NAGISA NO CASSETTE VOL.1

No タイトル 作詞 作曲 編曲 ボーカル 備考
1 サマードリーム 亜蘭知子 織田哲郎 前田亘輝 前田・亜蘭・織田  TUBE 5thシングル
2 ボーイズ オン ザ ビーチ 亜蘭知子 織田哲郎 前田亘輝 亜蘭・前田・栗林  TUBE 4thアルバム『BOYS ON THE BEACH』収録曲
3 ステキなサタデーナイト 織田哲郎 織田哲郎 春畑道哉・角野秀行 織田・前田  TUBE 2ndアルバム『OFF SHORE DREAMIN'』収録曲
織田哲郎&9th IMAGE アルバム『DAY&NIGHT』収録曲「土曜日の夜」改題カバー
歌詞・CDレーベル面では「ス・テ・キなサタデーナイト」表記
4 Stay In My Eyes 亜蘭知子 栗林誠一郎 前田亘輝 栗林・亜蘭  TUBE 5thアルバム『Summer Dream』収録曲
5 SA・YO・NA・RA 亜蘭知子 織田哲郎 織田哲郎 織田  TUBE 5thアルバム『Summer Dream』収録曲
6 My Sweet Milky Baby 亜蘭知子・
織田哲郎
織田哲郎 織田哲郎 織田・前田・亜蘭・
栗林・伊藤 
WHY 2ndシングル『Milky Baby』の改題作
7 Seaside Rock'n'Roll 前田亘輝 栗林誠一郎 前田亘輝 前田・栗林  オリジナル曲
8 ダンス ウィズ ユー 亜蘭知子 栗林誠一郎 前田亘輝 栗林・亜蘭・前田  TUBE 6thシングル
9 Why Did You Go Away 亜蘭知子 織田哲郎 織田哲郎 前田  オリジナル曲
10 Stay Forever 前田亘輝 前田亘輝・
伊藤一義
春畑道哉 前田・伊藤  オリジナル曲
11 渚のMerry Boys 亜蘭知子 織田哲郎 織田哲郎 前田・織田・亜蘭  オリジナル曲
12 サンディー 亜蘭知子 織田哲郎 織田哲郎 織田  TUBE 1stアルバム『HEART OF SUMMER』収録曲
織田哲郎&9th IMAGE アルバム『DAY&NIGHT』収録曲「Sandy」改題カバー

リリースデータ

1987年12月2日 初登場29位 売上1.8万枚 Sound Produced by 前田亘輝
Produced by 長戸大幸
CBSソニー

メンバー

織田哲郎
亜蘭知子
栗林誠一郎
伊藤一義
前田亘輝(TUBE)
春畑道哉(TUBE)
角野秀行(TUBE)
松本玲二(TUBE)

渚のオールスターズ1stアルバム。TUBEメンバーとTUBEに曲提供をしていた制作陣で結成され、シングル無しで今作がデビュー作となった。TUBEとして発表した7曲(織田哲郎&9th IMAGEのカバー2曲含む)と織田哲郎が在籍していたバンドWHYとして発表した1曲のセルフカバー、4曲のオリジナル新曲で構成されている。曲によって様々な組み合わせやソロで歌唱を担当。今作のみ曲間にはキャンプテン・ジョージ(藤谷譲二)によるDJが挿入されている。タイトルは『渚のカセット Vol.1』とも表記されているが、公式サイトにおいてはローマ字表記で統一されている(背文字や帯では日本語表記)。帯の説明では「チューブ初のライブ感覚ベスト」とされ、NAGISA NO ALLSTARSというアーティスト名よりも「TUBE」が大きく表記されている。また帯でのメンバー表記ではメンバーから角野・松本の2人だけハブられているなど全体に表記や名義が安定していない。楽曲表記もジャケ裏とブックレット目次では「ステキなサタデーナイト」だが、CDレーベル面と歌詞部分では「ス・テ・キなサタデーナイト」になっていたり、同じく英字表記かカタカナ表記かも記載場所によって異なる曲がある。TUBEのアルバムは所属が変わるたびに全作品再発されており、91年にはSRCL品番で再発、03年にAICL品番で再発されているが、渚のオールスターズでの4作品は全て当時発売されたままで廃盤となっている。

アルバム『Twilight Swim』が発売されて10日程度で発売された当時のTUBE制作陣によるスペシャルユニット。渚のオールスターズの作品の中で今作だけが何故か年末に発売されているが、中身自体は真夏全開である。TUBEとしての年間2枚のアルバム発売、前田・春畑はソロアルバムまで制作するというメチャメチャ忙しい時期にさらにこんな企画を始めるなんて物凄い働きっぷり。しかもサウンドプロデュースが前田の単独名義になってるし…。といってもアレンジが大幅に変わったとかではなく、主眼は既発の楽曲をみんなで歌い直すといったところにあるようだ。オリジナルの4曲というのもこのために頑張って書き下ろしたというよりかはたぶんストックしていた未発表曲をここで放出したんじゃないだろうか。基本的に前田が歌っていた楽曲を作家たちが自ら歌ったり、コラボで歌ったりしているところにスペシャル感を感じるべきアルバムであり、それがこのグループの面白いところだと思う。

B00005GB63

印象度★★★☆☆

2016.7.30更新

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