ゴジラVSデストロイア

95年12月公開。アメリカ版の公開のメドが立ったことからシリーズの終了が再決定。VSシリーズラストを飾る作品として「ゴジラ死す!」をキャッチコピーとしてゴジラの最期を大々的に描いた。54年の1作目「ゴジラ」をかなり意識した内容になっており、映画冒頭の演出は1作目をなぞっているほか、1作目に出演していた山根恵美子(河内桃子)が42年の時を経て再出演している。ゴジラの最期ということで音楽は伊福部昭が2作ぶりに担当。伊福部はミレニアムシリーズ終了後の06年まで存命だったが、ゴジラシリーズへの参加は今作が最後だった。また1作目から製作に携わっていた田中友幸は97年に亡くなったため、これが最後のゴジラ映画となった。

 

バース島を定期監視していた未希(小高恵美)はバース島が消滅している事に気づく。1ヵ月後、香港に赤く発光したゴジラが出現。熱線はこれまでの青ではなく最初から赤になっていた。バース島消滅の影響でゴジラの炉心に変化が起きていると推測したGフォースは、その説を提唱した大学生の山根健吉(林泰文)を招き入れてゴジラの経過観察と対策を練り始める。

火器攻撃は危険と判断され、Gフォースは全く手出しできなくなってしまうが、政府は自衛隊にスーパーXVの出動を要請。『ゴジラ(1984)』『VSビオランテ』以来の登場となった今回のXVは原発事故や核兵器攻撃を想定した冷凍兵器で、今のゴジラにはうってつけ。早速出撃したスーパーXVはゴジラを6時間氷漬けにすることに成功する。その後ゴジラの状況は変わり、撃ちこんだカドミウム弾の影響で核爆発の危険は去ったが、1週間以内にメルトダウンを起こすのではないかと推測された。その頃行方不明になっていたリトルゴジラはジュニアへと成長して発見され、『VSメカゴジラ』で卵が置いてあったアドノア島へ帰ろうとしていた。ゴジラもまたその後を追っていた。

一方、東京湾横断道路の工事中に奇怪な事故が多発。水族館では謎の微生物に魚が一瞬で溶かされる奇怪な事件が発生し、やがて急速に巨大化した生物は人間より大きなサイズになり警察部隊を殲滅する。やがて生物はさらに巨大化したが、伊集院(辰巳琢郎)の進言で、これまた冷凍兵器であれば倒せるということで自衛隊大活躍。しかし生物はデストロイアへと進化。

ここに来てデストロイアとゴジラを戦わせるしかないとの結論に達したGフォースは、ジュニアを未希(小高恵美)と芽留(大沢さやか)のテレパスで呼び出して囮にすることに。なんだかよく分からないままに導かれたジュニアはいきなりデストロイアに襲撃されるが、熱線でデストロイアを粉砕。この段階のデストロイアはまだかなり弱く、通常時のゴジラよりはまだわずかに威力が低いと思われるジュニアの熱線1発ごとにパーツがぶっ飛ぶほど。デストロイアはミクロオキシゲンを注入して一時ジュニアに泡を吹かせるところまで追いつめたが結局熱線で吹っ飛ばされて大爆発炎上してしまった。

やがてゴジラも到着。離れ離れになっていた二体がついに変わり果てた姿で再会するが、直後に完全体になったデストロイアがゴジラを突き飛ばしてジュニアに襲い掛かり、ジュニアを殺害。デストロイアはさらに怒りに燃えるゴジラにも攻撃を仕掛け、高速飛行しながら引きずり、カッターのような攻撃で切り裂くなど連続攻撃を加える。しかしゴジラには全然応えてなくて怒りの熱線数発でデストロイアは胸部が吹っ飛んで大流血粉砕してしまう。

今度は分身して襲い掛かってきたデストロイアだがこれまたゴジラはノーダメージ。全部倒したゴジラはジュニアの元へ向かい、エネルギーを分け与えるもジュニアは静かに目を閉じてしまい完全に息絶えてしまう。悲しみの咆哮をするゴジラにまたしても完全体に戻ったデストロイアが襲い掛かる。ゴジラもメルトダウン寸前で背びれが溶け出すほど限界だったが、逆に攻撃力は異常なまでに増しており、ほとんど自動的に発動する体内放射の強烈版みたいな衝撃波だけで、デストロイアの全身と周囲が焼けていく。そこにさらに強力な熱線連発で、ボロボロになりもう無理と悟ったデストロイアは最後の必殺技を使う。すなわち敵前大逆走。空へ逃亡を図る。

ゴジラのメルトダウンと同時に冷凍攻撃を仕掛ける算段でスタンバっていたスーパーXVと冷凍メーサー機のみなさんは「逃がすな!撃ち落とせ!」とデストロイアに集中攻撃。デストロイアはあっさり撃ち落とされて爆発炎上してしまい今度こそ死亡。

残されたゴジラはついにメルトダウンし始める。来年度の自衛隊予算がゼロになるほどのありったけの冷凍攻撃で被害を最小限にとどめていたものの、放射能をまき散らして溶けていくゴジラ。自分の役目は終わったとつぶやく未希。しかし芽留は何かに気づく。映像で見ていた健吉らもメーター振り切っていた放射能の濃度が急速に下がっている事に気づく。その霧の先には放射能を吸収して完全なゴジラと化して復活したジュニアの姿があった!

 

 

これは本当に凄い映画だった。小学5年生で見れたのも良かったかもしれないけど、今改めて見てもこれがゴジラの最終作品だと思うし、最高傑作だと思う。ゴジラの最期をここまで徹底的に描いた作品は1作目と今作以外に無いし、その1作目の色を引き継ぎながら平成VSシリーズを締めくくったのは見事としかいいようが無い。アメリカで作ると言っていたはずのゴジラ映画は結局変なイグアナが出てくるだけでゴジラらしき怪獣が一切出てこないパチモン以下の珍作に終わってしまったので、わずか4年後にはミレニアムシリーズがスタートすることになったけど、あまりに早すぎたし、ミレニアム以降はもうちょっと別物という感じがしている。

デストロイアに関しては設定は良かった。ただそれこそあのオキシジェン・デストロイヤーと同等の存在だと言うなら光線1発当てただけで当たった箇所が溶けてなくなるくらいの威力になりそうなもんだけど、何か単なる破壊光線みたいになっててジュニア相手にもそこまで決定打になってなかったような。ゴジラ相手には一方的にケンカ売って散々攻撃仕掛けておいて全く通じなくてラストでは逃亡を図って自衛隊に処分されるという事であまり強さを感じられなかったのはもったいなかった。いきなり登場するのではなく、なんか異変が…?というところから徐々にその脅威が描かれていき、進化していくというのは面白かっただけに、今回はただ相手が悪かったということか…。

一方で主人公の伊集院とヒロインのゆかりはデストロイアのエピソードだけにずっと関わっているんだけど、それ以外の面々はゴジラ対策のみに追われているので両エピソードが完全にセパレートしていて、デストロイアが本格的に進化してきてゴジラとぶつけよう!という話が持ち上がる後半まで伊集院&ゆかりとゴジラ対策チームの皆さんがほとんど交わらない。ゴジラをどうするかで手いっぱいでデストロイアの事も対策チームは気にかけていなかった。ゴジラ対策をしているのは健吉なので、これなら林泰文が主演扱いの方が良かったような気はする。未希が能力が弱ったと発言したり、麻生さんが何も出来ずにいるだけになっている中で、健吉や芽留など新顔の若者の大胆な提案が作戦に採用されるとか、復活したゴジラに気づくラストカットもこの2人が担当しているので、世代交代っぽい感じもあった。

その最後のシーンは劇場で見た時はジュニアなのか幻なのか何なのかよく分からなかったが、資料等の設定では明確にジュニアとされているらしく、それを知ったのは随分後だった。ジュニアは少なくともリトルだった時に懐いていた未希を覚えていたようだし、未希の悲鳴で熱線を使ってデストロイアを撃ち落としていたので未希を始め、人類に敵意は無さそうだったけど、復活後はどうなのか。そもそも呼び出されて来たら散々な目に合わされたんだし、人類の敵になってもおかしくない…とか色々と想像できるのも面白い。7作連続で描かれて役目が終わったと言った未希のその後、この世界のゴジラのその後も見てみたい気がするけど、ここで終わっているからいいんだろうな。

 

登場人物のまとめ

伊集院研作(辰巳琢郎)
30代半ばの物理学者。酸素研究をしている時に偶然ミクロオキシゲンを発見発明してマスコミからも注目されていた。その先にはオキシジェンデストロイヤーがある可能性にも気づいていたが、当初はその危険性を軽視。ゆかりには「科学者特有の楽観的な意見」などとTVで突っ込まれる。結局ミクロオキシゲンからオキシジェンデストロイヤーにたどり着くことは出来なかったが、デストロイアが進化して脅威が迫っていく中で考えを変え、反対派になった。デストロイアに襲撃されていたゆかりを身を張って助けに行くなどといった活躍は主人公っぽかったものの、ストーリーとしては後半まで独立していたため、ゆかりと伊集院だけ別のところで別の話をやっている感じになってしまい、主役としての存在感は強くない。

山根ゆかり(石野陽子)
ニュースキャスター。デストロイアの騒動を報道者として報道し続けていたが、ゴジラの核爆発やメルトダウンの危機についてはあまり報道していない。終盤の危険な状態の中でもデストロイアの取材を上空からギリギリまで続けていたため、1番近くを飛行していて、現場に取り残された未希たちをクルー一行で救出に向かうなど活躍を伊集院と共に見せた。しかし同じヘリに乗ってからも伊集院&ゆかり、未希&芽留はそれぞれセットで別々に描写されていて一緒に映ったシーンが無いため最後までセパレートしたままだった。1作目「ゴジラ」で両親を失い、中盤以降は山根家に居候していた学生服の少年、新吉の娘。新吉は山根家の養子になったという設定で、姓が山根になっている。新吉自身は既に亡くなっているため登場しない。

山根健吉(林泰文)
ゆかりの弟で大学生。父や祖父が初代ゴジラの資料を大量に持っていたので自身も独自にゴジラを研究していた。赤く発光したゴジラの状態についての考察をアメリカのGサミットに送りつけ(アメリカに送ったのは日本のG対策センターに送ったが無視されたから。また大学の卒論としても不真面目だとされ単位をもらえず留年したらしい)、その内容がアメリカの権威に評価されたことで、長官の国友自ら単独で自宅へ出向いてきてGサミットへの協力を依頼される。当初ゴジラは趣味にしておきたいし会議も苦手だからなどとあっさり断ったが、長官に未希から電話がかかってきた際の「三枝くんか」に反応。三枝未希も重要なメンバーだと知ると掌返しで即座に参加した。即日本部にやってきて、リトルが見つからないと嘆いている未希に挨拶する前から「リトルはもう死んでいるかもしれない」などと言い放ち、いきなり未希の反感を買い、持論を展開して落ち込ませるなど、未希のゴジラブな側面は全く把握してない様子だった。単なる未希の顔ファンだったのだろうか…。しかしそもそもどこで未希の事を知ったのだろうか。未希は一般人が存在を認知できるほど有名人では無かったはずで知り得る機会自体が無いのでは。サイキックセンターの新規超能力者募集のパンフかなにかに主任として顔写真でも載ってたのを偶然見て好きになったのだろうか。なおその後もゴジラの状況を冷静に分析し続け、メルトダウンするかもしれないと分かるとゴジラとデストロイアを戦わせるべきだと進言した。ラストでは放射能数値が急激に下がっているのに気付いた。

三枝未希(小高恵美)
サイキックセンター主任。毎回所属が変わっていたが最終作にして初めて前作から所属が変わっていない。バース島を定期的に監視していたため、バース島消滅にいち早く気づいた。姿を消したリトルの行方を探すが全く探知できず、能力が7年前より落ちてきていると落ち込む場面も。前作でテレキネシスまで発動してパワーアップしてたじゃないですか…。なんか急に出てきた同じ超能力者の芽留とは超能力に対する考え方含めて考え方があまりに自分と異なるため驚き顔を見せる場面がいくつかあり、『VSメカゴジラ』の時の青木やセンターの後輩たちを相手にしていた時のような同世代同士や後輩を相手にしていた時のようなくだけた関係にはあまりなっていない。ジュニアをデストロイアを戦わせることに反対していたが、結局芽留と共にWテレパスで誘導。ジュニアの戦いと最期、ゴジラの最期の戦いを見届ける。ゴジラが消滅し、「私の役目は終わった」と涙を流したのがラストカット。VSシリーズを通して見るとこの最後のカットは感慨深いものがある。なお未希がジュニア復活に気づくカットは無く、何かに気づくカットは芽留のみという演出になっている。

小沢芽留(大沢さやか)
未希の後輩超能力者。アメリカで訓練を受けていたせいか、年下にも関わらず未希とタメで話していて先輩だとは思っていない模様。今作が初登場だが、大沢さやか自身は4連続の出演で、3作で小美人を演じていた。『VSメカゴジラ』では未希が所属していた能力開発センターの後輩としても登場したがこれは今村とセットの出演で小美人のオマージュ色が強く、名前も無かったため同一人物かは不明。基本的にゴジラやジュニアを敵視しているわけではないが、健吉寄りの考えでジュニアを囮にしてデストロイアとゴジラを戦わせる事を提案。反対する未希を地球レベルで考えるべきだと説得するなどけっこうドライ。また能力が弱った事を危惧する未希に対して、超能力なんてなくなればいい、普通の女の子として過ごしたいという願望も語っており、これを聞いた未希はビックリしていた。このように前半は未希との違いが鮮明なんだけど、ジュニア誘導のために未希と行動を共にしてからの後半は個性が無くなってしまい、その言動や反応はほとんど未希と同じセットの扱いになってしまう。未希と共にジュニアを心配し、戦況に一喜一憂し、ジュニアが勝利した際には喜んでいたが喜んでる場合じゃない。「ゴジラとデストロイアを戦わせてメルトダウンを阻止させるためにジュニアを囮にしよう」というのを立案したのは芽留自身であり、ジュニアがデストロイアを倒してしまっては意味が無い。後半はすっかりいらない子になってしまったが、ラストのラストで新たなゴジラが誕生した事に気づくのは芽留となっている。小高と大沢はかつての沢口と小高の関係のように東宝シンデレラ出身での先輩後輩の間柄だったが、小高がレギュラー出演者になってしまったので次のグランプリ今村恵子と準グランプリだった大沢さやかは小美人としてセットで起用していたものの、いい加減ここらでバトンタッチさせようと世代交代を意識していたっぽい。ヘリに乗ってるシーンでも芽留が手前という配置だったし。

黒木翔(高嶋政宏)
『VSビオランテ』以来の登場。この役は高嶋政伸が演じていたがスケジュールの都合がつかず兄の政宏が代役をしている。Gフォースではなく当時と同じ自衛官のままでスーパーXVの指揮官。麻生の「あいつしかいないでしょう」の台詞と共に登場したものの、劇中では1度も名前を呼ばれていない。このため混乱を招いた。政宏は『VSメカゴジラ』で主役の青木を演じていたが、キャラクターは黒木と青木では正反対だったものの、黒木の登場は6年前で、2年前の青木の方が記憶に新しく、さらに同じGフォース所属で麻生と関わりがあったのは青木の方なので、妙にクールにキャラ変した青木だと思った観客の方が多かったのでは?今回の作戦ではスーパーXVが極めて有効だったため、自衛隊の冷凍兵器部隊が逃げようとしたデストロイアにトドメを刺し、ゴジラのメルトダウンの影響もギリギリまで抑えるなど最後まで大活躍した。

山根恵美子(河内桃子)
1作目『ゴジラ』ヒロイン。62歳になっており、血のつながりはないがゆかりや健吉の叔母という事になる。尾形と婚約していたが山根姓のまま(独身のまま)であることについては、あえて設定せずに描かれていないが、演じた河内本人が芹沢博士の死に心打たれて結婚せずに父親の山根博士と花を作りながらひっそり生きていたと当時のインタビューで語っている。伊集院の研究がオキシジェンデストロイヤーに繋がるのではないかと危惧してゆかりを通して警告。暴走するゴジラを止めるためにはオキシジェンデストロイヤーが必要だとする健吉に反対する程度のゲスト的な出演にとどまっていて、中盤以降は出番が無い。

麻生(中尾彬)
3作連続の登場。Gフォース最高司令官。Gフォースはメカゴジラ、MOGERAを2年連続で失い予算が縮小されたのか新たな新メカの開発も特に行われてない模様。今作でのファーストカットがGフォースはゴジラに攻撃しない事を命じられるシーンでということでいきなり今回の出番は見ているだけであることを突き付けられる。Gフォースは冷凍兵器を所持していないため、冷凍兵器を持っている自衛隊にほとんどゴジラ対策の全権を渡すハメになってしまった。前作に引き続き元気が無い…というか今作では立場が実質的に低くならざるを得ない状況に。活躍としては成長したリトルゴジラを見て「ゴジラジュニア」と命名。前作では誰もリトルと呼んでいなかったが、麻生がジュニアと命名するまでは現在のリトルの姿を誰も知らなかったのでみんなリトルと呼んでいた。終盤でジュニアを案じて現地入りしていた未希と芽留が現場に取り残された際にはGフォースのヘリが近くに無いか?と調べたところ、全く近くに無い始末でここでも役立たず。結局ゆかりが取材で近くを飛行しており、健吉の判断でゆかりたちのヘリが2人をピックアップした。

国友(篠田三郎)
G対策センター長官。一般人の健吉を自らスカウトしに行ったりと柔軟だが、そもそも健吉が送ったデータを無視したのは最高責任者であるこの人の責任なんじゃ…。『VSモスラ』に出ていた深沢博士にソックリ(役者同じ)だが別人設定。元々は細川俊之が演じる予定で映画の特報では細川出演カットもあったが細川が急病で降板。急遽交代して撮影し直したらしい。

水族館の警備員(上田耕一)
前2作で麻生の部下だった兵藤を演じていたが兵藤がGフォース辞めて第二の人生を送っているわけではなく別人設定。微生物段階だったデストロイアが魚を溶かしている場面を深夜に目撃し、「水が…水が魚を食ってる!!」という名言とインパクト溢れる絶叫を深夜の水族館に響かせた。さらに翌日映像を見ながら検証している場面にも目撃者として立ち会っていたが、よほどショックだったのか氷枕を頭上に設置してもらっており(隣にいる仲間が乗せてあげている)、わずか2シーンにも関わらず兵藤よりも深い爪痕を残した。上田はゴジラシリーズにこだわりがあるのか『VSビオランテ』『VSキングギドラ』『VSモスラ』にも全て別人で出演しており、小高恵美と並んでVSシリーズ全出演を達成した。さらにミレニアムシリーズが始まる前の『モスラ3』にも出演、ミレニアムシリーズでも全作に出演。ほぼ全てチョイ役のためあまり知られていないが、ゴジラシリーズ12作連続出演は連続記録としても単純な最多出演記録でも1位となる。

B00ISOME2MBlu-ray  B01DFAZQAUDVD 

★★★★★