チーム・バチスタの栄光
同年には別キャストで連ドラ化もされた人気作。映画版のキャストでの続編も制作されている。原作やドラマでは主人公田口は男性だが、今作では女性になっておりそれを竹内結子が演じている。
難易度の高い心臓手術「バチスタ」を連続成功させてきた桐生(吉川晃司)率いる「チーム・バチスタ」。しかし手術は完璧なはずなのに連続して心臓が再鼓動しない術死が連発されてしまう。その謎を解き明かすために田口(竹内結子)は調査を開始するが、何も分からず。そこに厚生労働省の白鳥(阿部寛)が現れて強引な方法でチーム・バチスタの面々に迫っていく。
ドラマの方を先に見たがトリックなどは違っていたものの大筋は同じ展開だった。ドラマの方のキャラクターで印象強くなってしまっていたこともあって評価が高いらしい映画版を見ても何だかしっくり来なかった。というか映画版は妙に薄味。連ドラ版の方がキャラが濃かったのは確かだが、それよりも映画版はどう見てもテンションもトーンも全体的に圧倒的に淡白でどこか暗くて盛り上がりに欠ける。こんなトーンで続編作って大丈夫なんだろうか…。
★★☆☆☆