GIN GIN GIN」のクリスマス期間用に歌詞とタイトルを変更した楽曲だった。オリジナルである「GIN GIN GIN」はCD化されていなかったが今作で初収録となった。またサントリーアイスウォッカのCMソングとなった「HEY! VODKA」も「GIN GIN GIN」を流用した楽曲となっている。また「夏はパラレイロン(ララ サンシャインPart2)」は元々は「ララ サンシャイン」より先に完成していた楽曲だったがフジテレビ『めざましテレビ』テーマ曲のタイアップが来たため歌詞とサビ以外のメロディーを作り直して「ララ サンシャイン」を先に発表したため今作では「ララ サンシャインPart2」という表記で収録している。ベスト盤のミリオンヒットから一転して前2作のオリジナルアルバムよりも売上を落とした。

ベスト盤を経た事とデビューから多くの楽曲を提供・編曲していた斉藤英夫は「休みの午後」が結果的に最後の参加となるなど転換期でもあり、区分するのであればここからが活動後期となる。というかTVやライブでの歌唱活動を再開してからも現在でも新曲やオリジナルアルバムを制作している様子は全くなさそうなので、新作アルバム制作という単位で見れば後期というより末期と言ってもいいのかもしれない。本人の演奏楽器はドラムのみに固定され、全曲ドラム演奏+「照れ屋」「HERE COMES THE SUN」ではリコーダーも演奏している。以前のようにギターやキーボードは演奏していない。

ここまで来るとある程度の進化や変化も無くなってきて安定感が勝ってくるようにはなってきた。独特のセンスも炸裂はしているのだが、落ち着いた雰囲気の方が先に立つ。ドラムプレイは「HERE COMES THE SUN」で最後を飾るのもあるがリンゴ・スター的な雰囲気がより強くなった。「夏はパラレイロン」だったのを「ララ サンシャイン」に書き直したり、アイスジンにしてもアイスウォッカにしてもそのままサントリーという企業名が歌詞に入っているし、「ジン ジン ジングルベル」は未収録ながら同じ曲を基にして3曲も作っていたりで、CMソングや番組テーマ曲の印象がだいぶ強くなっている印象。割と普通にいい曲路線になってインパクトが弱くなってきている中ではこうしたタイアップソングの強さが際立ってきた感じも。

TAIYO  

印象度★★★☆☆

2020.2.11更新

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