THE BEST!
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | タカラモノ〜この声がなくなるまで〜 | ナオト・インティライミ | ナオト・インティライミ | soundbreakers | 2ndシングル 最高15位 売上1.6万枚 新たなミックス |
2 | 恋する季節 | ナオト・インティライミ | ナオト・インティライミ | 久保田真悟 | 11thシングル 最高6位 売上2.2万枚 新たなミックス |
3 | 今のキミを忘れない | ナオト・インティライミ | ナオト・インティライミ | SHIKATA,REO | 4thシングル 最高26位 売上1.1万枚 新たなミックス |
4 | 君に逢いたかった | ナオト・インティライミ, 川村結花 |
ナオト・インティライミ | SHIKATA,REO | 7thシングル 最高8位 売上2.2万枚 |
5 | いつかきっと | ナオト・インティライミ | ナオト・インティライミ | 大久保薫、 ナオト・インティライミ |
15thシングル 最高7位 売上1.4万枚 |
6 | LIFE | ナオト・インティライミ, 磯貝サイモン |
ナオト・インティライミ | 久保田真悟、 ナオト・インティライミ |
14thシングル 最高11位 売上1.0万枚 |
7 | ありったけのLove Song | ナオト・インティライミ, 常田真太郎 |
ナオト・インティライミ | Naoki-T | 3rdシングル 最高23位 売上0.5万枚 新たなミックス |
8 | Brave | ナオト・インティライミ, SHIKATA |
ナオト・インティライミ | SHIKATA,REO | 5thシングル 最高13位 売上0.7万枚 |
9 | 愛してた | ナオト・インティライミ | ナオト・インティライミ | Yuichi Hayashida, ナオト・インティライミ |
8thシングル 最高8位 売上1.2万枚 |
10 | しあわせになるために | ナオト・インティライミ, 川村結花 |
ナオト・インティライミ | 大久保薫 | 10thシングル 最高13位 売上1.0万枚 新たなミックス |
11 | ナイテタッテ | ナオト・インティライミ, 磯貝サイモン |
ナオト・インティライミ | 大久保薫、 ナオト・インティライミ |
9thシングル 最高17位 売上1.3万枚 |
12 | カーニばる? | ナオト・インティライミ, 常田真太郎 |
ナオト・インティライミ | ナオト・インティライミ, Yoshitaka"gakkey"Ishigaki |
1stシングル 最高34位 売上0.4万枚 新たなミックス |
13 | The World is ours! | ナオト・インティライミ, Antonina Armato and Tim James |
久保田真悟、 ナオト・インティライミ |
13thシングル 最高12位 売上1.0万枚 | |
14 | Hello | ナオト・インティライミ, SHIKATA |
ナオト・インティライミ | SHIKATA,REO | 6thシングル 最高19位 売上1.1万枚 新たなミックス |
15 | 手紙 | ナオト・インティライミ | ナオト・インティライミ | 田中隼人, ナオト・インティライミ |
12thシングル 最高13位 売上1.3万枚 |
リリースデータ
2015年6月10日 | 初登場3位 | 売上12.7万枚 | ユニバーサル |
ナオト・インティライミ初のベストアルバム。ナオト・インティライミとしてメジャーデビューした2010年から5周年を記念しての作品。ここまでの全シングル15曲を収録。曲順は聴き心地の良さを考慮して決定された。「いつかきっと」はアルバム初収録となったが次のオリジナルアルバムにも収録された。歌詞ブックレットとは別に、ライナーノーツと本人による1曲ごとの曲解説、演奏/スタッフクレジットを記載した用紙が別途封入されている。ライナーによれば「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」「恋する季節」「今のキミを忘れない」「ありったけのLove Song」「しあわせになるために」「カーニばる?」「Hello」は新たなミックスが施されている。順位はいつもとさほど変わらなかったが(3rdで1位、4th5thで2位、2ndで3位なのでむしろ低め)、ロングヒットとなり自身最大のヒット作となった。初回盤は15曲+「キミライフ」のMVを収録したDVD付。FC限定盤はさらに本とタオルが付属する。
ケチュア語の太陽(インティ)と祭り(ライミ)を組み合わせたのがインティライミだという。演奏クレジットやスタッフクレジットは全て「ミュージシャン・インティライミ」「スタッフ・インティライミ」…とされ、名前ではなく楽器名、役職名全てに「・インティライミ」が付属する(例えば「アレンジ・インティライミ」「プログラミング・インティライミ」、スタッフなら「A&R・インティライミ」「マネージャー・インティライミ」など)というかなりすさまじいことになっている。どんだけ太陽のお祭り好きなんだこの人。
名前程度しか知らなかったが、印象としては着うた全盛期終盤の着うた・配信受けのいい明るいシンガーで、特に前半の曲はサビ程度ならどこかで耳にした記憶があった。泣いたり〜笑ったり〜♪という「今のキミを忘れない」のサビはSHUN時代のEXILEの「HERO」の一節とメロどころか歌詞までもが完全一致でありこれは別の記憶だったサビ以外でちょいちょいラップ風味になることがあり、ファンモンやGReeeenなどのラップを取り入れたポップミュージックにも系統が近いところがあり、恐らくリスナー層も重複していたものと思われる。とにかくパッと聞いて気持ちよく耳に残るさわやかでキャッチ―なサビメロが魅力的だ。前半でさわやかでポップな曲を並べ、中盤でバラード〜ミディアムなど落ち着いた曲調、終盤でお祭りに近いサンバやカーニバルノリの派手な曲で畳みかけ、ラストはラララ合唱になるような曲で締める、というライブっぽい大まかな流れも聞きやすい。
一方でライナーに書かれているような幅広い音楽性というのは正直あまり感じられず、割と王道一直線で似たような曲が多い印象になってしまうのはシングル曲しか入ってないせいと思われ、ベストアルバムとはされているが実際のところはシングルコレクションであり、ここまでのナオト・インティライミの全てを網羅したアルバムというわけではないんだろうなと思う。アルバム5枚出しているだけに2枚組、2枚分割などの重量級に手を出して全シングル+アルバムからも数曲ずつの構成にもできたところだが、シングル全部入ってますだけで済ませたところはライトリスナーとしては気軽に手を出しやすいし、聞き覚えるのあるヒット曲を一気に聞けるのでまあどっちが良かったとも言えないところではあるか。
印象度★★★★☆
2017.1.10更新