セカンドモーニング
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | NIGHT OF TOKYO CITY | つんく | つんく | 前嶋康明 | |
2 | 真夏の光線(Vacation Mix) | つんく | つんく | 河野伸 | 5thシングル 最高3位 売上23.5万枚 |
3 | Memory 青春の光 | つんく | つんく | 前嶋康明 | 4thシングル 最高2位 売上41.1万枚 05年マキシ化再発盤 最高152位 売上0.08万枚 |
4 | 好きで×5 | つんく | つんく | 鈴木俊介 | |
5 | ふるさと | つんく | つんく | 小西貴雄 | 6thシングル 最高6位 売上17.1万枚 05年マキシ化再発盤 最高165位 売上0.08万枚 |
6 | 抱いてHOLD ON ME!(N.Y.Mix) | つんく | つんく | 前嶋康明 | 3rdシングル 最高1位 売上49.7万枚 05年マキシ化再発盤 最高181位 売上0.07万枚 |
7 | パパに似ている彼 | つんく | つんく | 前嶋康明 | |
8 | せんこう花火 | つんく | つんく | 高橋諭一 | Vocal:安倍なつみ、Chorus:保田圭、市井紗耶香、つんく |
9 | 恋の始発列車(Album Version) | つんく | つんく | 小西貴雄 | 5thシングルC/W |
10 | 乙女の心理学 | つんく | つんく | 河野伸 | Vocal:保田圭、市井紗耶香 |
11 | Never Forget(Large Vocal Mix) | つんく | つんく | 小西貴雄 | 4thシングルC/W Vocal:福田明日香 |
12 | ダディドゥデドダディ! | つんく | つんく | 鈴木俊介 |
リリースデータ
1999年7月28日 | 初登場3位 | 売上42.9万枚 | Produced by つんく | Zetima |
メンバー
中澤裕子 |
石黒彩 |
飯田圭織 |
安倍なつみ |
保田圭 |
矢口真里 |
市井紗耶香 |
福田明日香(3,6,11) 〜4thシングル |
モーニング娘。2ndアルバム。前作以降の4シングルとC/Wからは2曲を収録。うち4曲はミックス変更が施されている。「せんこう花火」「乙女の心理学」「Never Forget(Large Vocal Mix)」以外はVocal、Chorus表記は"モーニング娘。"となっている(「ふるさと」での"Lead Vocal:安倍なつみ"の表記は今作ではされていない)。福田明日香が脱退して7人編成となったが、「Never Forget」の歌詞ページには福田明日香の単独写真と、福田を含む8人での写真も掲載されている。「真夏の光線」で売上を大きく落とすと先行シングル「ふるさと」は『ASAYAN』対決で鈴木あみに大敗という結果となった。次の「LOVEマシーン」が大ヒットになった事もありこの時期は一時危機的状態に陥っていたとして売れなかった時期のように扱われる事が多く、メンバーやつんく自身もそのようなニュアンスで振り返る事が多い。しかし実際には今作は前作より10万枚ほど売上が上昇、4作のうち3作のシングル売り上げを上回るなど十分に好調と言える売上を記録している。初回盤はBOXケース仕様、トレーディングブックレットが7種のうち1種封入されている。
代表作にする意気込みでNYレコーディング(オケのみ)を決行してコーラスワークも高難度のものを投入した「Memory 青春の光」が思ったほどウケがよくなかった、「真夏の光線」で半減近く下がり、「ふるさと」での鈴木あみとのASAYAN対決で惨敗するなど、直近ではあまりいいニュースは無く失速感が漂っていたが、それでも98年の一定の成功(O社1位獲得、紅白出場)もあって前作より気合も完成度も高い充実した1作だと思う。太陽とシスコムーンやココナッツ娘。をデビューさせた直後だったがまだつんくがあちこち手を広げすぎる前だった事、「LOVEマシーン」以降のお祭り騒ぎに走る前ということで、普遍性の高いポップナンバー、コテコテのつんくっぽさの薄い曲が並んでいてさわやかで聞きやすい。前作同様に統一感はあまりないものの、各楽曲のアベレージの高さ、アレンジャーやギミック頼りではない単純な曲の良さで考えても今作がオリジナルアルバムにおける最高傑作だったと思う。モーニング娘。=「LOVEマシーン」以降のイメージが根強いものの、「ふるさと」や「真夏の光線」などその前のシングルが意外と好みなんだよな、というリスナーであれば聞いて損のない1作。
印象度★★★★☆
2017.3.31更新