直太朗
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ソフィー | 直太朗、凧 | 直太朗 | 吉又良 | |
2 | 時の行方 | 直太朗、凧 | 直太朗 | 吉又良 | 後に7thシングル『時の行方〜序・春の空〜』としてリメイク |
3 | あの街が見える丘で | 直太朗、凧 | 直太朗 | 吉又良 | |
4 | ポロシャツ | 直太朗、凧 | 直太朗 | 吉又良 | |
5 | 高校3年生 | 直太朗、凧 | 直太朗 | 吉又良 | |
6 | 少年(Studio Live Version) | 直太朗、凧 | 直太朗 | 吉又良 |
リリースデータ
2001年3月7日 | 100位圏外 | NNR |
直太朗インディーズデビューミニアルバム。森山直太朗のインディーズデビュー作。インディーズ時代は森山良子の息子であることは伏せており、名前のみで活動していた。当時はニッポン放送オールナイトニッポンのインディーズアーティスト番組にレギュラー出演していたため、番組リスナーの間では名前は知られていたがチャートインには至らなかった。この後11月にシングル『ワスレモノ』をリリース後、02年に森山直太朗としてメジャーデビューする。
発売当時はよくオールナイトニッポンを聞いていたので「直太朗くん直太朗くん」とニッポン放送アナウンサーに呼ばれているのを耳にしていて名前だけは知っていた。寝ながら聞いていたのでこの当時の曲は記憶に無かったが、2年後に「さくら(独唱)」が売れた時にはあの「直太朗くん」が売れたのか!と思ったことは記憶している。
この時点で既に御徒町凧との共同作詞体制は始まっている。またインディーズということなのでもっとシンプルに弾き語り構成なのかと思ったら、「少年」以外はフルのバンド編成。しかもアレンジの吉又良とバンド陣はメジャーの舞台で活躍しているメンバーであり、「時の行方」「高校3年生」に至っては生のストリングスまで入っていてメジャーと全く変わらない豪華な編成となっている。フォーク色は強いものの、シンプルにメロディーと歌声を生かしたバンドサウンドを聞かせて、曲によってはメジャー以降よりもバンド感のある曲もある。ただ音が割れているように感じる箇所があり、その辺はインディーズの粗なのかと思ったが、ブックレットには「制作者の意図によるもの」と書かれていた。ブレイク後の小難しい雰囲気や、わざと外したような力の抜いた作風よりも、ストレートなメロディーと素直な歌声が響いているこの頃の方が聞きやすいような気がした。
印象度★★★★☆