Ep02-1 チュートリアル

No タイトル 備考
1 HIRAETH 1stEP『Ep01』収録曲
2 グレープフルーツムーン 1stシングル
3 フワリ、コロリ、カラン、コロン 2ndシングル
4 クラクトリトルプライド 5thシングル
5 ファーストプロット 1stアルバム『ログライン』収録曲

リリースデータ

2022年1月11日 配信限定 初登場18位 売上0.03万DL MusicRay'n

夏川椎菜1st配信限定ライブEP。2021年7月29日に行われた「夏川椎菜 Zepp Live Tour 2020-2021 Pre-2nd」最終日Zepp DiverCity(TOKYO)公演で披露された全20曲を5曲ずつ4週連続配信限定リリースの第1弾。EPとしてはオリジナル作品の『Ep01』に続く作品で5曲入りという曲数が同じで『Ep02』とされているが4作通してEp02扱いで02-1、02-2、02‐3、02-4とナンバリングされている。20曲を披露順に並べたわけではなく、完全にくじで決めたとされ曲順はバラバラ。4作連続リリースした翌週の2月9日に発売される2ndアルバム『コンポジット』完全生産限定盤に曲順通りフルで映像化されたBlu-rayが付属する。

…という触れ込みだったが02-4の配信開始と同時にBlu-rayと同内容の20曲順番通りにフル収録したライブ音源『夏川椎菜 Zepp Live Tour 2020-2021 Pre-2nd@Zepp DiverCity(TOKYO)』がしれっとフルバージョンで配信された。

ツアー「夏川椎菜 Zepp Live Tour 2020-2021 Pre-2nd」は元々2020年12月〜2021年1月に開催予定で、2020年は12月19日の北海道公演のみで残りは2021年1月というスケジュールだった。しかし12月19日北海道公演のみなんとか決行できたものの、陽性者数急増に伴い緊急事態宣言まで発動される事態となったことで2021年1月公演は全延期となり、1度は5〜6月に振替を発表するも再延期となり、7月に残り公演を行った。このため初日公演と2公演目以降が半年以上離れる事態となった。なお結果的には当初予定していた最終公演日の1月24日の開催地東京の陽性者数は986人、1度目の延期6月14日は208人、実際に開催された7月29日は3920人であり(都発表「報告日別による陽性者数の推移」より)、3つのスケジュールのうちダントツで陽性者数が多いタイミングで決行した事になり、開催側も状況の見極めに苦心していた様子が伺える。

20曲のライブをバラバラに選曲しているがフェードアウトもクロスフェード編集も施さず曲間はぶった切っただけなので曲終わりの拍手が1曲ごとにブツッと途切れて次の曲、という繋がりは皆無のライブ音源集といった趣き。あくまで『コンポジット』完全生産限定盤Blu-rayのからの音源のみ先行配信であって、映像から音声だけ切っただけでわざわざEP用に手を入れて編集はしていないという事だろう(安全地帯は映像とライブCDとLPでミックスを変えていると明言して売りにしていたりもするがそこまではなかなか…)。

"バンドを背負った初のツアー"とされているので1度目のツアーはカラオケだったが、2度目の今回のツアーは生バンドを入れてやったようだ。ミュージックレインは音源でも打ち込みや1人オケ制作の方が比重が高めなので、生バンド演奏となったライブ音源はどれもCDとは違った生の熱さがあって思った以上にいい。観客が声出し禁止で拍手のみのため、怒号のような野郎どものオイ!オイ!やコールなどが一切ないのでライブらしい盛り上がり感は皆無だが生バンドバージョンとしては演奏と歌のみが聞こえるのでこれはこれで音に集中できていい感じ。夏川椎菜のボーカルももう少しブレがあるのかと思っていたら安定していて驚いた。

『チュートリアル』と題された今作はまずは入口的な激しくなく、おとなしくもないポップ路線中心。最初に聞くのに入りやすい選曲といったところか。

B09NH7YSZM   B09QKXSYJB20曲フルバージョン   B09MYXTPSR全20曲フル収録のBlu-ray付『コンポジット』完全生産限定盤

印象度★★★★☆

2022.1.31更新

※Amazon Musicで視聴、アルバム『コンポジット』は初回盤を選択したためこのライブのBlu-rayを見る予定はありません。またEp02-4と同時にBlu-ray同内容のフルバージョンもしれっと配信開始されましたが重複するので取り上げません。

戻る