Ep01
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | ワルモノウィル | 夏川椎菜 | HAMA-kgn | HAMA-kgn |
2 | グルグルオブラート | 夏川椎菜 | 山崎真吾 | 山崎真吾 |
3 | HIRAETH | ワタナベハジメ | kidlit | kidlit |
4 | キタイダイ | 夏川椎菜 | Tendo Yasuhiro | 川口圭太 |
5 | ロジックルーパー | HAMA-kgn | HAMA-kgn | HAMA-kgn |
リリースデータ
2019年9月25日 | 初登場13位 | 売上1.1万枚 | MusicRay'n |
夏川椎菜1stEP。1stアルバム『ログライン』から5ヵ月でのリリース。スフィア、TrySail、各自ソロ含めて初のEP扱いの作品。新曲5曲を収録。ソニー公式では"1stEPシングル"と明記されているが、新曲が5曲のためO社では収録内容発表後にアルバム扱い(当初のリリース発表段階ではシングルに区分されていた)となり、アルバムチャートで扱われた。初回盤は「ワルモノウィル」MVとTV-SPOTを収録したDVD付。
初回盤DVDの内容(MVとTV-SPOT)は事務所ミュージックレイン勢のいつものシングル初回盤DVDと同じ構成で、CD自体も「ワルモノウィル」を表題としたC/Wが多い豪華なシングルくらいの感覚の作品。1stアルバムの後に早くも5曲というのは全体にリリースがゆっくりめなミュージックレイン勢の中では珍しいが、本人作詞が5曲中3曲になっていたり、前作の制作時もかなり明確にやりたい方向性をまとめてスタッフにプレゼンしていた事が明かされているので、本人の熱意もあって制作がスムーズに進んでいるのかもしれない。
そんなわけで本人の熱意のままにさらに1stアルバムよりも方向性と可能性を広げたような内容。打ち込み中心ながらもアレンジはけっこうゴチャゴチャさせていて音全体を聞かせようと凝っている雰囲気は1stアルバム同様。作詞した3曲が全てカタカナ表記で統一されていたり、言葉の詰め込みなど小説も書いているだけであって、言葉のセンスの良さが早くも個性として花開きつつあるような印象も。「ワルモノウィル」なんか少しハロウィンっぽいような少し妖しい雰囲気のアレンジなので、大地を切り裂いたりする歌詞が載って妖しげ歌唱モードの天さんが歌えば雨宮天の曲になりそうな曲だが、プラスもマイナスもひっくるめた人間味のある歌詞と個性的なキンキン歌唱でもう夏川椎菜以外の何者でもない。1stアルバムに続いて予想以上に面白くなってきた。
印象度★★★★☆
2019.11.16更新