"Z"OOM
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | 真夜中のアンセム | 蒼山幸子 | ねごと | ねごと&河野圭 |
2 | Dreamin' | 沙田瑞紀 | ねごと | ねごと |
3 | M.Y.D. | 蒼山幸子 | ねごと | ねごと |
4 | 風惹かれ | 藤咲佑 | ねごと | ねごと |
5 | 迷宮ラブレター | 澤村小夜子 | ねごと | ねごと |
6 | 勲章 | 蒼山幸子 | ねごと | ねごと&島田昌典 |
リリースデータ
2014年3月12日 | 初登場28位 | 売上0.4万枚 | Total Produce:ねごと | Ki/oon Records |
メンバー
Vocal,Keyboard | 蒼山幸子 |
Guitars | 沙田瑞紀 |
Bass | 藤咲佑 |
Drums | 澤村小夜子 |
ねごと2ndミニアルバム。メジャーデビュー作以来のミニアルバム。2ndアルバム『5』以降にシングル「シンクロマニカ」がリリースされていたが未収録。6曲全てが新曲となっている。「真夜中のアンセム」にはNHK-BSプレミアムのドラマ「おふこうさん」主題歌タイアップがつき、PVも制作されリード曲扱いになっている。「勲章」には劇場版しまじろうのわお!「しまじろうと くじらのうた」テーマソングのタイアップがついた。初回盤はレコーディングドキュメント&ジャケ写撮影メイキングを収録したDVD付。
「真夜中のアンセム」をA面としたシングルとしてリリースするべきところだが、シングルが売れない時代になったのでシングルリリースは放棄してシングルより曲数をちょっと増やして豪華にしたような感じの作品。チャートでの位置がトップ20以下のアーティストはシングルを避け始めて配信限定にするかこういうミニアルバム形式にするのが増えてきたような気がする。今作に関しては前作に続いて作曲や編曲がバンド名義になり、それに加えてメンバー全員が単独で作詞をした、というのが1つの挑戦だと思う。ヒット性とかキャッチーさというよりはキーボードサウンドや打ち込みを生かした個性的なサウンドで勝負しているので、歌を聴くというよりサウンド全体を楽しむ事で良さが見えてくる。そこが新鮮で聞き応えがあり最大の魅力だと思う。ただあまり電子音を使いすぎるとバンド感が希薄になったり、ライブでの再現が難しくなりそうだけど…。そんなサウンド重視の傾向ゆえに作詞の作風がそれぞれ違うとかは聞いてても別にそんなに意識することは無かった。前作『5』や「シンクロマニカ」が好きだったら聞いて損は無い1作。
印象度★★★★☆