UHQCD THE FIRST BEST SELECTION '93〜'99
| No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
| 1 | 渡良瀬橋 | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 17thシングル 最高9位 売上31.0万枚 |
| 2 | 私の夏 | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 18thシングル 最高5位 売上38.2万枚 |
| 3 | 風に吹かれて | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 20thシングル 最高1位 売上38.1万枚 |
| 4 | 気分爽快 | 森高千里 | 黒沢健一 | 高橋諭一 | 22ndシングル 最高3位 売上43.8万枚 |
| 5 | 二人は恋人 | 森高千里 | 斉藤英夫 | 斉藤英夫 | 25thシングル 最高5位 売上44.4万枚 |
| 6 | ジン ジン ジングルベル | 森高千里 | 森高千里 | 高橋諭一 | 27thシングル 最高2位 売上25.3万枚 |
| 7 | SO BLUE | 森高千里 | 伊秩弘将 | 高橋諭一 | 28thシングル 最高7位 売上27.0万枚 |
| 8 | ララ サンシャイン | 森高千里 | 伊秩弘将 | 29thシングル 最高5位 売上17.9万枚 08年再発盤 最高79位 売上0.08万枚 |
|
| 9 | 銀色の夢 | 森高千里 | 伊秩弘将 | 30thシングル 最高9位 売上23.6万枚 | |
| 10 | Let's Go! | 森高千里 | 伊秩弘将 | 31stシングル 最高19位 売上9.3万枚 | |
| 11 | SWEET CANDY | 森高千里 | 高橋諭一 | 32ndシングル 最高10位 売上9.3万枚 | |
| 12 | SNOW AGAIN | 森高千里 | 高橋諭一 | 34thシングル 最高9位 売上13.4万枚 | |
| 13 | 海まで5分 | 森高千里 | 久保田利伸 | 前嶋康明 | 36thシングル 最高20位 売上3.2万枚 |
| 14 | 私のように | 森高千里 | 河野伸 | 河野伸 | 38thシングル 最高37位 売上1.1万枚 |
| 15 | 出来るでしょ！！ | 森高千里 | 伊秩弘将 | 10thアルバム『TAIYO』収録曲 | |
| 16 | 若さの秘訣(シングル・ヴァージョン) | 森高千里 | 森高千里 | 25thシングル『二人は恋人』C/W(カット) 10thアルバム『TAIYO』収録曲 |
|
| 17 | Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey | Lennon/McCartney | 9thアルバム『STEP BY STEP』収録曲 ビートルズのカバー | ||
| 18 | HERE COMES THE SUN | GEORGE HARISSON | 10thアルバム『TAIYO』収録曲 ビートルズのカバー | ||
ストリングス・アレンジ：高橋諭一(8)
リリースデータ
| 2015年11月25日 | 初登場111位 | 売上0.08万枚 | Produced by YUKIO SETO | Zetima |
森高千里9thベストアルバム。販路限定盤を除くと2012年の『ザ・シングルス』以来のベストアルバム。通常のプレイヤーで再生可能な素材を工夫した高音質CDのHQCDがUHQCDに進化したことを受けてUHQCDを前面に出しての企画ベストでワーナーからの『'87〜'92』と2枚同時発売。93〜99年のシングル曲から14曲を時系列にセレクト、ラスト4曲はC/W、アルバムからのセレクトとなっている。「若さの秘訣(シングル・ヴァージョン)」はシングルバージョンではアルバム初収録。UHQCDアピール以外に存在意義に乏しかったため2作揃って100位圏外となり、300位以内にも1週しかランクインしないという大幅な売上不振となった。
構成は2作揃えていてシングルセレクションからラスト4曲はそれ以外からのセレクション。今回は「若さの秘訣(シングル・ヴァージョン)」という地味にアルバム初収録となるバージョンがあるものの(これなら「EVERY DAY」のシングルバージョンの方が良かったというのは贅沢か)、ラスト2曲をビートルズカバーにしているのが目を引く。今作は最初から最後まで全て本人のドラム演奏になっているのでリンゴ・スター的な(?)なドラミングと合わせての森高千里のビートルズフリークっぷりを強調するかのような構成なのだろうか。
インパクトの強い作詞で個性を発揮した前期に対して、ミュージシャンとしての成長と進化を果たしたのがこの後期となり、セールス全盛期も今作の前半部分で迎えているが今聞いても普遍的ないい曲が並んでいると思う。2作合わせての"ベストアルバム"としてはまあ可もなく不可もなく、それでも最低限以上の楽曲は押さえられているのでこれはこれでいいのかもしれない。いずれにせよベスト盤はもういいので次は新作か何か違う企画を期待したい…(と書きながらセルフカバー企画とライブ作品以外は既に5年次が出ていない…)。
印象度★★★★☆
2020.5.1更新