冬花火/浅岡雄也

2024年1月25日(表記上の発売日)
2025年1月1日(DL配信)
公式通販・ライブ会場限定

5ヵ月ぶりの新作。12月13日に発売を告知、2025年1月25日の浅岡雄也56thBirthdayLiveにて販売開始、通販は1月10日以降と発表していたが何故か年末には発送され(レターパックプラスなので恐らく発送翌日の)12月30日には到着した。

告知と同時に前作のDL/ST配信を開始。今作も初めて公式表記1月25日より早い1月1日にはDL配信開始となり、これまで緩やかに抵抗していた配信に本格的に踏み切る決意をした模様。とはいえさすがにCDより遥かに早いST配信はしたくなかったようでDL配信のみとしている。

ただCDで出しても売れないのはここ最近の連続大幅値上げのせいだと思うんだけど…1500円→2000円→2500円と来て今作は前作より1曲減らして事実上値上げの2500円+80円値上がりしたレターパックプラス送料600円で3100円で完全にアルバムの値段。そのアルバムも急に6000円になったんだからそりゃ残されたファンでも買わなくなるって。取り扱いがド不便で値上げ繰り返すレターパックプラス(日時指定ができない受け取りサイン必須、平日でもガンガン真昼間不在の時に配達しに来るので再配達確実)だったら、ポスト投函のクリックポストやゆうパケット契約の方がもういいのでは…(T川さんなんてクリックポスト以下の配送品質でクリックポストより高いので知っている人なら誰も使わない土日配達の無い定形外郵便で送ってくるぞ…)。

新曲2曲+表題曲INST+C/WのRemix+2曲のVox Onlyと若干変則的な収録内容となり、C/W「Hello Good-bye」はINSTが収録されず代わりにリミックスとなっている。DL配信版では2曲+リミックスの3曲仕様。

なお本人が20thシングルと銘打っており、メジャーで6枚、自主制作以降pre-productionsで4枚、どう見てもシングルなのにミニアルバムと言い張って「世界の真ん中で」~「Only Lonely」まで4枚、「ダウト/七色」以降はシングルや新曲と言うようになり今作で10枚なのでpre-productionsはノーカウントでミニアルバム4枚がやっぱりシングルカウントだったって言う事で6+4+10で20枚目という事になる。

1.冬花火

編曲は馬場一嘉、弦編曲は鈴木達也。しかし弦楽器奏者のクレジットは無く、ギター&プログラミングが馬場一嘉、PfとしてYYI_SZK、シンセベースで浅岡雄也、ドラムに鈴木達也となっているのでストリングス風の音色はシンセと思われる。

聞かせる系統のミドルウィンターポップ。イントロやアウトロのピアノ演奏ではしっとり聞かせ、平メロでは落ち着いた雰囲気、サビでは爽やかで明るい雰囲気に開けるという緩急のつけ方が秀逸でバラードではなくストレートにメロディーの良さを押し出して聞かせる近年の中では1つ抜けていいなと思える久々に残りそうな1曲といった印象。Vox Onlyを収録するようになってからわざとガラガラ声になっていたりラフな部分も気になっていたが今作はそのようながなり気味の歌い方をしたり、今となっては少しキツメの高音もないためか、Vox Only音源でも安定感がある。
★★★★☆

2.Hello Good-bye

編曲は浅岡雄也&馬場一嘉。ギター&プログラミングが馬場一嘉、PfとしてYYI_SZKのみ。打ち込み主体のポップス。落ち込んでいる相手をひたすら前向きに励ましまくる女性リスナー向けのようなラブソング。90年代的な打ち込みが目立っていたが今作では振り切って80’sっぽい打ち込みになっているような…。
★★★☆☆

4.Hello Good-bye(Remix)

3曲目は「冬花火(INST)」で4曲目に収録。RemixはCrock&uyax名義。より趣味性の強い電子サウンドといった感じ。
★★★☆☆

公式通販限定

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