Mr.Children 1996-2000
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 名もなき詩 | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 10thシングル 最高1位 売上230.9万枚 |
2 | 花−Mement-Mori− | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 11thシングル 最高1位 売上153.9万枚 |
3 | Mirror | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 5thアルバム『深海』収録曲 |
4 | Everything(It's you) | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 13thシングル 最高1位 売上121.7万枚 |
5 | ALIVE | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 6thアルバム『BOLERO』収録曲 |
6 | ニシエヒガシエ | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 14thシングル 最高1位 売上66.4万枚 |
7 | 光の射す方へ | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 16thシングル 最高1位 売上45.6万枚 |
8 | 終わりなき旅 | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 15thシングル 最高1位 売上107.1万枚 |
9 | ラララ | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 7thアルバム『DISCOVERY』収録曲 |
10 | つよがり | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 9thアルバム『Q』収録曲 |
11 | 口笛 | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 18thシングル 最高1位 売上72.4万枚 |
12 | NOT FOUND | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 19thシングル 最高1位 売上60.7万枚 |
13 | Hallelujah | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 9thアルバム『Q』収録曲 |
リリースデータ
2001年7月11日 | 初登場2位 | 売上182.5万枚 | Produced by 小林武史&Mr.Children | トイズファクトリー |
メンバー
Vocal,Guitar | 桜井和寿 |
Guitar | 田原健一 |
Bass | 中川敬輔 |
Drums | 鈴木英哉 |
Keyboards | 小林武史 |
Mr.Children2ndベストアルバム。『1992-1995』と2枚同時発売。公式通称"骨"。96〜00年までのシングル8曲、アルバム4作から5曲を収録。シングルではシングルカットとリメイクだった「マシンガンをぶっ放せ」「I'LL BE」が未収録。また曲順が「光の射す方へ」と「終わりなき旅」、「つよがり」と「口笛」「NOT FOUND」が発売順と前後している。ブックレットにはこの期間のヒストリー、1曲ごとの解説、2000年までのバイオグラフィー、ディスコグラフィーが掲載されている。一方でサポート演奏やストリングスやブラスアレンジの表記は無く、『Q』から始まったメンバー直下にスペースを開けてキーボードとして小林武史を表記しているのみとなる。マスタリングエンジニアとしてHIROSHI HIRANUMA(Oorobeat)、HIROMICHI TAKIGUCHI(JVC Mastering Cemter)の2名が表記されており、リマスターが謳われていた事からこの2人がリマスターしているものと思われるがマスタリングしている場所もそれぞれの所属スタジオ2ヶ所が掲載されており、両スタジオでどういう配分で行ったのかは不明。また初回生産の時点でバイオグラフィー部分の訂正用紙が封入されていたが、それ以上に歌詞の誤植が複数ある。
『1992-1995』に続く2位となり、今作もミリオンを突破したが最終的に240万枚を越えた『1992-1995』とは60万枚を越える売上差となった。
この時期は一気にヘビーな方向性になっていった時期で『深海』がよく引き合いに出されるが、こうしてベスト盤で聞くとそこまでは重くはない…というか「Mirror」みたいな曲を選出する辺り、重くならないようにわざとおとなしめの曲を選んでいてこの時期にもポップな曲はあるというのを強調するような選曲が特徴。ロック系の曲をあえて避けようとするような選曲により、「ラララ」「つよがり」「口笛」とミディアム〜バラード系が続いてしまい、こんな穏やかすぎるような時期だったっけ?という感覚になる。この時期が最もミスチルがロックバンドしていた時期でもあって個人的にも好きな時期だが、意図的に抑えてしまっている感じで、ベスト盤としての選曲はイマイチだと思う。他の時期との兼ね合いとかベスト盤としての最大公約数を考え過ぎてしまった感じがする。もっとストレートに選曲しても良かったんじゃないかとは思うけど、このベスト盤の目的自体がこれまでを総括してポップ路線に回帰することを目指していたと思われ、ヘビーなのはお呼びじゃないというところでもあったのかも。
印象度★★★★☆
2022.6.2修正