Fantasy!拾壱
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 女と男のララバイゲーム(AL Ver.) | つんく | つんく | 平田祥一郎・湯浅公一 | 44thシングル 最高6位 売上4.7万枚 |
2 | ブラボー! | つんく | つんく | 鈴木俊介 | |
3 | Fantasyが始まる | つんく | つんく | 大久保薫 | 道重メイン |
4 | 女心となんとやら | つんく | つんく | 板垣祐介 | 新垣メイン |
5 | 愛の炎/田中れいな | つんく | つんく | 田中直 | 田中れいなソロ |
6 | I'm Lucky girl | つんく | つんく | 板垣祐介 | |
7 | すんごいマイバースディ | つんく | つんく | 高橋諭一 | 8期(光井、ジュン、リン)メイン |
8 | 1から10まで愛してほしい | つんく | つんく | 鈴木俊介 | |
9 | 愛しく苦しいこの夜に | つんく | つんく | 湯浅公一 | 亀井メイン |
10 | 電話でね/高橋愛 | つんく | つんく | AKIRA | 高橋愛ソロ |
11 | 青春コレクション | つんく | つんく | 大久保薫 | 43rdシングル 最高3位 売上4.0万枚 |
リリースデータ
2010年12月17日 | 初登場16位 | 売上1.1万枚 | Produced by つんく♂ | Zetima |
メンバー
高橋愛 |
新垣里沙 |
亀井絵里 |
道重さゆみ |
田中れいな |
光井愛佳 |
ジュンジュン |
リンリン |
モーニング娘。11thアルバム。年に2枚オリジナルをリリースしたのは初だが、開きは2nd→3rdが8ヵ月で最も短くそれに続く短さとなった。亀井絵里、ジュンジュン、リンリンの3人同時卒業が発表され、今作リリース直後のライブがラストとなったため、それに合わせて用意したものと思われる。メンバーソロは2曲だが、アルバム曲においては各メンバーがメイン扱いになっている曲が存在する(ただし光井、ジュンジュン、リンリンは8期メインでまとめられている)。なおむてん娘。(モーニング娘。)としてリリースした企画シングル『あっぱれ回転ずし!』は未収録。初回盤は『女と男のララバイゲーム』の各メンバーのソロバージョンPV、コンサートで3人の卒業発表時のMC、ジャケ写撮影メイキングを収録したDVD付。
全体的には前作と同じような雰囲気である。飛び抜けた名曲は無いが、シングルが平凡な割にはアルバム曲の方が印象が良く、アルバム通してだと予想以上に好感触。アイドルのアルバムは典型的にシングルがずば抜けておりアルバム曲はそこそこであることが多いが(たまに隠れた名曲があったりはするけど)、今のモーニング娘。の場合はシングルもアルバムも全く同じである。アレンジャーが統一されてないのにサウンドはダンス系の打ち込みで完全に統一されていて流れがスムーズ。結果的にアルバムとして聞いた時にシングルで聞いていた時の何でもなさが軽減されている。思っていたほど全部突き抜けていってしまうみたいな事にはならなかった。ただ例によって高橋田中ばかり中心にして、他のメンバーも出番はあるものの、完全なソロ曲は与えてもらえなかったりと人数の割には格差が激しい。最後なんだから亀ジュンリンの3人はもう少し見せ場を与えてあげても良かったんじゃないかという気はする。亀井に関してはコーラスでのクレジットが非常に多く、決してメインではないものの縁の下で支える形で大きく貢献していたような気はするんだけど、中国人留学生2人は最後までセット扱いでこれといった目立った活躍が無く(少なくともCD上では)、このタイミングで辞めてしまうというのは…。留学生として2人を加入させた展開自体が何だったのかよく分からないまま打ち切ってしまったような感じがした。
印象度★★★☆☆