トワノヒカリ/ORANGE RANGE

2025年10月22日
2025年10月15日(先行配信)
初登場33位 売上0.1万枚
初登場38位 売上0.1万DL

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3ヶ月ぶり新曲、CDとしてはソニー復帰した『マジで世界変えちゃう5秒前』から5ヶ月ぶり2作目。

前作同様にCDは完全生産限定盤CD+Blu-ray1種のみ。
CDは新曲2曲+リミックス+新曲2曲のカラオケ(Instrumental)収録、Blu-rayは再ブレイクバズのきっかけになった「イケナイ太陽 Music Video 令和ver.」、「トワノヒカリ Music Video」「トワノヒカリ Making of Music Video」を収録。

前作は実質ライブBlu-ray付で6600円だったが今作は一般的なMV&メイキング映像収録だけで5500円という3倍界王拳に近いような異様な高価格となっている。このためかCD売上は1000枚にようやく乗せるかどうか(33位→140位の超急落でコアファンしか買わず)、DLも別に伸びないっていう…。

配信版は単曲先行配信の後にCD部分が発売日に配信された。

1.トワノヒカリ

映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』主題歌。ソニー復帰と再評価もあってか“「花」を彷彿とさせる至極のバラード”泣けるレンジ”再び!!”と銘打たれ、ソニー当時のプロデューサーだったシライシ紗トリが作詞作曲編曲にバンド名義との連名で参加。シライシ紗トリのシングル曲への参加は移籍前最後の2009年「瞳の先に」以来となるが、2016年のコラボアルバム『縁盤』の新曲「ここにいるよ」でコラボ相手としてゲスト参加していたので9年ぶりとなっている。

ソニー移籍後に強力なブレーンがバックについたかのような快進撃が続いており、ここまではノリノリのパーティーソングなORANGE RANGEを前面に出して懐かし需要を刺激していたが、一転して最大ヒットの「花」路線。もう自分から”「花」を彷彿とさせる”とか宣伝文句で真っ先に書いてしまうくらいハッキリと切り替えてきて、シライシ紗トリまで再起用するとはソニーのブレーン今回もキレキレだな。

さすがに「花」ほどのインパクトはないが久々にメロウな聞かせる路線。ビクター時代もやっていなかったわけではなく2018年の「Family」辺りは今作と大きく変わらないメロウないい曲ではあった。ただビクター時代は基本がヘンテコ&カオスな曲ばかりで、第3者がいないゆえか自由過ぎてイマイチ締まりがない印象ではあったのでソニー復帰でのブレーン&シライシ紗トリまで再起用した効果は確かに出まくっているように思う。
★★★☆☆

2.Precious

「花」の時は勝手に挿入歌とか言って「花想」という全然本気出してない感のあるC/Wを用意していたが、今回C/Wでもその流れを意識したのかは分からないがあっさりさっぱりした曲というところでどこか近いところを感じる。ただ今作はこれはこれでC/Wとしてはそんなに悪くはない印象ではある。
★★★☆☆

3.マジで世界変えちゃう5秒前-naotohiroyama remix-

前作のNAOTOによるリミックス。歌が入っていない完全解体系のリミックスサウンド。加工された言葉にならない声の断片が延々鳴っているだけ。あの当時アルバムまで聞いていたリスナーはNAOTOの趣味性の高いリミックスサウンドもこれもまた懐かしいのではないかとは思うけど、サブスクで流し聞くならあってもなくてもではあるけど、超高額シングルCDのC/Wがこういうのは…う~ん…。
★☆☆☆☆

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