2025年6月25日
2025年5月30日(Make or Break)
2025年6月6日(死んだふり)
2025年6月23日(港区パセリ)
初登場1位 売上48.7万枚
初登場34位、最高28位 売上0.35万DL(Make or Break)
初登場2位 売上0.2万DL(Special Edition/アルバム扱い)
前作から4ヶ月ぶり。アルバム(新曲1曲)からは2ヶ月ぶり。1期生全員卒業後最初のシングル。ただし表題曲には既に2024年以降1期生は参加しないまま全員卒業となっているので2023年の『承認欲求』が最後、BACKS曲から1期生がいなくなった最初のシングルというのが実際のところ。
Type-A,B,C,D,通常盤の5種発売。C/W3曲目が異なり、A~DのBlu-rayには「Sakurazaka46 Buddies感謝祭 2025」の模様を企画コーナー編、小池美波 卒業セレモニー前編、後編、Behind the scenes of Buddies感謝祭 2025に4分割して収録。
1.Make or Break
森田ひかる、山下瞳月、藤吉夏鈴、村井優、守屋麗奈
田村保乃、的野美青、山﨑天
センターは的野美青。「何歳の頃に戻りたいのか?」で初選抜、前作の3期生曲「Nightmare症候群」で初センターを経験、5作連続選抜で表題曲初センターとなる。前作からは石森璃花が外れ、前作で外れた中嶋優月が戻ってきた以外は変化なし。
作曲はTakuya Harada,MiNE,Atsushi Shimada、編曲は佐々木裕。同じような方向性で先鋭化しすぎたのを前作で一旦ハズしてきた感があったが、今作は再度引き戻しつつもやりすぎてない、ひとまず大多数の絶賛ファンが望んでいる方向性から離れていないところに落とし込んだような曲か。適度にカッコよく適度にらしい、要するに櫻坂世界観。MVは奇抜なポーズ連発がシュールすぎる…。変なポーズのまま前進していた「不協和音」の頃から物凄く変な動きを雰囲気カッコよく見せる事に定評があったが、さすがにやりすぎてギャグになってないか。これがギャグに見えるかカッコよく見えるかで信仰の度合いが分かるのかもしれない。
★★★☆☆
2.死んだふり
4期生デビュー曲。センターは山田桃実。発売時点ではまだ冠番組での紹介もされていない状況で、30日放送回でようやく4期生紹介となった。乃木坂46、日向坂46に続いてシングル特典Blu-rayで新人紹介を行わなくなったため、6月5日にはYouTubeで4期生ドキュメント映像を公開していたようだ(乃木坂日向坂の新人も判別できないのにキャパオーバー過ぎて見る予定なし)。
作曲は温詞,omoLow、編曲はTomoLow。タイトルと平メロは欅坂世界観的な方向性を思わせるがサビになると急に明るくキャッチーになり、新人らしさも垣間見えるナンバー。ただMVはいきなり暴れまわったり、確認せずとも例の振付師っぽいハチャメチャ感のある櫻坂どころか欅坂世界観がいきなり120%全開で炸裂するため新人らしさは皆無どころか笑顔もほとんどない。暗そうな人たちというイメージしか出てこない。ただ乃木坂、日向坂もそうだったが、キラキラフレッシュなデビュー曲に飽きてしまったのかどこもやらなかったな…。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.港区パセリ
BACKメンバー曲。センターは石森璃花。前作選抜から再度BACKSとなったが『自業自得』C/W「愛し合いなさい」に続き2度目のBACKSセンターとなる。
作編曲は田中俊亮。近年不作や価格高騰で港区パセリと超一部界隈で呼ばれているというその正体は「花山椒」という超狭い界隈でしか知られていない話題だけで歌にしてしまった作詞家らしい作風な1曲。主人公は1番サビ終わりまで超訳すると延々と港区パセリって何なんだよ!と分からない事を延々言っているだけで、それだけで歌詞にしてしまう作詞家が凄いが、直後サビ終わりに”それは花山椒、それは花山椒”と突如謎に回答を提示してしまう。正体を知る描写が一切なく急に答えが連呼されるってここだけ神の視点?どうなってんのこの歌詞。
曲自体はノリが良く、サビ前で急にウェーイなラップになってしまう辺り含めて勢いのある曲。MVはまあイメージ通りクール&櫻坂世界観。
★★★☆☆
Type-Bのみ
4.恋愛無双
3期生曲。今回も3期生曲は継続したが、MV制作枠は4期生に譲る形となった。MVが無いためライブでやるまでセンター不明。
作曲は浦島健太,新Q、編曲は新Q。冒頭のYa Ya Yaの変なメロディーが最近っぽい感じでド迫力な声でAdo辺りが歌ってそうな感じ。全体にクールでカッコいい櫻坂世界観な雰囲気は漂うが、歌詞は何故かやたらとアタリアタリ聞こえてきて何を歌っているんだと思ったら運命の人に当たるまでくじ感覚で恋愛している人が無双とか言ってる(超解釈)正直ちょっとアレな感じの人の曲だった。策士家ェ…。
★★★☆☆
Type-Cのみ
5.真夏の大統領
2期生2人と3期生3人によるユニット。
作曲は大河原昇、編曲はAPAZZI。今作では唯一のユニット曲だが、組み合わせ含めても唐突かつ何だかよく分からない。従来のアイドル路線に寄せていきつつも櫻坂世界観みが抜けきらない感じの明るくなりきれないサマーポップといった装い。もっと爽やかにサマーポップで良かったんじゃないか。
★★★☆☆
Type-Dのみ
6.君のことを想いながら
BACKメンバー曲。
作曲は川口進、編曲は野中”まさ”雄一。今作の中では最も普通に爽やかアイドルポップ。櫻坂世界観は完全に抜けきっており、乃木坂や日向坂どころか48系が歌っていても全く違和感がない。MV制作ではないもう1つのBACK曲というところを踏まえてもこういう曲は望んでないファンが多いとはいえ、BACKSの持ち歌としてこういう曲はセットリストにも少しは必要だとは思う。
★★★☆☆
通常盤のみ
7.ノンアルコール
選抜メンバー曲。
作曲はbarbora,TomoLow、編曲はTomoLow。ラテンテイストのダンスナンバー。イントロだけ何故か思いっきり寄せている感があり「GOLDFINGER’99」が始まるのかと思ったら(前世紀中学時代の人の発想)それ以外は違う雰囲気だった。以前インタビューで洋楽しか挙げていなくて硬派な洋楽志向なトラックメイカー然としていたが、年齢非公表ながらも世代的にはアチチアチのヒットに子供の頃に直撃しているっぽいTomoLowの戯れか?
★★★☆☆
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