はじまりのうた

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 はじまりのうた 七緒香 七緒香 小澤正澄  
2 真昼の闇 七緒香 小澤正澄 小澤正澄  
3 バイオリズム 七緒香 七緒香 小澤正澄  
4 なごり雪 伊勢正三 伊勢正三 小澤正澄 イルカのカバー
5 マルタナの丘 七緒香 七緒香 小澤正澄 5thシングル 100位圏外
6 紫陽花 七緒香 七緒香 小澤正澄  
7 トワノハナ 七緒香 七緒香 小澤正澄  
8 カイト 七緒香 小澤正澄 小澤正澄  
9 七緒香 小澤正澄 小澤正澄  
10 感情のしっぽ(Album version) 七緒香 七緒香 小澤正澄 5thシングルC/W
11 命の水 七緒香 七緒香 小澤正澄 4thシングル 最高85位 売上0.2万枚

リリースデータ

2000年3月23日 100位圏外 Produced by 小澤正澄 BMGファンハウス(BERGレーベル)

七緒香2ndアルバム。前作から2年2ヵ月ぶり。前作以降リリースが停止し、1年10ヵ月ものブランクを経てBMGにビーイングが設立したBERGレーベルへ移籍してシングル「命の水」で99年10月に活動を再開した。2月にリリースした「マルタナの丘」から1ヵ月で今作がリリースされた。プロデュースはPAMELAH小澤正澄に代わり、自身で作曲も手掛けるようになった。活動再開1作目の「命の水」はかろうじてトップ100入りしたが、先行シングル「マルタナの丘」、今作共に100位圏外となり、今作以降再びリリースが停止し、特にアナウンスも無く今作が最終作品となった。BERGレーベルは98年にDEENの移籍と共に始まったが、DEEN以外には大葉るか、七緒香しか結局在籍せずに、大葉るかも翌01年を最後に停止してしまったのでDEEN専属レーベル状態となったが、DEENもまたビーイングから離れたため、03年にDEENの作品からもBERGマークが消滅した事で完全消滅した。

今作ではサポートミュージシャンがBAAD大田紳一郎のコーラス(9,11)のみで、ギター、ベース、キーボード、プログラミングなど全ての演奏を小澤正澄が手掛けている「はじまりのうた」のアコースティックギター、「カイト」のフルートは七緒香本人が演奏している。

一般知名度の差もあって前作のB'z松本プロデュースのようにPAMELAH小澤正澄プロデュースはさほど強調されていないが、99年秋のアルバムでPAMELAHのリリースは停止していて発売予定だった新作は発売中止となり、ボーカルの水原由貴が3月1日にソロシングルをリリースしたばかりの時期だった。今作ではまだ"from PAMELAH"と表記があるほか、98年9月を最後にリリース停止になっていたBAADの表記が大田紳一郎にされている(大田がコーラス等で他アーティストの作品に参加した際に"from BAAD"表記があったのは大体この時期まで)。

同じギタリストといえプロデューサー交代の影響、及び自作移行の影響も強く全体に落ち着いた雰囲気のアルバム。前作の明るさや元気さがごっそり抜け去ったので別人のようだし、正直前作のような一聴して好感触というよりかは何度か聞いてじわじわ良さが見えてくるタイプの女性シンガーソングライターに変わったような印象。PAMELAHも後半は勢いが落ち着いてきて停止状態になってしまっていたこともあり、PAMELAHの作編曲を一手に手掛けていた作家としての小澤正澄も数年前に比べてちょっと勢いが無くなってきてもう1つキレが無い感じもする。B'z松本ほどカラーが強くないので今作からはPAMELAHっぽい印象は全く受けず、あくまで七緒香がシンガーソングライターとしてやりたい方向を一緒に探っているようなアルバムになっているように思う。

タイトル通り、シンガーソングライターとしての七緒香が始まったばかりであり、これからどう進んでいくか、全てはここから始まる…はずだっただけに今作だけでは正直何とも言えないところがある。アルバムの流れとしても終盤の流れが特にいいだけにこれで終わってしまったのが残念だ。

はじまりのうた

印象度★★★☆☆

2019.7.12修正

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