ソングオブザデッド/KANA-BOON

2023年9月20日
2023年7月9日(単曲先行配信)
初登場41位　売上0.1万枚
売上1.6万DL

10ヶ月ぶりのシングルCD。タイアップのアニメ放送初日7月9日に単曲で先行配信されていた。

10th Anniversary EditionはライブBlu-ray「KANA-BOON 10th Anniversary KICK OFF LIVE「Sunny side up – Moon side up」Live at 日比谷野外音楽堂 2023.5.14」付属。三方背スリーブケース仕様、メンバー直筆メッセージ&サイン入り野音LIVE PHOTOブックレット付。
通常盤はアニメ仕様ジャケット。

CDの内容は2種同じで10th Anniversary EditionにもAnime Sizeが収録されているほか、カラオケがフルサイズではなく何故かAnime Size Instrumentalとしてショートサイズで収録されている。ソニー恒例の期間生産限定盤(アニメ盤)は用意されず、最初からCDがアニメ盤仕様、通常盤のジャケットがアニメ盤仕様となっている。

1.ソングオブザデッド

アニメ「ゾン100～ゾンビになるまでにしたい100のこと～」OP。

平メロがハイテンションなラップ調になっていてミクスチャーロックっぽさを見せつつサビは得意のキャッチーなメロディー展開でらしさを存分に見せてくるという新機軸と王道が混ざったような1曲。ノリが以前の若手バンドっぽい感じに戻ってしまったところはあるんだけど甲高いボーカルを生かしたポップなノリは持ち味でもあるしなぁ…。

2000年代初頭のようなCG感全開のCG映像でのん(能年玲奈)が大量増殖しているMVはシュール過ぎる。ていうか7月でOVER 30’s WORLDじゃなかったか！？学校で体育祭みたいなノリで違和感ないのがスゴイ…。
★★★☆☆

2.ソングオブザデッド2

公式には「ナンバリング違いのカップリング2曲」とか本人コメントも「カップリング曲がソングオブザデッド 2と3です。今作ではこんなところもしっかり遊びました。」としか書いてないのでとりあえず同じような路線でもう2曲ということくらいしか分からない。

似たようなノリでゾンビゾンビ連呼しているので主題歌候補として3曲作って採用されたのがA面になったのか、後からC/W用に同じゾンビテーマで2曲作ったのかは不明。
★★★☆☆

3.ソングオブザデッド3

やはりゾンビ曲だが、他の2曲に比べると硬派な雰囲気でやや洋楽ロック風味もある。サビは相変わらずキャッチーになるが、得意の高音ではなくやや低めの余裕ある音程になっているので演奏は激しいけど少し落ち着いた雰囲気。若手ではなくなってきたバンドの佇まいとしてはこのくらいの貫禄も必要だとは思う。
★★★☆☆