ALWAYS 続・三丁目の夕日
07年公開。『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編。前作から4ヵ月後、同じ人々の様子を描いている。主要キャストは前作からそのまま続投。新キャラクターに鈴木家の親戚の娘で、一時的に鈴木家に預けれられる美加(小池彩夢)や、六子(堀北真希)の幼馴染、武雄(浅利陽介)が登場する。
前作で茶川(吉岡秀隆)と淳之介(須賀健太)の元を去ってしまったヒロミ(小雪)。この3人を軸にした物語が展開する。茶川は、淳之介の実の父から安定しない生活を指摘され、本格的に芥川賞を取りに行くことを決意するが…。
今回も心温まる系の話でとにかく暖かい。思い出は綺麗になっていくものなので、ひとえにこの時代は良かった…というわけではなさそうだが(実際は色々不便そうだし、空気とか環境も悪そう)、確かに夢があったような気はしてくる。
須賀健太はいよいよ成長期に突入し始めて背が伸びて声がガラガラになってきている。対して鈴木家の息子、一平(小清水一輝)は、あまり成長しておらずあまり同級生に見えない。今回、大人びてツンツンした少女、美加まで出てくるので余計子供に見えたが、実際は小池と小清水は同い年で須賀が1つ年上。
この映画になると顔が大きくなる気がする堀北真希は今回はもう馴染んでいるのであまり印象は無いが、浅利陽介が幼馴染で出てくるので見せ場は一応あった。
前作が気に入ったならそのまま楽しめる1作である。
とりあえず1番印象的なのは、物語冒頭でいきなり出てくるあのキャラクターである。シリーズが終了し、次回作への話はまだ全く出てきていないこの段階でまさかいきなり拝めるとはな…。
★★★★☆