自由の限界
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | そりゃ生きてればな | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
2 | どこもかしこも駐車場 | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
3 | Que sera sera | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
4 | 晩秋 | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
5 | アンジェリーナ | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
6 | よく虫が死んでいる | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
7 | そのままの殿でいて | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
8 | たぶん今頃 | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
9 | 自由の限界 | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
10 | 小鳥 | 森山直太朗/御徒町凧 | 森山直太朗/御徒町凧 | 石川鷹彦 |
リリースデータ
2013年12月11日 | 初登場25位 | 売上0.6万枚 | Sound Produced by 石川鷹彦/森山直太朗 | ユニバーサル |
森山直太朗7thアルバム。前作から8ヵ月、2013年2作目のオリジナルアルバム。前作は主演舞台で使用された楽曲を集めた内容だったが今作は通常のオリジナルアルバムとなっている。サウンドプロデュースも前々作までの石川鷹彦に戻った。先行シングルCD/配信一切無しで全曲新曲となっている。完全1種発売。「どこもかしこも駐車場」はPVが制作されリード曲のような扱いになっている。2週目には100位圏外になってしまうなどチャートでは急落したが、初動、累計共に100位以内に2週ランクインした前作を上回っている。
まさかまた石川鷹彦体制に戻ってしまうとは…。前作が久々に森山直太朗がポップ路線に帰ってきた感があっただけに、またしてもシンプルなフォーク路線に戻ってしまったのは正直残念に思えてしまった。シンプルかつわりとどうでもいいような事を延々と歌詞にするといった石川鷹彦体制になってからより磨かれたようなシュール系楽曲が並んでいるのも、デジャヴ感満載で最初は何か飽きるんじゃないかと思いながら聞いてるんだけど不思議とクセになる独特の魅力があり、聞くほどに印象に残ってくる。今回も気がついたら意外と好印象に変わっていった。また基本はアコースティックギター+少々程度のシンプルな構成だけど、それだけで終わらずに昔の歌謡曲風な「よく虫が死んでいる」、表題曲「自由の限界」などではバンドでもう少し味付けしたアレンジも聞く事ができる。さらに直太朗と石川の2人だけでなく、ギタリストとしてさらに小倉博和、西海孝も招くなどパッと聞きはシンプルな割にかなりギターサウンドに注力している感じも(正直誰がどのプレイとかさっぱり分からないけど)。個人的には前作のような色々なアレンジャーと組んで、シンプルな作風ももう少しガッチリアレンジした曲もバランス良く入っている路線の方が好みではある。だが何度か聞いていたら今回もこれはこれでいいなと思えてきた。先行シングルも無くて正直残っているファン以外にはあまり強い訴求力は無いと思うけど、ここまで聞いてきたリスナーならそれなりに満足できる1作だと思う。
印象度★★★☆☆