09年公開。漫画「賭博黙示録カイジ」の映画化。続編の「賭博破戒録カイジ」も一部使用されている。2011年には続編も制作された。主演の藤原竜也は次回作にも引き続き出演している。
カイジ(藤原竜也)は「負け組」人生を送るフリーターだったが知り合いの借金保証人になっていたので莫大な借金を背負うことになり、遠藤(天海祐希)にギャンブル船へ乗り込むを事をほぼ強制的に命じられる。そこには同じように負債を背負った青年達が集められていた。主催の利根川(香川照之)はカード12枚と持ち★3つを賭けた「限定じゃんけん」をやると提示する。早速、
後の原発俳優山本太郎に騙されて窮地に立たされるカイジだったが、勝負すらできずに脅えている光石研と共に山本太郎を打ち負かす秘策を思いつく…。カイジが才能を発揮して危うげながらもゲームを勝ち進んでいく話なのかと思ったら、序盤でまさかの展開に陥る。夢オチか何かかと思ったほど衝撃だったがそこからの恐怖の「鉄骨渡り」、今回のラスボスとの対決「Eカード」はより緊迫感が増した。何せ序盤でいきなりやらかしただけにどう転ぶか分からなくなり、実にスリリング。やや犠牲者が多かったのがやりきれないか…。それにしても藤原竜也は本当にこの手のデスゲーム(今回は直接殺し合うのが目的ではないが)に巻き込まれるな…。
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印象度★★★★☆