2025年9月4日(単曲DL配信)
2025年11月5日
初登場4位 売上1.3万枚
2年4ヶ月ぶりのシングルCD。9月4日に初の配信シングル(初のハイレゾ)としてDLのみで単曲リリースされていたが直後に今作の発売が告知され2ヶ月でCD化となった。「MOVE ON」は6月、C/W「Santé」は昨年12月のタイアップ起用で流れていたものの未発売になっていた2曲が初音源化となった。
近年シングルCDのC/Wはシングルカット、リマスター、ライブ音源のいずれかで新曲が2曲収録されたのは2018年『ミライのテーマ/うたのきしゃ』以来となる。「オノマトペISLAND」は先行配信されていたとはいえCD基準で考えると新曲3曲は2008年の『ずっと一緒さ』以来になるはず。
安定の1種発売。4~6に3曲のOriginal Karaoke収録の全6トラック仕様。
1.オノマトペISLAND
結果的に今作が先に配信されていたもののタイアップ的には3曲の中で1番新しい。

2.MOVE ON
ダイハツ「MOVE(ムーヴ)」CMソング。新型(7代目)発売に合わせて6月5日からCMでOAされていた。
今作は3曲ともほぼ山下達郎の1人オケ制作(ギターベース+ドラムプログラミングやシンセ等の長いクレジット)+いつものシンセ担当の2人で制作されているが、今作は3曲の中でも打ち込み的なリズムアレンジというよりバンドサウンドに寄せたサウンドに仕上げており、ここまで来ると緻密に打ち込むよりも生のバンドのグルーヴ感を聞かせてほしいところ。すっかりバンドより打ち込みになってしまわれたが、故・青山純のドラミングを事あるごとに絶賛して惜しんでいる事からしても青山純が早くに亡くなってしまった事もレコーディングでドラマーをほとんど起用しなくなっている理由の1つだったりするんだろうか(ライブでは当然生バンドでずっと同じドラマー起用しているっぽいので不満なわけではないんだろうけどレコーディングとなるとやっぱ違う的な)。
★★★☆☆
3.Santé
映画『映画 グランメゾン★パリ』チアリング・ソング。2019年の連ドラ版ではシングルにもなった「RECIPE」で主題歌を担当しており、この時は普通に主題歌扱いだったが、映画版では映画公式の表記が主題歌ではなく“Cheering Song”となっていた。映画は2024年12月公開とほぼ1年前であり今作の中では最古の未発売曲となる。
Santé・サササSantéと連呼するので耳に残りやすいリズミカルな楽曲。ただ「MOVE ON」でもやたら連呼していたので、曲のフックとして連呼する手法を多用するのはこの流れだとやや芸がないように感じてしまう。実際にはC/Wとして制作したわけではなく、最初に映画タイアップで今作、そしてCMタイアップで「MOVE ON」の順に発表されているので1つのCDに連続して収録するかどうかは未定だったと思われるが…。
★★★☆☆


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