ログライン(初回盤B)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | パレイド | ワタナベハジメ | 山田竜平 | 山田竜平 | 3rdシングル 最高10位 売上1.4万枚 |
2 | ステテクレバー | 夏川椎菜 | HAMA-kgn | HAMA-kgn | |
3 | ナイモノバカリ | ワタナベハジメ | Haggy Rock | Haggy Rock | 2ndシングルC/W |
4 | イエローフラッグ | ワタナベハジメ | HAMA-kgn | HAMA-kgn | |
5 | gravity(Album Mix) | 深川琴美 | Kon-K | Kon-K | 1stシングルC/W |
6 | キミトグライド | ワタナベハジメ | 高阪昌至 | 清水哲平 | |
7 | フワリ、コロリ、カラン、コロン | 雪沢実花 | 植松芳裕 | 植松芳裕 | 2ndシングル 最高14位 売上1.0万枚 |
8 | Daisy Days(Album Mix) | 谷口尚久 | 白戸佑輔 | 白戸佑輔 | 1stシングルC/W |
9 | チアミーチアユー | 夏川椎菜 | 浅利進吾 | 川崎智哉 | |
10 | シマエバイイ | SHIBU | SHIBU | SHIBU | |
11 | ラブリルブラ | 田中秀典 | 田中秀典 | 川口圭太 | 3rdシングルC/W |
12 | グレープフルーツムーン(Album Mix) | 坂井竜二 | ミト(クラムボン) | ミト(クラムボン) | 1stシングル 最高7位 売上1.3万枚 |
13 | ファーストプロット | 夏川椎菜 | 田中秀典 | 川口圭太 |
Strings arrangement:室谷光一郎(12)
No | タイトル | 備考 |
1 | 『ファーストプロット』Music Video | MV 初回盤A,B共通収録 |
2 | ミニヒストリー | シングル3作と今作のMV&ジャケット撮影メイキング DVDのみ収録 |
リリースデータ
2019年4月17日 | 初登場8位 | 売上1.3万枚 | Producer:篠原廣人 | MusicRay'n |
夏川椎菜1stアルバム。TrySailからは最後のソロデビューとなり、2017年4月にソロデビュー。以降3作のシングルからC/W含めて全曲収録。1stシングルの3曲はミックス変更が施されている。初回盤Aは「ファーストプロット」MVとメイキング映像収録のBlu-ray付、初回盤Bは「ファーストプロット」MVとミニヒストリー映像を収録したDVD付。
ソロデビュー当初あまり明確に好きな音楽というのも無く、それ故に歌手活動の方向性として何がやりたいかというのも無かったが、2ndまでの間にストリーミングに加入して片っ端から音楽を聞いて自分の好きな音楽の方向性を見つけていき、2ndシングル以降はかなり明確に自分の意志を口出しするようになったという。1stシングル3曲だけが新たにミックスされているのはこれが理由で、今の感覚で改めてミックスし直してもらったようだ。全体に演奏をけっこう前に出しているが特にリズム隊が強めで、本人の好みのサウンドの方向性は割と見えやすい。EDMというワードがけっこう飛び交っていた記憶があるが、そんなに電子音攻めな印象は無い。どっちかというとビートの強さだとかボーカルだけを中心にしないなどそういったこだわりの方が強いんじゃないかと思う。アイドル的な感じのピュアなラブソングだとかピュアな応援歌だとかはあまり無くて、かといって空や大地を切り裂いたりもしなくて、もう少し等身大。声自体は高めでかわいらしい部分もあるんだけど、悩んだり毒を吐いたりと人間的な部分も含めてちょっとひねくれていたり、ダークさを見せてみたりもしていて、これが最大の色になっている。統一感はそんなにないけど、夏川椎菜の1stアルバムとして確かにまとまっている。
そういった点含めて等身大の自分をさらけ出していくような方向性はミュージックレイン勢の中でも独自性が強い。1stの時点でほとんど何もやりたいことがなかったのに恐ろしい勢いで勉強して自身が好きな方向性を見つけて、それをスタッフへ伝えるための努力も惜しまずレジュメにまとめてプレゼンしたと語られているが、それだけの成長とやる気を見せてくれば、自然と制作現場の士気も上がるだろうし、これだけの力作に仕上がったのも大いに納得。
印象度★★★★☆
2019.7.7更新