いくつもの川を越えて生まれた言葉たち
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 風唄 | 森山直太朗、御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | |
2 | 約束 | 森山直太朗、御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | |
3 | 恋 | 森山直太朗、御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | |
4 | マリア | 森山直太朗、御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | |
5 | 夏の終わり | 森山直太朗、御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ | 3rdシングル(カット) 最高6位 売上10.2万枚 |
6 | 土曜日の嘘 | 森山直太朗、御徒町凧 | 森山直太朗 | 中村タイチ |
リリースデータ
2003年6月18日 | 初登場3位 | 売上33.7万枚 | Produced by 大越王夫 | ユニバーサル |
森山直太朗2ndミニアルバム。前作同様に「2ndコアアルバム」と称されていたが現在は枚数のカウント表記が消滅している。「さくら(独唱)」がロングヒットする中でリリースされた。シングルなしの全部新曲のミニアルバムだったが、ロングヒット。「夏の終わり」が夏の終わりを狙って8月20日にシングルカットされた。初回盤は2000円で「さくら(独唱)」PV(CD音源と異なる1発撮り)やドキュメントなど収録のDVDがついているらしい。通常盤はCDのみで1800円だった。
前作以上にシンプルに声とメロディーを前面に出した作風。凛とした雰囲気のアルバムである。とにかくじっくり聞いて浸るような感じで、シンプルなわりにはずっしりと重い。この後、さらに力強さを増して1stフルアルバムへと繋がっていくわけだが、今にしてみると少々力みすぎていた気がしなくもない。作りこんでいるのだけれど、歌詞にしても詩人めいた言い回しが多いので共感しにくく、あまり自然体な感じがしない。ただその辺は作風として意図的にやっているんだろうけど、当時のテレビでのちょっと普通とは違うんだよみたいな変人めいた振る舞いといい、どうも「作りすぎ」な感じがしていたのも事実。個人的には声とメロディーはかなり好きなんだけど、買うほどに至らなかったのはその辺が原因だった。
印象度★★★☆☆