どうかしてるって/SCANDAL
2025年2月1日
3ヶ月連続配信2曲目。EP『LOVE, SPARK, JOY!』先行配信でもあり、EP4曲中3曲を配信、もう1曲はカバー曲である事も判明している。既出3曲+カバーでEP売れんのかよコレで…。
作詞:RINA・田中秀典、作曲:田中秀典、編曲:川口圭太。まさかの2曲連続初期提供曲体制。どうかしてるって。EP収録のカバー曲も結成初期に初めてカバーした楽曲と紹介されているのでMAMIの自作スランプが深刻化してかつての馴染み作家提供という原点回帰な方向性?どうかしてるって
今回はHARUNAメインボーカルのまま最後まで進行。完全自作になってからも川口圭太はアレンジャーとして細々起用し続けていたが、今回は連続起用という事でガツンとしたロックナンバーという川口圭太に期待されているアレンジではなく、ブラスを盛り込んだ明るくポップでハッピーなサウンドで意表を突いてきた。どうかしてるって。好きなタイプの曲ではあるが、若い頃はブラスで盛ってポップにするようなアイドルっぽい明るさは嫌がってやりたがらなかったと思うので前作といい今作といい丸くなったなぁと思う。どうかしてるって。そういう意味ではかつてのSCANDALのイメージからすればまさに「どうかしてるって」って言いたくなるような明るくポップな1曲。なんだかんだ耳に残っていい曲。どうかしてるって
★★★★☆
懐かしさの先/乃木坂46
2025年2月3日
2ヶ月ぶりの新曲。前日22時過ぎに突如告知されて配信された。配信時点では卒業間近の与田祐希センターとだけ発表されており、参加メンバーも不明でその後も正式に発表されていないが、MVではスキャンダル休止している岩本蓮加以外の全メンバーが参加している模様。ただし岩本が休止したのは1月14日のため、レコーディング時点では参加していた可能性も高いが、レコーディングも1月14日以降のギリギリで行っている可能性はあるか…?
配信シングルとしては2020年の「世界中の隣人よ」「Route 246」以来3作目。「Route 246」以降シングルCD表題曲/アルバムリード曲以外で先行配信扱いながら専用ジャケ写が用意された配信シングルとしては2021年生田絵梨花卒業時ベスト先行配信の「最後のTight Hug」、2023年秋元真夏卒業時の「僕たちのサヨナラ」(32ndC/W収録を発表した上で先行配信)、2024年アニメタイアップがついたためアニメ絵ジャケットで先行配信されたC/W「あの光」がある。今作は卒業メンバーのラストセンター曲という点で「最後のTight Hug」「僕たちのサヨナラ」の立ち位置に近いが、配信時点で次のシングルCDが発表されていなかったため「世界中の隣人よ」「Route 246」に続く配信シングルという扱いになるのか、「最後のTight Hug」「僕たちのサヨナラ」の立ち位置になるのかは微妙なところだ。この後シングルCD発表で「僕たちのサヨナラ」パターンでC/W収録になりそうだし。
作曲は温詞、編曲はTomoLow。櫻坂46「五月雨よ」、日向坂46「僕なんか」と同じ制作陣。温詞の作曲としては欅坂46/櫻坂46の初代キャプテン菅井友香の卒業ナンバー「その日まで」も担当しており、この時は共同アレンジャーが違う人だったが、流れとしてはそっちに近いか。「サヨナラの意味」以降連なる乃木坂46らしいラストセンター曲のド王道を行く良メロナンバー。これで外すわけがない。ただ耐用年数にはやや差があるというか、その後歌い継がれる曲とそうでない曲で差が出てくるところはあるのでこの曲がどっちになるかは分からない。
MVは別次元の一般人与田祐希が、乃木坂46与田祐希とクロスするという世界観で、振付の一部にも取り入れているが尊敬する西野七瀬先輩が過去2回もやった(ソロ曲「ごめんね ずっと…」と「帰り道は遠回りしたくなる」)手法を踏襲。クロスする演出に過去映像が使用されているため、当時の西野七瀬やデビューWセンターだった大園桃子の映像も使用されている。ダンスシーンが何故に宇宙の荒野みたいな空間…と思ったんだけどこれが月面のイメージならぼっくらの生まれてくぅるずっとずっと前にはもうアッポロ山下美月、向井葉月といったこの1年で先に卒業していった同期をイメージした?阪口の珠ちゃんさんは…忘れられ属性で自分でもネタにしてたし…
クレイジーさが面白いメンバーでもあったが、クレイジーというか変な曲枠は「乃木坂饅頭」を直近でやったばかりだし、総じて締めは真面目に王道だった。
★★★★☆
僕から君へ(BLUE ver.)/Galileo Galilei
2025年2月5日
3月5日配信限定セルフカバーアルバム『BLUE』からの先行配信。2011年の3rdシングルのセルフカバー。
2枚同時発売オリジナルアルバムから半年、またGalileo Galileiターンで今度は過去曲セルフカバーか…う~ん…。”今”を追求し続けて1度バンド名を捨てるまでしたのにここに来てBBHFよりGalileo Galileiメインの活動に切り替えて昔のお客さんを呼び戻したいのかとは思ってしまうなこれは。復活作が呼び戻した昔のリスナーのイメージと違ったのか前2作がビックリするくらい売れなくなってしまっただけに焦っているようにも見えてしまう(いつも通りそれらしい理由は用意されていて平然と語りそうだけど)。
この曲に関してはまだ岩井郁人在籍時の4人の時の楽曲なので、現メンバーとはベースが佐孝仁司から岡崎真輝に代わっている以外は尾崎兄弟と岩井郁人が当時のメンバーとなる。このシングルの立ち位置としてはBUMP OF CHICKEN以降の若手ロックバンドの流れに乗っていたギター中心のロックバンド然としていた1stアルバム期のシングルながら早くも後のふわふわした雰囲気が出始めているといった変化の兆しを感じる1曲だっただろうか。
なんかもっと今のモードで大胆に変えてくるかと思ったら、けっこう直球というか大枠のイメージは変えずに原曲が見えるセルフカバー。絶妙なラインまでしか変えてないので、まあ佐孝氏のベースラインが大好きで岡崎氏を認めてないとかそういうリスナーならベースがこれじゃないとか思ったりはするのかもしれないが、そういった特異な立ち位置出ない限り実に誰もが残念に思わないラインをわきまえているというか。そういう意味ではBBHFだけをやっていてBBHFでGalileo Galileiカバーと言ってこれを出されたらもっと変えろよ…となるところではあるが、Galileo Galileiが再結成してこれをやるなら良セルフカバーっていう感じでもある。
★★★☆☆
Human Factory -電造人間-/Perfume
2025年2月7日
映画『ショウタイムセブン』主題歌。映画公開日の配信。
なんかますます80’sダササウンドに傾倒していっているような…。ユニバーサル移籍当初の世界志向はどうした?シティポップといい、世界は過去(80’s)にあったのか…?と最近思ふ。
★★★☆☆
クレッシェンド/相川七瀬
2025年2月12日
3ヶ月連続配信の第2弾。作詞が本人で作編曲が高田有紀子も共通。
先月のと区別がつかねぇ…という同じようなしっとりバラード。全部バラードとは聞いていたが、2曲同じピアノストリングス編成とは…。
★★★☆☆
Vermillion/sumika
2025年2月14日
3月5日のアルバム『Vermillion’s』からの先行配信。
sumikaらしいカラフルなポップナンバー。期待のど真ん中を行く感じだが、アルバムタイトルが『Vermillion’s』なのでそのまま期待通りのポップな1枚になるのだろう。
★★★☆☆
上出来/無視 /生田絵梨花
2025年2月14日
3月5日のEP『bitter candy』からの先行配信。時間差とか別々ではなく珍しい両A面仕様での先行配信となった。この2曲が作詞作曲が自作の2曲で後は提供曲やカバーになるようだ。期待したいところ先に全部出しちゃっていいのか。
「上出来」は前回の自作曲同様にジャジーなノリが前面に出ている。たまたまジャジーになったのではなく、ジャジーな路線にこだわりが…?「無視」もややそんな雰囲気があるが、こちらはポップ寄りな1曲。
★★★☆☆
★★★☆☆
コメント