COLLECTION
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 「C」 | 松本隆 | 筒美京平 | 萩田光雄 | 1stシングル 最高12位 売上17.0万枚 |
2 | 生意気 | 松本隆 | 筒美京平 | 船山基紀 | 2ndシングル 最高8位 売上11.4万枚 |
3 | BE-BOP-HIGHSCHOOL | 松本隆 | 筒美京平 | 萩田光雄 | 3rdシングル 最高4位 売上17.9万枚 |
4 | 色・ホワイトブレンド | 竹内まりや | 竹内まりや | 清水信之 | 4thシングル 最高5位 売上22.3万枚 |
5 | クローズ・アップ | 松本隆 | 財津和夫 | 大村雅朗 | 5thシングル 最高4位 売上12.8万枚 |
6 | JINGI・愛してもらいます | 松本隆 | 小室哲哉 | 大村雅朗 | 6thシングル 最高4位 売上13.8万枚 |
7 | ツイてるね、ノッてるね | 松本隆 | 筒美京平 | 大村雅朗/船山基紀 | 7thシングル 最高3位 売上19.2万枚 |
8 | WAKU WAKUさせて | 松本隆 | 筒美京平 | 船山基紀 | 8thシングル 最高3位 売上23.7万枚 12インチ盤 最高22位 売上2.9万枚 |
9 | 「派手!!!」 | 松本隆 | 筒美京平 | 船山基紀 | 9thシングル 最高2位 売上20.5万枚 |
10 | 50/50 | 田口俊 | 小室哲哉 | 船山基紀 | 10thシングル 最高2位 売上21.1万枚 |
11 | CATCH ME | 角松敏生 | 角松敏生 | 角松敏生 | 11thシングル 最高1位 売上21.8万枚 |
リリースデータ
1987年11月15日 1989年12月25日(ゴールドCD) 1998年3月4日(再発) 2006年2月1日(リマスター) |
初登場1位 - - 300位圏外 |
売上54.2万枚 - - - |
Producer:KIYOKAZU TAKAHASHI | キングレコード |
中山美穂1stシングルコレクションアルバム。初のベスト盤。85年のデビューからここまでのシングル11作をリリース順に収録。アルバム未収録になっていたシングル曲が多く、「BE-BOP-HIGHSCHOOL」、「色・ホワイトブレンド」、「JINGI・愛してもらいます」、「ツイてるね、ノッてるね」、「「派手!!!」」、「50/50」、「CATCH ME」と7曲がアルバム初収録となった。「C」、ツイてるね、ノッてるね」の2曲はリミックスバージョンでの収録(06年リマスター盤はシングルバージョン)。
「CATCH ME」でシングル初の1位を獲得するなど上がり調子のタイミングだった事もあり、今作では続けてアルバムでも初の1位を獲得。アルバムでのダントツ最高売上を記録し、現在でも『COLLECTION V』に続く2番ヒット作となっている。
シングルA面をリリース順に収録した『COLLECTION』はシリーズ化し、90年に『U』、95年に『V』、06年に『W』がリリースされた。89年にゴールドCDで再発、98年に再発、06年には『COLLECTIONW』発売に合わせてシリーズ3作がリマスター再発された。06年盤では「C」、ツイてるね、ノッてるね」の2曲がシングルバージョンに差し替えられている。CDにおいては06年盤が最新となるが、2014年にはハイレゾリマスターでシリーズ4作が配信されており、これが最新リマスターとなる。ただしA面だけでなくB面も網羅したBOX『30th Anniversary THE PERFECT SINGLES BOX』が2015年にリリースされており、その際にもリマスターされている。2020年12月の『All Time Best』もシングル39曲を網羅しており、事実上このシリーズ4作を1作にまとめたような作品となり『U』のボーナストラック「I can't follow you」以外は網羅された。リマスターは最新ではなく2015年のBOX音源を使用しているようだ。
デビュー当初から高い人気を得ていた初期シングルヒットが一気に並んでいる…という事でリアルタイムであれば懐かしのヒットナンバーという事になりそうだけど世代ではないのでこの時期の楽曲はほぼ知らなかった。当初から相当な気合が入っていたようで、当時のヒットメイカーがドッカンドッカン投入されまくり、松本隆×筒美京平という組み合わせを軸に、竹内まりや、財津和夫、小室哲哉、角松敏生と強力な作家陣が提供。アレンジャーも当時の一線級のヒット曲常連メンツ。これでこの時代にヒットしないはずがないというような強力な楽曲が並ぶ。
とはいえ80年代アイドル全開なので、90年代に突入して数年もすれば古臭くなってしまったような極めて賞味期限の短かったトレンド全開でもある。よって世代でないといかにも80年代っぽいアイドルナンバーだなぁ…という以外にはあまり印象が無かったりもする。主演ドラマ主題歌や大型のCMタイアップが大半で、そっちに合わせたキャッチーな言葉(歌詞だけでなくタイトル含めて)やメロディーを連発しているのもまた時代性が強い。中山美穂は個人的には90年代のもう少しバラード寄りのヒットのイメージが強いのでこの時期は特に昔のアイドルっぽいなぁと感じた。
印象度★★★☆☆
2019.8.13更新