2026年2月25日
2025年9月15日(思い出スクロール)
2026年2月2日(名残り桜)
2026年2月17日(初恋に似てる)
初登場1位 売上45.9万枚
初登場23位 売上0.02万DL(Special Edition/アルバム扱い)
半年ぶりのシングルCD。AI秋元康企画で2025年9月に配信リリースされた「思い出スクロール」も収録された。「名残り桜」の単曲先行配信に続いて「初恋に似てる」も先行配信されたが単曲ではなく既出の「名残り桜」「思い出スクロール」と共にSpecial Editionの枠開放の形で先行配信された。
前作は2009年の14th『RIVER』以来Type-A,B…という形態が無かったが今作では前々作と同じに戻った。
TYPE-A,B,C,通常盤,Official Shop盤の5種発売。収録内容はA,B,C,通常盤=Official Shop盤でC/W3曲目が異なり、通常盤=Official Shop盤は2曲目も異なる。A,B,CはBlu-rayの内容が全て異なる。通常盤=Official Shop盤はCDは全て同じでジャケ写と封入特典が異なり、通常盤は「オリジナルトレカ」(選抜16人2種ずつ32枚)ランダム封入、Official Shop盤は「発売記念イベント 個別指名参加権利 1枚」、「個別生写真」付属。またA,B,C,通常盤でもOfficial Shop購入特典として「オリジナルトランプトレカ」(全メンバーソロ各1種、「名残り桜」選抜メンバーソロ・ペア計10種、計58種よりランダム1枚)封入となっていてOfficial Shopへの囲い込みが図られている。
A,B,CのBlu-rayはAは「リクエストアワー セットリストベスト20」から6曲、Bは「「20 周年記念コンサートPart 1・2」「PARTY が始まるよ ツアーファイナルPart 1・2」から6曲、Cは「20 周年記念コンサートPart 3」から6曲を収録。
全7曲中、澤本嘉光、指原莉乃、AI秋元康と3曲が作詞:秋元康ではない。
1.名残り桜
センターは伊藤百花。3作連続選抜でCD表題初センターとなったが、カバーアルバムで「可愛くてごめん」ソロカバーに抜擢されたり、AI企画で勝利した「思い出スクロール」で既に配信表題センターもやっていた。それでも前作までは研究生で昨年12月に正規昇格。一挙新エース格として登り詰めた感じか。
作曲はkaria、編曲はAPAZZI。「桜の花びらたち」から20周年(2006年2月1日)、「桜の花びらたち2008」「10年桜」「桜の栞」「桜の木になろう」と2008~2011年まで連続して春に桜ソングを出しており、その後も「GIVE ME FIVE!」「So long!」とタイトルには無いが卒業を思わせるようなシーズンソングを出していたのもいつの間にか遠ざかっていったが、昨年のOB大連発で紅白まで返り咲きの流れから桜ソングへも久々に回帰。当時の作家とは違う作家ではあるが、今の作家であの頃のAKB48をもう1回再現したようなAKB48らしい桜ナンバー。MVも学園モノの制服衣装で原点回帰的ではあるが、今回の選抜メンバーは2005年を筆頭に2006年生まれが2人でギリ10代が2人いるだけで現役高校生0人どころかほとんど20歳以上であるためか、卒業シーズンの頃を回想する形になっている。向井地さんはさすがにダブりまくったパイセンにしか見えな
…だが、王道AKB48の現代風パロディという以上にはあまり印象には残ってこない。もう少し今らしいプラスアルファが欲しかったところではある。現代的というところでは3分20秒しかない短さは印象的だが、もう終わるの?という感覚になるのでそこは合わせなくても良かった気が。あとやはり20周年でOB大量召喚、紅白復帰するも往年のメンバーにしか目が行かないというAKB48というグループ名が”名残り”状態なのが改めて鮮明になる中で最初の新曲久々の桜ソングがこれってタイトルが自虐っぽく見えてしまうのは策士家の狙いなのだろうか。
★★★☆☆
Type-A,B,C
2.向かい風
センターは向井地美音。向井地美音指名によるメンバーでの向井地美音の卒業ソング。
作編曲はh-wonder。典型的卒バラ。向井地だから「向かい風」ってギャグかよ…と思われそうなところだが…。子役時代に篠原涼子主演ドラマ『アンフェア』で誘拐される篠原涼子の娘役で全国的な知名度が高い状態から2013年加入(初楽曲は2013年『ハート・エレキ』C/Wの研究生曲「君の瞳はプラネタリウム」)、2014年「希望的リフレイン」で初参加、でんでんむChu!や次世代選抜などJPN化に伴い新人が育たない環境になっていた当時ではエリートコースで2016年「翼はいらない」でセンターまで一気に登り詰めた。…が、同年の総選挙は13位で選抜入りしたが、翌年は17位となり選抜に入れずアンダーガールズのセンターとなるなどエース格の人気は定着せず、その翌年2018年は再度13位、同年3代目として総監督を受け継ぐことになり、2019年~2024年3月まで総監督を務めた。加入した頃は既にAKB48は姉妹グループエースメンバーが枠を埋めたり兼任の嵐でJPN48化して純AKB48が形を失っており、完全に下り坂となっていた上、総監督をやっていた時期に握手封じで売上激減。握手会が出来なくなったので姉妹グループ総動員も無くなり、各グループは独立し、AKB48に姉妹グループメンバーが参加する事が無くなった(JPN化解除)ため、AKB48がAKB48の形を取り戻せたものの次期エースが育っておらず、ライブもろくに開催できず、かなりしんどい逆風の時代だったといえる。そういう意味で「向かい風」とは苗字から取ったギャグではなくリアルなのである。たぶん。
そんなわけで苦労人を称える卒業ソングといった趣き。お疲れさまでした、という感想しか浮かばないがマジお疲れ様でした。
MVは2036年のスマホの無い世界線で10年ぶりに集まったかつての仲間達という設定になっており、28歳になった向井地美音に合わせた設定となっているのかと思いきや、現代のシーンから10年前に撮影した今作を振り返り上映し、学生時代の過去のAKB48のMVを再現したMV映像を撮影している向井地美音ら当時の部員たち…という事で結局18歳役。「大声ダイヤモンド」以降の自身加入前、恐らくファンになった時代の曲を再現している辺り、本人的にAKB48として制服衣装で終えたいという意向があったと思われる。
★★★☆☆
通常盤/Official Shop盤のみ
3.初恋に似てる
20期・21期研究生曲。21期生は初参加。センターは近藤沙樹。近藤沙樹は発売日直前に14歳になったばかり(レコーディング時13歳)の現役最年少メンバーで初センターとなった模様。未来のエースになるのか10代のうちにとっととセカンドキャリアに向かってしまうのかどうなのか。通常盤の2曲目、配信版では3曲目に配置。
作詞は指原莉乃、作曲はフジノタカフミ、編曲はフジノタカフミ、島田尚。昨年秋元康が公の場で「指原大先生が日本レコード大賞をいただけたので、ぜひAKB48の曲を書いていただきたい」と発言した事で本当に実現した。=LOVE、≠ME、≒JOYのプロデュースと作詞も担当している。研究生曲という事とそもそも曲自体が明るく元気というのもあるが原点AKB48への恩返し的な意味合いで気合も入っていたのかさらに元気さを強調する若さ全開アイドルソング。
★★★☆☆
Type-Aのみ
4.セシル
AKB48 with 松本伊代。Wセンターは松本伊代・倉野尾成美。元々は『秋元康 vs AI 秋元康〜AKB48 新曲プロデュース対決〜』でどちらがAIかを伏せた上で投票対決を行った結果、AIに敗北してお蔵入りした楽曲。その番組に出ていたヒロミが「ママ(妻の松本伊代)に歌わせたい」と冗談で発言したところ、12月の20周年記念ライブの最終日日本武道館公演で本当に松本伊代が登場して今作を歌唱。その流れで今作で音源化されることになったらしい。というわけで元は倉野尾の単独センターだったが、松本伊代とWセンターに変更されている。
作編曲は原一博。ちょっとレトロなアイドルポップ。それなりに親しみやすくはあるが、AIではなく67歳の現在の秋元康が選びそうな曲調(つまりちょっと古き良き的空気感)という感じはある。ヒロミの発言もどこか松本伊代の時代のアイドルソングに通じる懐かしさを感じたからなのではないか。
1981年のデビュー作「センチメンタル・ジャーニー」の“伊代はまだ16だから”のフレーズは世代じゃなくても知っている有名フレーズだが、既に60歳。年長組だとギリギリ娘の年齢でもあるが、孫に近い子達と共演するとは…。
MVでは「セシル」とは昭和の伝説のアイドル(松本伊代)の名前という設定になっており、現在のセシルは娘も正体を知らない母親という事になっているが、60歳で高校生の娘だとアラフォーの時の子になるんだけどなんか松本伊代はまだアラフィフくらいの感覚で作ってそうな…。また松本伊代が参加して喜ぶのがアラフィフ以上と思われ誰得なのか、AKB48とかみんな同じ顔で分からんと言っている2,30代のAKB48ファンの父親が歓喜するイメージ?
★★★☆☆
Type-Bのみ
5.単!サイ!ボーグ!
昨年正規メンバー昇格となった19期生5人による楽曲。センターは川村結衣。
作詞は澤本嘉光、作曲は川口進,MiNE,Atsushi Shimada、編曲はAtsushi Shimada。非秋元案件。今作の中では一線を画する櫻坂46のシングルに入ってそうなカッコいい系統の曲。
★★★☆☆
Type-Cのみ
6.Up the stairs
太田有紀、久保姫菜乃、坂川陽香、迫 由芽実、髙橋彩音、徳永羚海、長友彩海、永野芹佳、成田香姫奈、橋本陽菜、畠山希美、平田侑希、布袋百椛、正鋳真優、水島美結、山口結愛、山﨑空
Under Girls。センターは長友彩海。「名残り桜」に入らなかっただけではなく「向かい風」、「単!サイ!ボーグ」にも入ってない残りのメンバーで構成されている模様。JPN時代はこの枠も廃止されるか姉妹グループに枠を取られてAKB48メンバーなのに参加曲が無いメンバーが発生しまくっていたので人数がだいぶ減ったとはいえアフターフォローはしっかりしてきた印象。
作曲はペンギンス,永野小織,水流雄一朗、編曲は水流雄一朗。非秋元案件。アンダー曲を外部に投げてしまうかぁ…。良メロを聞かせる系統のミディアムナンバー。普通にいい曲。
★★★☆☆
通常盤/Official Shop盤のみ
7.思い出スクロール
センターは伊藤百花。『秋元康 × AI秋元康~AKB48新曲プロデュース対決~』企画で勝利して配信リリースされていた音源をそのまま収録。作詞はAI秋元康、作曲は柴崎あゆみ,Fi’Ne、編曲はFi’Ne。

敗北した「セシル」があんなまさかの復活でMVまで制作されてしまったので勝利した今作もMVは当然作らなきゃいけないよなって事で久々に1シングル4曲もMVが。カラフルな衣装でのダンスシーン…だけでいいのに何故か学園制服回想シーンもけっこう使われているのが少し謎。制服衣装は違うとはいえ「名残り桜」「向かい風」でも学園制服回想やってるのにまだやるの?っていう。






コメント