2023年1月18日
通常盤
初登場1位 売上18.7万枚
半年ぶりのシングル。年は明けたがデビュー25周年イヤー第3弾シングルとされている。25周年の期間は「硝子の少年」発売日から25周年となる2022年7月21日~2023年7月20日を厳密には意味するため間違いではないが、第1弾「高純度romance」は22年3月リリースで25周年期間前であったため、第1弾を銘打った時と第3弾を銘打った時では定義を変えたという事に…。
初回盤AはC/W「グッバイ・カウント・ダウン」(少年隊のカバー)と「The Story of Us -Backing Track-」収録、「The Story of Us」Music Video & Making収録Blu-ray付、DVD付の2種。
初回盤BはC/W「…。」(光GENJIのカバー)と「The Story of Us-Backing Track-」収録、「Documentary of Us ~The Story of Us が生まれる瞬間~」収録Blu-ray付、DVD付の2種。
通常盤はC/W「Endless Promise」「妙なMotion」収録。
A,Bは初の先輩カバー2曲となり、新曲ではないものの、C/Wのカラオケを2010年の「Family~ひとつになること」以来久々に用意して複数商法に使用したため歌入りであれば通常盤で全曲揃った前作から一転して3種全て楽曲違いで前々作に逆戻りした。
また表題曲カラオケ(Backing Track)は初回盤Aのみに収録というのが慣例となっていたが、今作では初回Bにも同じ表題曲カラオケ(Backing Track)が収録された。同じ表題曲カラオケ(Backing Track)が2種以上に収録されたのは2010年の「Family~ひとつになること」以来(初回にも通常にも収録)である。「まだ涙にならない悲しみが/恋は匂へと散りぬるを」はAとBでそれぞれのカラオケ収録、それ以外は初回盤1種の時は初回盤、A,Bになって以降はAのみで徹底されていた。
1.The Story of Us
作詩作曲:KinKi Kids、編曲:363820
363820は宗本康兵と森田 “Jouhnny”貴裕とのユニット。エレキギターは堂本剛の単独演奏。アコースティックギター、ピアノ、ホーン、ストリングスが使用されているがホーンは単独名義になっていて複数人の参加ではない。2人の共作は吉田拓郎らにギターや作曲を教わった初期からやっていたが基本的に分業で行っていたため、作詞作曲がKinKi Kids名義になるのは初。前作の作詞:KinKi kidsに続いて作曲もこの名義になるとは…。
静かに始まり徐々に壮大に盛り上がっていくメロディアスなナンバー。広がっていくサビのメロディーが爽快で、ソロで好き放題やっているのもあると思うんだけど、なんだかんだKinKi Kidsとして作曲する時の2人の作家としての底力は凄い。ちゃんとKinKi Kidsらしい最大公約数で求められる曲に仕上げてくるからな…。
2番で“僕は思う(ひとりじゃない)”という2人の1番最初のソロ曲のタイトルが歌詞に登場し、入れ替えて歌唱(剛が「僕は思う」、光一が「ひとりじゃない」と歌っている)している演出は「金田一」「銀狼」世代にとっては実に熱い。YouTubeでキーが高くて無理と言っていた「夏の王様」をやったりもしていたが、今までもだけど今まで以上にファンサービスしてくれているんだなとも感じる。
★★★★☆
通常盤のみ
2.Endless Promise
作詩:堂島孝平、作編曲:星部ショウ
スタイリッシュ系の打ち込みナンバー。憂いのあるメロディーもなかなかいい感じの普通にいい曲。星部ショウってハロプロの作家だけど何故唐突にこんなところに提供を…。普通にいい曲。
★★★☆☆
通常盤のみ
3.妙なMotion
作詩:ヨリキ,炭竃智弘、作編曲:炭竃智弘
よりスタイリッシュ系に特化した感じの打ち込みナンバー。サビで繰り返される“なんか妙なMotion”がなんか妙に耳に残る。普通にいい曲。
★★★☆☆
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