モーニング娘。'14 カップリングコレクション 2
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 愛して 愛して 後一分 | つんく | つんく | 平田祥一郎 | 41stシングル『気まぐれプリンセス』C/W |
2 | 泣き出すかもしれないよ | つんく | つんく | AKIRA | 42ndシングル『女が目立って なぜイケナイ』C/W |
3 | 友(とも) | つんく | つんく | AKIRA | 43rdシングル『青春コレクション』C/W |
4 | くら寿司 ビッくらポン! /むてん娘。(モーニング娘。) |
つんく | つんく | 湯浅公一 | むてん娘。(モーニング娘。) シングル『あっぱれ回転ずし!』C/W |
5 | 愛され過ぎることはないのよ | つんく | つんく | 大久保薫 | 44thシングル『女と男のララバイゲーム』C/W |
6 | もっと愛してほしいの | つんく | つんく | 大久保薫 | 45thシングル『まじですかスカ!』C/W |
7 | やめてよ!シンドバッド | つんく | つんく | 板垣祐介 | 46thシングル『Only you』C/W |
8 | 彼と一緒にお店がしたい! | つんく | つんく | 大久保薫 | 47thシングル『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』初回A,B,C,通常盤C/W |
9 | 自信持って 夢を持って 飛び立つから /高橋愛(モーニング娘。) |
つんく | つんく | 板垣祐介 | 47thシングル高橋愛卒業記念盤のみC/W |
10 | 悲しき恋のメロディー | つんく | つんく | 大久保薫 | 48thシングル『ピョコピョコ ウルトラ』C/W |
11 | 私がいて 君がいる | つんく | つんく | 板垣祐介 | 49thシングル『恋愛ハンター』初回A,B,C,D,通常盤C/W |
12 | 笑顔に涙〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜 /新垣里沙(モーニング娘。) |
つんく | つんく | 大久保薫 | 49thシングル新垣里沙卒業記念盤のみC/W 松浦亜弥のカバー |
13 | 私の時代! /モーニング娘。ロッキーズ |
つんく | つんく | 平田祥一郎 | 50thシングル『One・Two・Three/The 摩天楼ショー』初回A,BのみC/W 6期メンバー(田中れいな・道重さゆみ)による歌唱 |
14 | アイサレタイノニ… /モーニング娘。Q期 |
つんく | つんく | 平田祥一郎 | 50thシングル初回C,DのみC/W 9期メンバー(譜久村聖・生田衣梨奈・鞘師里保・鈴木香音)による歌唱 |
15 | 青春ど真ん中 /モーニング娘。天気組 |
つんく | つんく | 大久保薫 | 50thシングル初回E,FのみC/W 10期メンバー(飯窪春菜・石田亜佑美・佐藤優樹・工藤遥)による歌唱 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 普通の少女A /田中れいな・佐藤優樹・工藤遥 |
つんく | つんく | 平田祥一郎 | 51stシングル『ワクテカ Take a chance』初回A,BのみC/W |
2 | 大好き100万点 /譜久村聖・石田亜佑美 |
つんく | つんく | 高橋諭一 | 51stシングル初回C,DのみC/W |
3 | 信念だけは貫き通せ! /道重さゆみ・生田衣梨奈・鞘師里保・鈴木香音・飯窪春菜 |
つんく | つんく | 板垣祐介 | 51stシングル初回E,FのみC/W |
4 | Loveイノベーション | つんく | つんく | 河野伸 | 51stシングル通常盤のみC/W |
5 | Happy大作戦 | つんく | つんく | 大久保薫 | 52ndシングル『Help me!!』初回A,B,C,通常BのみC/W |
6 | 哀愁ロマンティック /道重さゆみ・譜久村聖 |
つんく | つんく | 大久保薫 | 52ndシングル初回DのみC/W |
7 | 私のでっかい花 /田中れいな・飯窪春菜・石田亜佑美 |
つんく | つんく | AKIRA | 52ndシングル初回EのみC/W |
8 | なには友あれ! /生田衣梨奈・鈴木香音・佐藤優樹・工藤遥 |
つんく | つんく | 平田祥一郎 | 52ndシングル初回FのみC/W |
9 | 大好きだから絶対に許さない /鞘師里保・小田さくら |
つんく | つんく | 大久保薫 | 52ndシングル通常AのみC/W |
10 | A B C D E-cha E-cha したい | つんく | つんく | 大久保薫 | 53rdシングル『ブレインストーミング/君さえ居れば何も要らない』初回A,B,C,通常BのみC/W |
11 | トキメクトキメケ /道重さゆみ・譜久村聖・生田衣梨奈・飯窪春菜・石田亜佑美 |
つんく | つんく | 江上浩太郎 | 53rdシングル初回DのみC/W |
12 | いつもとおんなじ制服で /鞘師里保・鈴木香音・佐藤優樹・工藤遥・小田さくら |
つんく | つんく | 江上浩太郎 | 53rdシングル初回EのみC/W |
13 | Rockの定義 /田中れいな(モーニング娘。) |
つんく | つんく | 大久保薫 | 53rdシングル通常AのみC/W |
14 | 負ける気しない 今夜の勝負 | つんく | つんく | 江上浩太郎 | 54thシングル『わがまま 気のまま 愛のジョーク/愛の軍団』初回A,B,CのみC/W |
15 | 坊や /道重さゆみ・譜久村聖・飯窪春菜・佐藤優樹・工藤遥 |
つんく | つんく | 大久保薫 | 54thシングル初回D,通常AのみC/W |
16 | ふんわり恋人一年生 /生田衣梨奈・鞘師里保・鈴木香音・石田亜佑美・小田さくら |
つんく | つんく | AKIRA | 54thシングル初回E,通常BのみC/W |
Rapアレンジ:U.M.E.D.Y.(7,16)
リリースデータ
2014年3月12日 | 初登場15位 | 売上1.2万枚(300位集計) | Produced by つんく♂ | Zetima |
メンバー
道重さゆみ |
譜久村聖(45th〜) |
生田衣梨奈(45th〜) |
鞘師里保(45th〜) |
鈴木香音(45th〜) |
飯窪春菜(48th〜) |
石田亜佑美(48th〜) |
佐藤優樹(48th〜) |
工藤遥(48th〜) |
小田さくら(52nd〜) |
久住小春(〜41st) |
亀井絵里(〜44th) |
ジュンジュン(〜44th) |
リンリン(〜44th) |
高橋愛(〜47th) |
新垣里沙(〜49th) |
光井愛佳(〜49th) |
田中れいな(〜53rd) |
モーニング娘。'14、6thベストアルバム。2ndC/Wコレクションアルバム。09年の『モーニング娘。全シングル カップリングコレクション』の続編で、前作以降41st〜54thシングルまでのC/Wを網羅している。むてん娘。名義の楽曲はA面がアルバム未収録のままなのにC/Wが先にアルバム収録される事態となった。2014年になってからモーニング娘。’○○と年号を毎年ごとに付属すると発表して改名したため、今作もモーニング娘。'14名義での発売となっているが、'14になってから今作時点で発売済みの55thシングルは3曲A面でC/Wが無かったため、今作には'14名義での楽曲は1曲も収録されていない。また前作は歴代メンバーの加入当時の写真がジャケットに使用されていたが、今作は発売時点でのメンバーしか写っていない。初回盤は今作収録楽曲のライブ映像20曲とジャケット撮影メイキング&インタビューを収録したDVD付。
再ブレイクを煽る演出の鍵としてPVのバージョン違いだけでは限界が訪れたのか、C/W違いの複数商法にも手を出したため(実際には複数発売自体には売上上昇効果はそんなに無かったため、チェキや握手券をつけた全種セット売りによるO社限定での界王拳商法を大きな鍵とした)、恐るべきスピードでC/Wが溜まってC/W集第2弾となった。なおC/W違いの複数商法はつんくの負担があまりに多大すぎたのか、セット売りの流れが定着したことで発売種自体は減らさずに界王拳商法を行えばいいだけで曲違いにする必要が無いと判断されたのか、2014年に突入すると行わなくなっているため、仮に第3弾が出るとしてもこのままであれば相当先になるものと思われる。
複数商法によりC/W回収が困難になった事もあり、C/W一挙回収のための資料的価値は極めて強く、前作と合わせてC/Wを一気に揃えたいアルバム派のリスナー向けの1作。序盤は前作後半の流れに沿っている。いわゆるプラチナ期と呼ばれていた時期に該当し、当時のA面やアルバム曲と大差ない感じの曲が続く。9期加入以降はわりと明るめの曲が並んでいて楽曲面でも若返ったような印象。さらに複数商法により全員で歌うのではなく、メンバーを振り分けての楽曲が並ぶ。モーニング娘。の路線自体が大きく転換を重ねていった前作のような変化はあまり感じられず、今作は一貫して電子音主体の打ち込みダンスナンバーが並んでいて聴感はあまり変わらない。思ったよりいい曲が多いなと思った反面、どれも同じような感じで各楽曲を把握するにはそれなりに聞き込んでいく必要がありそうだ。今作の収録範囲のシングルは必ずどれか1種はリアルタイムで聞いているので、既に聞いたことがあるはずの楽曲も多いはずなのにあまり記憶していなかった。思いっきりC/Wらしいこざっぱりした曲やC/Wならではの普段やらないような曲とかがもう少し出てくると印象も違ったんだろうけど…。またA面でEDMを強く打ち出すようになってからもC/WではそこまでEDM色が強くないので(後半ほど電子音攻めが目立ってはいくけど)、個人的にはA面よりはどれがどれだか分からない感が無いし、アレンジよりメロディー重視な傾向もあって聞きやすかった。
C/Wが一挙網羅できるようになっている一方で、A面シングルコレクションは07年にリリースされたっきり出ていない。2013年にピックアップ&現メンバーでの歌い直しでリメイクベストが出ているだけというねじれた状況だけにこのタイミングでC/W集が出たのはけっこう驚きだった。
印象度★★★☆☆