コンポジット(初回盤)

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 ハレノバテイクオーバー 田淵智也 田淵智也 R・O・N 1/11先行配信
2 烏合讃歌 夏川椎菜 HAMA-kgn HAMA-kgn  
3 アンチテーゼ すりぃ すりぃ すりぃ 4thシングル 最高位 売上万枚
4 トオボエ 夏川椎菜 岩瀬晃二郎 川崎智哉  
5 RUNNY NOSE 夏川椎菜 森宗秀隆 森宗秀隆 4thシングルC/W
6 サメルマデ やぎぬまかな やぎぬまかな めんま  
7 奔放ストラテジー ノイ ノイ ノイ  
8 ミザントロープ 田中秀典 eba eba  
9 ボクはゾンビ 夏川椎菜 山崎真吾 山崎真吾  
10 すーぱーだーりー 夏川椎菜 笹川真生 笹川真生  
11 That's All Right! 山崎真吾 山崎真吾 山崎真吾 5thシングルC/W
12 ナイトフライトライト ワタナベハジメ 川口圭太 川口圭太  
13 クラクトリトルプライド 夏川椎菜 田淵智也 HAMA-kgn 5thシングル 最高位 売上万枚

初回盤Blu-ray
「ハレノバテイクオーバー」Music Video
「ハレノバテイクオーバー」Music Video Making

リリースデータ

2022年2月9日 初登場9位 売上0.7万枚 Producer:篠原廣人 MusicRay'n

夏川椎菜2ndアルバム。2年8ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。『Ep01』からは2年5ヶ月ぶり。『Ep01』からの収録は無く、前作以降の2シングル4曲を全て収録。1月11日に「ハレノバテイクオーバー」が先行配信されており、この曲がリード曲となりMVも制作され完全生産限定盤・初回生産限定盤のBlu-rayに共通収録されている。初登場9位を記録してトップ10入りを果たしたものの2週目には116位まで吹き飛んだ。

完全生産限定盤は「ハレノバテイクオーバー」Music Video、ライブ映像「夏川椎菜 Zepp Live Tour 2020-2021 Pre-2nd@Zepp DiverCity(TOKYO)」をフル収録したBlu-ray付、オリジナル缶バッジ3個、オリジナルピンバッジ4個、総督ファブリックを封入したBOXケース仕様。ライブの音源は別途配信限定で2月1日にフル配信されているほか20曲を5曲ずつバラバラに分割して1月11日から4週連続で配信限定『Ep02』シリーズ4作としても配信していた。
初回生産限定盤は「ハレノバテイクオーバー」Music Videoとメイキングを収録したBlu-ray付。前作と異なりスリーブは付属せず、12oプラケース仕様。
通常盤はCDのみ。

喜怒哀楽を表現したようなアルバムになっているが本人の積極性が反映されまくっていて、元々あまり音楽を聴かなかったのが歌手活動始めるにあたってサブスクで色々聞き漁ってある程度好みの方向性としたのが前作だった。前作はエレクトロ寄りの嗜好なのかなと感じる部分があったが、今作ではボカロPのすりぃが自身の代表曲をセルフパクリしたような「アンチテーゼ」を提供されてこれが攻撃的な楽曲だったのと、初の生バンドでのライブを行った事で生バンドの大爆音をバックにまくし立てるように歌うというスタイルに快感を見出したようでボカロ+まくしたて爆音ロック全開になるという分かりやすい変化が生じた。ややゆったりした曲も一応あるがバラードらしいバラードもなく、大半の曲が早口でまくし立てる非常に勢いのあるかなり押せ押せなアルバムだ。バンドサウンド+電子音をひたすら詰め込んだような爆音アレンジの連発なのでとてつもなく勢いの漲ったアルバムではあるが、さすがに音が過密でゴチャゴチャしまくり。勢いに圧倒されて一気に聞けるとはいえけっこう疲れるアルバムでもある。早口なので歌詞カードでじっくり見ないと歌詞も全く入ってこないし…。

まあでも本人の嗜好の移り変わりがダイレクトに反映されていくところは夏川椎菜の魅力でもある。猪突猛進気味に突き進んでいるようにも見えるがかなり勉強熱心なようだし、意見を反映してもらうのに相当な熱量でスタッフに意見を伝えているっぽいし、だからこそこれだけダイレクトに今やりたい事が反映されているんだろう。今回はこういう作風になったが、今後また変わっていくと思うし、生バンドでのライブの良さに目覚めたばかりという事は、まだ本来の生バンドのライブ(制限なしで観客が声を出して盛り上がれる環境)を経験してないわけで、それが反映される頃には今作のような作風だけでは足りない事も見えてきて曲幅も広がることも期待される。

あと生バンドを経験したと言ってもギターベースドラムだけでキーボード不在だったようでけっこう鳴っているキーボードやシンセの音は全部同期で済ませていたなど省エネしがちな事務所の体制は出ていたらしい。キーボードの生演奏により歌い上げるバラードとかが無いのもその点が改善されれば良さに気づいたとか言ってバラードが増えたりする可能性もあるのかもしれない。本人が次のライブも生バンドでやらせてくれとアピールしているインタビューもあったが、今作は全編にわたって激しいロックバンドサウンドだが実際はほぼ1人オケ制作。リード曲「ハレノバテイクオーバー」からギターベースキーボードプログラミングがアレンジャー1人オケ制作でこの1人オケパターンと、もう1人呼んでいる(ベースは別に呼んでいる、ギターを別に呼んでいる)、ベースのクレジットもなくプログラミングに含まれてしまう(ベース打ち込み)パターンが混在しているが、ギターベースドラムが揃っている生バンド制作は「ミザントロープ」「ナイトフライトライト」のまさかの2曲だけ。川口圭太はSCANDALで長年おなじみだったアレンジャーだが夏川椎菜のバックバンドを担当していたらしく、この曲だけはツアーバンドメンバーで演奏したらしいので恐らくこの曲がツアー経験を経ての夏川椎菜の意向がダイレクトに反映されているのだと思う。この曲のガツンとした雰囲気は生演奏ゆえと思われるが確かに全部こんな感じでやってしまえばアルバムが破綻する気もしなくもない。それでもこの作風であまりにも打ち込みまみれすぎるのも確かでもうちょっと予算かけてあげてくれよとは思う

「ハレノバテイクオーバー」Music Videoは曲調的に映像としてはバンド編成でガツンとロッキン歌っているような内容にしそうなものだが、まさかのバックダンサー付けてダンスメイン。この曲調で踊るのか。その発想は無かった。

B09MYXTPSR完全生産限定盤Blu-ray付  B09MYHKRJV初回盤Blu-ray付  B09MYYXGJB通常盤 

印象度★★★★☆

2022.3.6更新

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