Atomic Heart
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Printing | Instrumental | |||
2 | Dance Dance Dance | 桜井和寿 | 桜井和寿&小林武史 | 小林武史&Mr.Children | |
3 | ラヴ コネクション | 桜井和寿 | 桜井和寿&小林武史 | 小林武史&Mr.Children | 6thシングル『Tomorrow never knows』C/W(カット) |
4 | Innocent World | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 5thシングル 最高1位 売上193.6万枚 |
5 | クラスメイト | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 7thシングル『everybody goes』C/W(カット) |
6 | Cross Road | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 4thシングル 最高6位 売上125.6万枚 |
7 | ジェラシー | 桜井和寿 | 桜井和寿&小林武史 | 小林武史&Mr.Children | |
8 | Asia(エイジア) | 桜井和寿 | 鈴木英哉 | 小林武史&Mr.Children | |
9 | Rain | Instrumental | |||
10 | 雨のち晴れ | 桜井和寿 | 桜井和寿&小林武史 | 小林武史&Mr.Children | 8thシングル『【es】〜theme of es〜』C/W(カット、remix) |
11 | Round About〜孤独の肖像〜 | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | |
12 | Over | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children |
リリースデータ
1994年9月1日 | 初登場1位 | 売上343.0万枚 | Produced by 小林武史 | トイズファクトリー |
メンバー
Vocal,Guitar | 桜井和寿 |
Guitar | 田原健一 |
Bass | 中川敬輔 |
Drums | 鈴木英哉 |
Mr.Children4thアルバム。「CROSS ROAD」が初のトップ10入りからロングヒットを記録してミリオンセラーを記録。続く「イノセントワールド」で初の1位を獲得しさらに大ヒットし、今作も空前絶後の大ヒットを記録。当時のアルバム売上記録を更新した。現在も自身最大のヒット作となっている。今作以降の3シングルのC/Wは立て続けに今作からのシングルカットとなった。「雨のち晴れ」のみは元々長い曲をさらに引き伸ばし、桜井によるサラリーマン日記の朗読を追加したremix versionでのシングルカットとなっている。初回盤は青いプラスチックスリーブケース入り、中のプラケースもブルー仕様。このスリーブは後年になるにつれてどす黒い青色に変色しやすく、さらにプラスチックが割れやすくパリパリに欠けやすくなっている。
今作ではデジタルサウンドを融合させ、今までとは詞の世界もサウンドもだいぶ変わっている。シングル路線どころか、これまでにあったようなポップな感触の曲がせいぜい「クラスメイト」とか「Over」とか「雨のち晴れ」(これはポップだけどアレンジに凝りまくってて少し異色か)くらいしかないためシングルで気に入って聞いた人どころか、昔からのファンにとっても相当衝撃だったのではないか。後追いで聞いたからすんなり聞けたけど、当時の流れではいきなり物凄い実験アルバムとしか言いようがない内容であり、凄い攻めたアルバムだったんじゃないかと思う。それでも曲に幅が広がり、実験性と期待に応えるバランスも抜群だ。同じことを繰り返して飽きられる前にどんどんいろいろやっていこうという姿勢は小林武史の意向が大きかったと後に語られているけど、その方向性は多彩であり、天才プロデューサーだった小林武史の手腕がいかんなく発揮されていたんだろうなと思う。そういう意味でミスチルというより小林武史の野心作だったのかも。
印象度★★★★☆