2006年間レビュー
2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | |
200万以上 | なし | 1位のみ | なし | なし | なし |
100万以上 | 1位のみ | 1位のみ | なし | なし | 1位のみ |
50万以上 | 〜14位 | 〜11位 | 〜6位 | 〜7位 | 〜8位 |
40万以上 | 〜19位 | 〜13位 | 〜12位 | 〜13位 | 〜13位 |
30万以上 | 〜31位 | 〜22位 | 〜20位 | 〜26位 | 〜24位 |
20万以上 | 〜55位 | 〜38位 | 〜42位 | 〜44位 | 〜47位 |
100位のボーダー | 13.0万枚 | 10.4万枚 | 9.7万枚 | 10.3万枚 | 9.9万枚 |
昨年の表に今年のものを追加してみた。CDが売れなくなって以降、50万のラインが下がった04年以降は現状維持の状態が続いている。今年はミリオンも1作出たし、50万以上のヒット曲も1曲ずつ増えてるし、20万以上も増えている。ただ相当にジャニーズ頼りになっている点は過去最高の状態である。タッキー&翼とTOKIO以外のジャニーズは常に20万は堅いので彼らが出せば出すほど年間チャート上位の曲は底上げになる。ただし、複数商法などでランクダウンが早いため、あまりヒットした気がしない曲が上位に食い込み、けっこうトップ10に残ってヒットしてた曲が随分と下になっているという認識のズレも今年はより深まったような印象だ。
2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 | 2006年 | |
300万以上 | 1位のみ | なし | なし | なし | なし |
200万以上 | 〜3位 | 1位のみ | 1位のみ | 1位のみ | 1位のみ |
100万以上 | 〜7位 | 〜7位 | 〜6位 | 〜10位 | 〜6位 |
50万以上 | 〜31位 | 〜20位 | 〜21位 | 〜22位 | 〜21位 |
40万以上 | 〜45位 | 〜28位 | 〜32位 | 〜32位 | 〜32位 |
30万以上 | 〜63位 | 〜40位 | 〜46位 | 〜43位 | 〜41位 |
20万以上 | 〜 | 〜73位 | 〜76位 | 〜75位 | 〜65位 |
100位のボーダー | 20.8万枚 | 16.3万枚 | 15.9万枚 | 14.8万枚 | 13.3万枚 |
こちらも横ばい状態が続いている。ただ気になるのは20万以上の作品が10作も減ったことと、100位のボーダーが下げ止まらない点である。また100万枚以上が多かった昨年はどうやら異例だったらしく今年は戻っている。しかし6作中ベスト盤5作という状況はあまりよろしくない。宇多田や浜崎もミリオンに届かなかった今、唯一安定ミリオンのミスチルは今年はリリースなし。倖田來未やコブクロが次のオリジナルで飛ばせるかどうかといった感じで、勢いのある新人やブレイクアーティストでもアルバムミリオンは難しい状況。「粉雪」がヒットしたレミオロメンもアルバムは伸び悩んだし、KAT-TUNもアルバムでの高い数字は今後望めそうにない。来年以降もアルバムはシングル以上の苦戦が予想される。
個人的には配信をうまく使って曲単位での認識や購買意欲を高めて(必然的にシングルパッケージの売上は下がる)、アルバムはCDパッケージで頂くっていう段階が今は理想的だと思うんだけど…。現状では配信の流れが固定されてないのでなんだかバラバラである。