1/42 One Forty-Second

Disc One
No タイトル 作詞 作曲 Produce 備考
1 DISCOVERY 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 7thアルバム『DISCOVERY』収録曲
2 アンダーシャツ 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 7thアルバム『DISCOVERY』収録曲
3 名もなき詩 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 10thシングル
4 Prism 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 7thアルバム『DISCOVERY』収録曲
5 Everything(It's you) 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 13thシングル
6 I'll be 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 7thアルバム『DISCOVERY』収録曲
7 花−Mement-Mori- 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 11thシングル
8 Simple 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 7thアルバム『DISCOVERY』収録曲

 

Disc Two
No タイトル 作詞 作曲 Produce 備考
1 ラヴ コネクション 桜井和寿 桜井和寿&
小林武史
小林武史&Mr.Children 4thアルバム『Atomic Heart』収録曲
2 Dance Dance Dance 桜井和寿 桜井和寿&
小林武史
小林武史&Mr.Children 4thアルバム『Atomic Heart』収録曲
3 ニシエヒガシエ 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 14thシングル
4 ラララ 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 7thアルバム『DISCOVERY』収録曲
5 Tomorrow never knows 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 6thシングル
6 終わりなき旅 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 15thシングル
7 光の射す方へ 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 16thシングル
Encore
8  innocent world 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 5thシングル 
9  Image 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 7thアルバム『DISCOVERY』収録曲 
Bonus Track 
10 抱きしめたい 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children 2ndシングル 

リリースデータ

1999年9月8日 初登場1位 売上56.0万枚 Produced by 小林武史&Mr.Children トイズファクトリー

メンバー

Vocal&Guitar 桜井和寿
Guitar 田原健一
Bass Guitar  中川敬輔
Drums 鈴木英哉
Additional Musician
Keyboard 浦清英
Guitar 河口修二
Keyboard Sunny
 
Computer Program 吉田誠
Produced&Directed by 小林武史

Mr.Children8thアルバム。50万枚限定2枚組ライブアルバム。オリジナルアルバムではないが、ミスチルはベスト盤4作以外をすべて通算でカウントしており、今作は8thアルバムとしてカウントされている。ほぼ速攻で完売し、当時はプレミアアイテムとなったが、現在の中古市場ではそこまでプレミア化していない(後述のようにかなり状態が悪いものが多いので注意)。ライブツアーTour'99“DISCOVERY”が合計42本ありその中の1本をアルバムにしたことがタイトルの由来。札幌公演のライブが収録されていてボーナストラックの「抱きしめたい」のみ沖縄公演とされている。ジャケットは通常アルバムの縦長2倍サイズでツアーの様子を収めた写真集兼歌詞ブックレットが一体化した仕様。

有名なシングルも収録してはいるがツアーが当時の最新アルバム『DISCOVERY』をひっさげてのものだったため『DISCOVERY』の楽曲が大半で『DISCOVERY』収録曲で選ばれてないのは「#2601」だけ。MCはほとんど入っていないが、随所にサビ部分をファンが合唱なんて場面もあり「ラララ」での大合唱やアンコール前にファンが一体となって「innocent world」を合唱している部分などは特に印象的でライブアルバムならではの臨場感が味わえる。『DISCOVERY』中心だけになんとも煮え切らない、重たい部分はあるんだけど、ロックなミスチルが好きなリスナーなら楽しめる1作だと思う。

ミスチルの作品はどれもいつも作りこんであるためあまりバンドのノリや勢いは感じさせないが、今作はライブなのでミスチルがロックバンドなんだと改めて認識できる。この頃、小林武史はライブには参加していない。今作ではプロデュースとディレクターの立場で関与しており、収録当日は録音者の中にいたと今作ライナーで自ら語っている。今作ではキーボード2名、ギター1名が加わることでサウンドに厚みを加えているのが00年代半ば以降とは大きく異なる。また「ニシエヒガシエ」などは間奏が長くなっていてCDよりも格段にかっこいい。一方で「Tomorrow never knows」で最初に聞こえる観客の手拍子の謎のリズム、これはなんなんだろうか?恒例のリズムになっているらしいのだが曲と全然合ってない

デザイン性重視で耐久性に難がありすぎるのはこの時期のミスチルの毎回のパターンとなりつつあったが、今作のブックレットも非常にもろい仕様になっているので注意が必要だ。というか注意すべきだった。発売数年もしないうちにセロテープ補強を余儀なくされるほど末尾のページ付近がかなりベリベリになってしまい、その後完全に外れてしまった。別に乱暴に扱っていないのだが、後のベスト盤(肉、骨)も同様にページの糊付けが相当にあまい作りらしく、経年と共にペリペリと簡単に剥がれおちてしまう。当時の友人が所有していた本作もやはり数年で同じ運命をたどったと聞く。現在中古でしか入手できないが、その点は注意が必要だ。

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印象度★★★★☆

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