ポッピンラブ！/Greatest Gift /大原櫻子

2021年11月24日
初登場17位　売上0.5万枚

3月のアルバム以来の新曲。シングルCDは1年2ヶ月ぶり。
「ポッピンラブ！」のみ11月10日に先行配信されていた。

初回限定盤Aは「ポッピンラブ！」MV収録DVD付。
初回限定盤Bは「Greatest Gift」MV収録DVD付。
通常盤はCDのみ。

インスト(カラオケ)の収録も無いため、全2曲。

1.ポッピンラブ！

自身主演ドラマ『つまり好きって言いたいんだけど、』主題歌。舞台中心で連ドラにはあまり出ていないので2019年の『びしょ濡れ探偵水野羽衣』以来となるが、同じドラマParavi枠。当初見るつもりだったんだけど秋クールのドラマはなんか見る気にならずに全滅リタイアとなってしまい、このドラマも開始3分で今は少女漫画的世界観な気分じゃないとしてリタイアしてしまったので見ていない。

共作ではなく単独名義での本人作詞作曲。単独での作詞作曲は先のアルバムでの「チューリップ」に続いて2作目。共作(コライト)では打ち込みダンス系路線をやっていたのでてっきり本人の志向がそっちに向いているのかと思ったが、「チューリップ」は普通のポップバンド路線で今作はさらに明るいアップテンポで初期からの王道イメージそのままのポップ路線。ただMVでは演奏スタイルではなく全面的にダンスしているのでダンスしたい事はしたいのだろう。正直最初自作だとはまず思わず、亀田誠治→小名川高弘はたぶん戻ってこないだろうから『l(エル)』の作家の誰かが王道ポップ路線で書いたんだろうなと思っていた。こんなヒットシングルチューンみたいな曲を自作するとは…奇跡の1曲なのか、自作に覚醒したのか。この勢いの曲が書けるなら余裕でシンガーソングライターとしての第2の黄金期が訪れそうだが果たして…。
★★★★☆

2.Greatest Gift

作詞はMayu Wakisaka、作曲はTakashi Fukuda・Mayu Wakisaka。一転しての失恋バラード。真昼間のイメージの「ポッピンラブ！」に対して夜のイメージで対照的な1曲。感覚的にはなんかあまり自作メインじゃないシンガーがたまに書いた時は大抵バラード系というあるあるに合致した感じの普通のバラードなのでてっきりこっちが自作曲かと…。
★★★☆☆