レインボー7
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜 | つんく | つんく | AKIRA | |
2 | THE マンパワー!!! | つんく | つんく | 松原憲 | 25thシングル 最高4位 売上6.8万枚 |
3 | 青空がいつまでも続くような未来であれ! | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | |
4 | 大阪 恋の歌 | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | 26thシングル 最高2位 売上5.9万枚 |
5 | INDIGO BLUE LOVE/新垣里沙、亀井絵里、田中れいな | つんく | つんく | AKIRA | |
6 | レインボーピンク/重ピンク、こはっピンク | つんく | つんく | 高橋諭一 | 道重さゆみ、久住小春のユニット |
7 | 色っぽい じれったい | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | 27thシングル 最高4位 売上8.2万枚 |
8 | 無色透明なままで /吉澤ひとみ、高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、藤本美貴 |
つんく | つんく | 大久保薫 | |
9 | パープルウインド | つんく | つんく | 平田祥一郎 | |
10 | さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ! | つんく | つんく | 鈴木俊介 | |
11 | 直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜(全くその通リミックス) | つんく | つんく | Remixed by 江上浩太郎 |
28thシングル(カット) 最高4位 売上5.4万枚 リミックス 6thアルバム『愛の第6感』収録曲「直感〜時として恋は〜」のリメイク |
12 | 女子かしまし物語3 | つんく | つんく | 鈴木Daichi秀行 | 23rdシングル「女子かしまし物語」のリメイク |
ブラスアレンジ:竹上良成(3)
リリースデータ
2006年2月15日 | 初登場7位 | 売上4.5万枚 | Produced by つんく♂ | Zetima |
メンバー
吉澤ひとみ |
高橋愛 |
紺野あさ美 |
小川麻琴 |
新垣里沙 |
藤本美貴 |
亀井絵里 |
道重さゆみ |
田中れいな |
久住小春 |
飯田圭織(2) |
矢口真里(2,4) |
石川梨華(2,4) |
モーニング娘。7thアルバム。前作から1年2カ月ぶり。前作以降の4シングルを収録。このうち「直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜」は前作収録曲「直感〜時として恋は〜」をリメイクしてのシングルカットだったが今作にはさらにリミックスしたバージョンで収録された。また「女子かしまし物語」の歌詞をさらに変更した第3弾「女子かしまし物語3」も収録されている。初回盤はスリーブケース仕様、32P写真集付属。今作まではまだ初回盤にDVDが付属していないが、今作からは初回盤と通常盤の品番が別々になった。
「THE マンパワー!!!」を最後に飯田圭織が卒業。これにより結成時メンバーが全員卒業し、矢口真里がリーダーを継いだ。「大阪 恋の歌」を最後に石川梨華が卒業。また「大阪 恋の歌」リリース直前に恋愛スキャンダルをフライデーされ、別れて続けるか辞めて恋愛を取るか迫られた矢口真里は迷わず恋愛を選択したためリーダー就任わずかで石川より先にグループを去る事態となった。このため「大阪 恋の歌」のMVや音源には矢口が参加しているが、プロモーションによるTV出演の際には矢口抜きで行われた。そして吉澤ひとみがリーダーとなった。続く「色っぽい じれったい」で久住小春が加入。久住にとっては初のアルバム。また翌年に紺野あさ美、小川麻琴が卒業したため、2人にとっては在籍時最後のアルバムとなった。
シングルで怪作「THE マンパワー!!!」を出したり、「大阪 恋の歌」と「色っぽい じれったい」がギミック以外はほとんど同じような感じに聞こえるなど微妙な曲が続いたが、アルバム曲は比較的充実。「HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜」は珍しいロック調でキレがいいし、「青空がいつまでも続くような未来であれ!」もさわやかで普通のポップナンバーではあるが、シングルに変な曲が続いていたのでこの正統派な感じが気持ちいい。「レインボーピンク」のブリブリっぷりは思わずのけぞる勢いだし、「色っぽい じれったい」冒頭のささやき台詞とか、「さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!」の間奏の台詞とか、かなりコテコテなアイドルノリの寒い演出が随所に出てくる辺りはかなりコアファン向け要素が強いところもあるが、狭くとも残っている需要にはキッチリ応えた当時としてはそれなりに盤石なアルバムだったんじゃないかと思う。
微妙なのは一応ボーナス扱いとはいえ、「直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜」と「女子かしまし物語3」の2曲。短期間で何度も使いまわしている印象になってしまい、もうこの2曲いいよ…とやはり思ってしまう。「女子かしまし物語3」に関しては「2」「3」と合いの手を入れているつんくがどんどんノリノリになってきて、悪く言えばでしゃばってきているのでつんく本人がかなり気に入っていたのかもしれないが…。
それにしても「道重さゆみ 久住小春」で検索するとこの2人の関係はなかなか複雑かつ久住がかなりの問題児だったことが見えてくる。それを知ってからの「レインボーピンク」はまた違って聞こえてくる。
印象度★★★☆☆
2018.3.9修正