映像ザ・モーニング娘。6〜シングルMクリップス〜
No | タイトル | 備考 |
1 | 気まぐれプリンセス | 41stシングル |
2 | 女が目立って なぜイケナイ | 42ndシングル |
3 | 青春コレクション | 43rdシングル |
4 | 女と男のララバイゲーム | 44thシングル |
5 | まじですかスカ! | 45thシングル 初収録 |
特典映像@ | ||
1 | 気まぐれプリンセス(Close-up Ver.) | シングル初回盤B収録映像 通常PVの中から各自ソロのアップシーンのみで構成 |
2 | 女が目立って なぜイケナイ(Make-up Ver.) | シングル初回盤C収録映像 通常PVの中から各自ソロのメイクシーンのみで構成 |
3 | 青春コレクション(Dance Shot Ver.) | シングル初回盤A収録映像 通常PVの中から全員でのダンスシーンのみで構成 |
4 | 女と男のララバイゲーム(White Dance Shot Ver.) | シングル初回盤A収録映像 通常PVの中から全員でのダンスシーン(白バック)のみで構成 |
5 | まじですかスカ!(Close-up Mix Ver.) | シングル初回盤A,C収録映像のミックス 通常PVの中から各自ソロのアップシーン2種のみで構成 |
特典映像A | ||
1 | 気まぐれプリンセス | CM映像15秒、30秒 初収録 |
2 | 女が目立って なぜイケナイ | CM映像15秒、30秒 初収録 |
3 | 青春コレクション | CM映像15秒、30秒 初収録 |
4 | 女と男のララバイゲーム | CM映像15秒、30秒 初収録 |
5 | まじですかスカ! | CM映像15秒、30秒 初収録 |
特典映像B | ||
1 | まじですかスカ!メイキング映像 | PVメイキング 初収録 |
リリースデータ
2011年4月13日 | 音楽DVDチャート初登場22位 総合DVDチャート30位圏外 |
売上0.4万枚 | Zetima |
メンバー
高橋愛 |
新垣里沙 |
道重さゆみ |
田中れいな |
光井愛佳 |
譜久村聖(『まじですかスカ!』のみ) |
生田衣梨奈(『まじですかスカ!』のみ) |
鞘師里保(『まじですかスカ!』のみ) |
鈴木香音(『まじですかスカ!』のみ) |
久住小春(『気まぐれプリンセス』のみ) |
亀井絵里(『女と男のララバイゲーム』まで) |
ジュンジュン(『女と男のララバイゲーム』まで) |
リンリン(『女と男のララバイゲーム』まで) |
モーニング娘。6thPV集DVD。Dの続編で以降のシングル5作を収録。前作同様にシングル5曲だが、今回はC/W等のPVも無いため、前作を下回って過去最少である。時間も前作88分から58分まで30分も縮小したが値段は変わっていない(3150円)。43rdと44thの間にむてん娘。(モーニング娘。)としてリリースした企画シングル『あっぱれ回転ずし!』にも全編アニメのPVが存在するが未収録となっており、このPV自体単独や初回盤等でも発売されていない。特典映像@の別カットPVはこれまではシングルV(単独DVD)収録のもう1つのバージョンをそのまま収録していたが、今回はシングルの初回盤2〜4種の中から1バージョンをピックアップして収録している。各シングルには他にも別バージョンが複数存在するが、基本的に通常PVの複数のシーンを1シーンずつピックアップしたものとなっている。PV集発売が決まっている直前のシングルはシングルVを発売しない法則で、今回も『まじですかスカ!』のシングルVは発売されず、今作に初収録となった。通常卒業するとジャケットには登場しないのだが、今回のジャケットには卒業した4人を含めて今作に参加している13人の写真が使用されている。
PV切り売りが過激化していくばかりか(シングルが初回盤3種、シングルVに通常PVともう1種)、PV集のボリュームまで薄くなっているのは非常に気になるところである…。中途半端ながらシングル初回盤からピックアップしたのは、シングルVが毎回毎回メイキング以外無価値になってしまうことを考慮したのかもしれないが、どっちみち全部買っていたファンには不満が残りそうな構成である。今回は前作と違ってメンバーが変化していくのが見どころである。映像だと誰がどこを歌っているのかCDよりも判別しやすい上に、ダンスパフォーマンス込みで見ることでようやくCDのみでの物足りなさを補える。基本的には高橋と田中のWトップがソロパートを歌いまくっているが、例えば1番サビにこの2人のソロがあると、2番では新垣、亀井(在籍時は久住も)にソロといった形が多い。道重は叫び、吐息等、歌以外でおいしいところ担当で登場し(でも今作には叫びが無ぇよ…)、光井ジュンリンの3名はこれといった見せ場が無い。亀井はラスト参加の「女と男のララバイゲーム」の最後の締めの部分をソロで歌うなどかなり有終の美を飾っているが、リンジュンの2人は最後まで見せ場なし…。マジでなんだったんだろうかこの2人。方向性としては「青春コレクション」は曲が何でもないばかりか、青春=緑という安直かつダサすぎる衣装で少々残念な仕上がりだが、基本は前作からの大人っぽい路線を貫いている。この方向性はリーダー高橋に合っていたんだなとつくづく感じた。しかしこの路線も終焉を迎えるのか新メンバーが入った「まじですかスカ!」では明るい元気ポップに大きく振り切っている。ていうかこのシングルの発音ってマジで「マジでスカスカ」なのね…。てっきり「マジですか、スカ」と明確に区切らずともスカスカにならないようにイントネーションを変えるのかと思ったらまんまマジでスカスカ、マジでスカスカ言っててビックリした。このPVでは大人びたメイクと髪型のリーダー高橋が完全に浮いている。既に年内卒業が決定していることもあり一気に若返る方向にシフトするのだろうか。この「まじでスカスカ!」ではいきなり新メンバー4人のソロまわし→旧5人のソロまわし、と全員でソロを回しているのも特徴だ。
記憶の限りだと
2期(矢口保田市井)はFor meとかコーラスしてるだけ&サブリミナル的にしかPVでアップにならない。
3期(後藤)はいきなり金髪センターで度肝を抜いた。
4期(石川吉澤辻加護)はヤイヤイヤー。
5期(高橋新垣小川紺野)は冒頭アカペラ交代で歌いまわし(CDでは新垣)、小川がお姫様役(台詞や歌はなし)
6期(田中道重亀井藤本)は田中がいきなりメイン、道重は最初から叫び担当
7期(久住)は冒頭でささやき台詞担当
8期(光井)はいつの間にかいた
8期留学生(リンリンジュンジュン)は最初から最後までいただけ
と考えるとかなり待遇がいいんじゃないだろうか。正直区別つかないし、スマイレージ同様に年齢よりも子供すぎてあまりかわいいなとも思わないけど。それにしても8期の冷遇ぶりが酷い気がしてきたが、気がつけばもう18歳になっていた光井は「まじでスカスカ!」の花咲かせようという歌詞にひっかけて花さかじいさんに1人だけ仮装するという珍大役を授かった!…今後は保田小川以降失われたお笑いキャラ路線…?
そんなこんなで人数もお手頃で覚えやすく、みんなかっこよくてかわいいので映像込みで見れば今のモーニング娘。もなかなか見どころはあると思う。
印象度★★★★☆