KIND OF LOVE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 虹の彼方へ | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | |
2 | All by myself | 桜井和寿・小林武史 | 桜井和寿・小林武史 | 小林武史&Mr.Children | 3rdシングル『Replay』C/W(カット) |
3 | BLUE | 桜井和寿 | 桜井和寿・小林武史 | 小林武史&Mr.Children | |
4 | 抱きしめたい | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | 2ndシングル(同時発売) 最高56位 売上6.1万枚 |
5 | グッバイ・マイ・グルーミーデイズ | 桜井和寿 | 桜井和寿・小林武史 | 小林武史&Mr.Children | 1stシングルC/W |
6 | Distance | 桜井和寿 | 桜井和寿・小林武史 | 小林武史&Mr.Children | |
7 | 車の中でかくれてキスをしよう | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | |
8 | 思春期の夏〜君との恋が今も牧場に〜 | 桜井和寿・小林武史 | 鈴木英哉・小林武史 | 小林武史&Mr.Children | 鈴木英哉ボーカル曲 |
9 | 星になれたら | 桜井和寿 | 桜井和寿・寺岡呼人 | 小林武史&Mr.Children | |
10 | ティーンエイジ・ドリーム(T〜U) | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children | |
11 | いつの日か二人で | 桜井和寿 | 桜井和寿 | 小林武史&Mr.Children |
リリースデータ
1992年12月1日 | 初登場45位、最高13位 | 売上118.0万枚 | Produced by 小林武史 | トイズファクトリー |
メンバー
Vocal、Guitar | 桜井和寿 |
Guitar | 田原健一 |
Bass | 中川敬輔 |
Drums、Vocal | 鈴木英哉 |
Mr.Children2ndアルバム。2ndシングル『抱きしめたい』と同時発売。既発の曲は1stシングルC/Wの「グッバイ・マイ・グルーミーデイズ」を収録。次の3rdシングルC/Wとして「All by myself」がカットされている。発売当時は初登場45位だったがブレイク後に旧作が一気に売上を伸ばしていったがその中でも初期の名盤と評価の高かった今作はグイグイ売上を伸ばして96年になってミリオンを突破するまでに至った。トップ10に入らずにミリオンを達成したのはB'z『BAD COMMUNICATION』と今作のみ。13位はミリオン作品の中で最も低い最高位となる。100位以内の集計当時で登場159週である。初回盤はケースが特殊仕様。初期だけに次回作と並んでレア盤となっている。
青春、さわやか、ポップというスタイルは前作と変わっていない。全体的に小林武史がだいぶ作曲面にまで介入しており、一応バンドサウンドになっているもののそこまで演奏面は目立たず、メロディー主体の印象が強い。実際、メンバー3人抜きでまず桜井と小林の2人だけで楽曲作りを行うという制作スタイルだったそうで、かなり歌モノ重視のアルバムになっているのも納得。「抱きしめたい」は文句なしの初期の名曲。ベスト盤には後に「星になれたら」が選ばれたがそれ以外にも名曲が多い。「ティーンエイジ・ドリーム(T〜U)」はこの頃だから歌えた曲だろうし、年上女性への恋を歌ったラスト「いつの日か二人で」ももう書けないタイプの曲だろう。なお8曲目はドラムの鈴木がメインボーカルをとっていてほのぼの系のボーカルが聞ける貴重な1曲初期の名盤との評判だが確かにポップスアルバムとしては絶品だし、若かったからこそ書けた「青春」が詰まった傑作である。
印象度★★★★☆