BE TOGETHER/乃木坂46
2024年5月15日
TM NETWORK40周年記念のトリビュートアルバム+原曲の2枚組アルバム『TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40th CELEBRATION-』収録曲。配信ではGRe4N BOYZ「SEVEN DAYS WAR」、B’z「Get Wild」の2曲のみ単曲DL不可のアルバムDLのみでSTではアルバム枠ではなく個別配信のみ(B’zはB社Amazon拒絶のためAmazon Music配信無し)。TM NETWORKは聞いたことがなく、馴染みが無いので1999年の鈴木あみの大ヒットで馴染み深いこの曲を乃木坂46カバーという唯一興味深い音源はとりあえず聞いてみた。
小室哲哉とはWOW WOW WOW WOW(違)を提供してもらった縁と『ユーミン乾杯』でコラボした縁があっての起用と思われるが、今回の参加メンバーはユーミンの時と異なり何故か3期4期のみで5期生は不参加。選抜常連組の3,4期生を抽出した感じだろうか。3,4期で歌唱に定評がある伊藤理々杏、中村麗乃、柴田柚菜、林瑠奈がことごとく呼ばれず、5期生もいないので歌唱が普通もしくはヘロヘロなメンバーばかりになってしまったが(この中だと久保に続くのが岩本と賀喜で後は普通以下な印象)これで良かったのだろうか…。
清純派アイドルカバーといった感じ。個人的に1999年の鈴木あみの印象が強いというか最早そっちしか印象にないくらいの曲なんだけど、下手&オートチューン加工まみれだった当時の鈴木あみにあった圧倒的な元気さが今作にはなく、お嬢様集団がおしとやかに歌っている(さすがにごきげんようとか言い出すほどのお嬢様イメージではないが…)のでかなり物足りない仕上がりに…。縁も無いし序列的に回ってこないんだろうけど元気さなら日向坂46の方がイメージに合っていたのではないだろうか。それでもユーミンカバーの時はサビオールユニゾンで終わっていただけに、良し悪しは別にしてソロパート回しがある今回の方が参加メンバーが参加した意味は少なくとも音源として残せたのかなとは思う。
★★★☆☆
Human System/松任谷由実(with SKYE)
2024年5月15日
ユーミンも参加してたので聞いてみた。SKYEというのは鈴木茂、小原礼、林立夫、松任谷正隆によるバンド。最初期の荒井由実のバックバンドとしても参加していたキャラメル・ママ(ティン・パン・アレー)のメンバーとは細野晴臣が小原礼に変わっている以外は3人同じメンバー。原曲を知らなかったので馴染み皆無だったが、円熟のバンド演奏に何故か近年の普段の歌唱よりもしっかりしているユーミンの歌もあって思った以上に良かった。
★★★☆☆
GIRL CRUSH/miwa
2024年5月17日
29日のアルバム『7th』からの先行配信。ジャケットもアルバムの流用。アイドル売りしていた頃から元々の好みの方向性は洋楽方面でいつか英語詞をやりたいとか言っていた事もあるが、近年は韓国ドラマとK-POPにドハマりしているらしく(シティポップにもハマっていると言っていたが)、ここにきて趣味を完全開放したかのようなKな作風に振り切ったような電子系ナンバー。金髪イメチェンに正しく合わせてきたような国籍年齢不詳感が醸し出されている。
★★★☆☆
Dear/Mrs. GREEN APPLE
2024年5月20日
1ヶ月ぶりの新曲。相変わらずの裏声連発ではあるが、一時期よりは落ち着いた雰囲気にシフトしていて少し優しい雰囲気。髭男もそうだったが曲作りメインのボーカリストが体調不良を発表して仕事をセーブしているはずがドカドカ新曲が出てくるのはセーブしても制作に影響がないのか、用意されているストックが多いせいなのか。
★★★☆☆
Simple And Clean(Re-Recording)/宇多田ヒカル
2024年5月22日
ベスト盤『SCIENCE FICTION』で再録音されていた「光」の英語版「Simple And Clean」の再録音。…ってそんなのあったの？と思ったら「Simple And Clean」のオリジナルとしては2003年のシングル『COLORS』C/Wに収録されていてアルバム未収録だった。この曲は単純にメロディーがいいなと思う。
★★★☆☆
The Light/Perfume
2024年5月24日
半年ぶりの新曲。ややドタドタしたリズムが以前とは随分違うというか80’sなレトロ感があるようなないような…。らしいといえばらしいんだけど攻撃的でもバキバキでもなく聞きやすいテンポ感で平和的にライブで盛り上がりそうなファン向けの曲。
★★★☆☆
毎日/米津玄師
2024年5月27日
日本コカ･コーラ「ジョージア」CMソング。サビ始まりでその歌詞”毎日毎日毎日毎日 僕は僕なりに頑張ってきたのに毎日毎日毎日毎日 何一つも変わらないものをまだ愛せるだろうか”で繰り返す日常を表現。ジョージアのCMってそんな感じの毎日頑張ろう的なメッセージ性を前面に出しているので物凄く綺麗にハマっていると思う。曲調自体も相変わらず一筋縄ではいかない感じで、打ち込みを駆使してあえてなのかワクワク感を醸し出すようなリズム感でウンザリするような日常に勢いを与えてくれる。
★★★☆☆
Hurry up～今すぐに君の手を～/20th Century
2024年5月2日
年1新曲確約の特捜9主題歌は4月に出たばかりで今作は6～7月に開催されるツアー向け新曲として用意されたようだ。作詞作曲:渡辺俊美・川辺浩志・BIKKE、編曲:TOKYO NO1. SOUL SET。TOKYO NO1. SOUL SETによる完パケ提供曲。”ブラジリアンディスコのテイストを盛り込んだ、緩さの中にある心地よいグルーヴが、楽しく、気持ちの良い楽曲”と紹介されていてノリが良い、ハーリハーリアーの連呼も馴染みやすく、ライブで初めて聞いてもすぐに一緒に合唱して盛り上がれそうなキャッチーさがトニセンらしい。この状況でツアーも含めてしっかり活動が続いているのが頼もしい。
★★★☆☆
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