Mr.Children 2005-2010<macro>

No タイトル 作詞 作曲 プロデュース 備考
1 Worlds end 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 12thアルバム『I U』収録曲
2 僕らの音 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 12thアルバム『I U』収録曲
3 箒星 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 28thシングル 最高1位 売上42.0万枚
4 しるし 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 29thシングル 最高1位 売上74.0万枚
5 フェイク 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 30thシングル(限定) 最高1位 売上32.1万枚
6 彩り 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 13thアルバム『HOME』収録曲
7 旅立ちの唄 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 31stシングル 最高1位 売上39.5万枚
8 GIFT 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 32ndシングル 最高1位 売上34.0万枚
9 HANABI 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 33rdシングル 最高1位 売上49.0万枚
10 花の匂い 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 1st配信シングル(着うたのみ)、15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』収録曲
11 エソラ 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』収録曲
12 fanfare 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 2nd配信シングル(着うたのみ)、16thアルバム『SENSE』収録曲
13 擬態 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 16thアルバム『SENSE』収録曲
14 365日 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 16thアルバム『SENSE』収録曲

 

初回盤DVD
MUSIC VIDEOS
No タイトル 備考
1 Worlds end 12thアルバム『I U』収録曲初収録
2 箒星 28thシングル シングル初回盤DVD収録(ショートムービー) 編集バージョン初収録
3 しるし 29thシングル 初収録
4 フェイク 30thシングル 初収録
5 彩り 13thアルバム『HOME』収録曲 初収録
6 旅立ちの唄 LIVE Ver. 31stシングル CDと異なるアレンジのライブ音源
15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』初回特典DVD収録
7 GIFT 32ndシングル
15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』初回特典DVD収録
8 HANABI 33rdシングル シングル(エンハンスドCD)収録
15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』初回特典DVD収録
9 花の匂い 1st配信シングル(着うたのみ)、15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』収録曲
15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』初回特典DVD収録
10 エソラ 15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』収録曲
15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』初回特典DVD収録

リリースデータ

2012年5月10日 初登場1位(3週連続) 初動73.2万枚、売上121.7万枚 Produced by 小林武史 TOY'S FACTORY

メンバー

Vocal&Guitar 桜井和寿
Guitar 田原健一
Bass 中川敬輔
Drums 鈴木英哉
 
Keyboards 小林武史

Mr.Children4thベストアルバム。デビュー20周年記念日に『2001-2005<micro>』と2作同時発売。2005年が重複しているがmicroにはシングル、今作にはアルバム曲と振り分け、06年〜10年のシングルとアルバム曲から選曲されている。「fanfare」は配信シングル(着うた)バージョンでの初CD化、アルバム初収録となる模様(ライナーで『SENSE』でミックス変更したと書かれているが書き方からして今作には『SENSE』バージョンで収録したわけではない模様)。期間は2010年までなので2011年に配信限定でリリースされた「かぞえうた」、2012年4月に発売されたばかりの34thシングルは未収録となっている。リマスタリングはTed Jensenが担当。ブックレットは前2作のベスト同様に、バンドの歴史、1曲ごとの解説、該当時期のみのバイオグラフィーとディスコグラフィーが掲載されている。今回は売上枚数には一切言及していない

初回盤は収録曲の中でMVが存在する10曲を収録したDVD付でスリーブケース付。初回も通常もデジパック仕様。20分に及ぶショートムービーとして当時のシングル初回盤DVDに収録されていた「箒星」は曲のサイズに編集されて短くなっている。また6〜10の半分が15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』初回特典DVDと重複している。

ヒット曲目当てで選びやすいベストアルバムとしてはほぼ最後の1作。シングルを積極的に出してヒットさせていたのはほぼ「HANABI」が最後となり、以後シングルは積極的に出さなくなったが配信への移行も渋った(終盤の配信シングルは着うた限定)ため、ヒット曲を出しようが無くなったというのもある。気がつけばオリジナルアルバムで連続ミリオンを続けるのはMr.Childrenだけになり、バンドの存在は文字通り敵なしの巨大な存在となっていたという意味ではセールス全盛期よりもトップ級だったといえるのかもしれない。これまで以上にスケールの大きな曲が多くなっている。「フェイク」のどろっとした感じなど攻めの姿勢も無くは無いが、壮大さやバラードの大作が目立つようになった。使用頻度自体はそこまで激増したわけではないがストリングスやピアノがやたらと気になるようになってくるというかまた使っているなと感じるくらいに存在感が増しているのが特徴だが、特にギターの後退が目立つ。元々ギタリストがギターソロを弾くという普通にバンドならやっている事をあまりやらないので元からギターの存在感は薄かったが、今作の時期の曲でのギターを聞き取る感覚で前作の「Sign」や「HERO」「君が好き」辺りの曲を聴くと同じような感じだと思っていたらけっこうギターが鳴っていた事に気づく。今作の時期になるとギターが絞られ、ピアノストリングスが前面で鳴りまくるようにいつの間にか変わってしまっている

楽曲自体にパワーがあるのでそれでも名曲が多い事に変わりはないが、バランスが崩れてきているのは気になるところで、これはやはり小林武史がライブサポートにもなった事でプレイヤーとして主張するようになり抑えが利かなくなったのが原因なのではないか。ライナーでは元々一緒に曲作りしているのだからライブでも一緒に演奏するのが自然な流れだったみたいな感じで肯定しているが…。

DVDはギターが聞こえない中でもMVにおいては小林武史が出演することは無く、演奏シーンは4人(ライブ映像の「旅立ちの唄」除く)となっているところにはこだわりを感じる。

B0070Q96MK初回盤DVD付  B0070YG2EM通常盤 

印象度★★★★☆

2022.6.9修正

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