2024年9月11日
2024年9月1日(単曲先行配信)
初登場3位 売上13.2万枚
9ヵ月ぶりのシングル。2018年から続いたシングル年1ポッキリループを昨年2枚出せてようやく脱したかに思われたが9月で1枚目って事は今年はまた…。
Type-A,B,劇場盤の3種発売。A,Bは3曲目が異なり、劇場盤は共通2曲のみなので全4曲。
Type-Aは「「田中美久 卒業コンサート ~10年分の感謝を込めて!みんなで一緒にみくもんもん~」ドキュメンタリー」DVD付。
Type-Bは「HKT48 春のコンサート2024~ホップ・ステップ・ジャンプ~」ドキュメンタリー(福岡市民会館 夜公演/LINE CUBE SHIBUYA 夜公演)DVD付。
前作でMV収録が廃止され、2作連続でライブドキュメント(前作は2つとも卒コンドキュメント)のみとなった。
発売後の9月28日の卒コンで松岡はなが卒業、最終参加作となった。2014年にバイトAKB企画での活動を経て2015年にドラフト2期生として加入、翌2016年16歳で8th「最高かよ」で一気に表題曲センター、10th「キスは待つしかないのでしょうか?」でもセンターとなり次世代エース筆頭格のような扱いだったがそれっきり表題センターから遠ざかっていた。2022年後半よりチームKIVキャプテンに任命されていたものの、今作でも特に卒業演出は無い。Wセンターを除くと表題単独センター2回以上の経験者は最多3作が兒玉遥、2度の松岡はな、指原莉乃、矢吹奈子が3人並ぶ2位となるんだけど…。初代単独センター、続けてWセンター2回と3rdまで連続センターだったがそこからは一気に序列が落ちた田島芽瑠に扱いが近いのか。
1.僕はやっと君を心配できる
センターは石橋颯、竹本くるみ。2人とも2作連続のWセンターとなる。同じメンバーで2作連続Wセンターは2nd→3rdの田島芽瑠・朝長美桜以来。
作曲は三谷秀甫、編曲は三谷秀甫、藤代佑太郎。アレンジは共同名義だが48系列直近の前作に当たる8月28日に出たばかりのNGT48「一瞬の花火」の三谷秀甫が連続表題曲担当。C/Wへの提供はあったがHKT48での表題は初か。直近48系列で連続起用されただけあって、耳に残る良メロ系。「チートデイ」あげるから交換してくれよ…という勢い。引きこもり脱出啓発的な内容(超雑訳)の歌詞もメッセージ性が強い。ていうか前回バケツを被っていたとは思えないほどの変貌っぷりで急にシリアスに大人っぽい佇まいになっているんだけど路線変更?48系でこの路線やるならSKEかNMBかというイメージではあった。
★★★★☆
2.こんな時代に…
HKT48 栄光のラビリンスCM選抜2024。1~13位→ワイルドカード1位2位の順。2020年から5回目だが10月でサービス終了によりこの企画も最後らしい。
作曲は三谷秀甫、編曲は三谷秀甫、藤代佑太郎で表題曲と同じ。C/Wにまで連投。ここに来て作詞家のマイブームになっているのか…?ブラス歌謡ロックっぽい作風で”今の僕らが何か変えなきゃこの国は滅びるぞ”とまで迫る若者への力強い言葉のメッセージソング。櫻坂46のC/Wにありそうな曲だが、同じように”僕らの国は滅びる”と出生率低下に言及した「愛し合いなさい」よりは幅広く受け入れられる歌詞なのでは。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.Lonely subway
Team H曲。
作編曲は中村泰輔。46系では採用が多いが、48系には2017年のAKB48のC/Wくらいしか無かったんじゃないだろうか。NGT48も今作のHKT48も作風が46寄りに感じられる一方で46本体が少しハズした曲が多めなのはわざとやっているのか…?オシャレな雰囲気のスタイリッシュなクール系。これも櫻坂46のC/Wのユニット曲なんかでやってそうな作風。
★★★☆☆
Type-Bのみ
3.最強アイドルよろしく!
チームKIV曲。
作編曲は中村歩,菊池博人。今作で唯一HKT48っぽい感じのアイドル元気ロック路線。全体には大人っぽいカッコいい方向性にシフトチェンジしたような路線変更の印象が残るシングルになったが4曲4様で最後に王道っぽい曲もあってバラバラながらバランスはいい。
★★★☆☆
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